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国際特許分類[B22D11/07]の内容

国際特許分類[B22D11/07]に分類される特許

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【課題】潤滑材を低減しても高速鋳造を安定して円滑に行うことができ、ブレークアウトや潤滑材反応生成物の発生も抑制し、鋳塊不良を大幅に減らす。
【解決手段】溶湯受部250内の合金溶湯255を鋳型201の一端から鋳型201内に供給してアルミニウム合金鋳造棒を製造する連続鋳造装置を、溶湯受部250と鋳型201の一端との間に配置され、溶湯受部250と鋳型201とを連通する注湯用通路211を有する断熱部材2(2a,2b)と、その断熱部材2(2a,2b)に沿って設けられ、注湯用通路211と一体の通孔を有する仕切り層2cとからなる耐火断熱性を有する耐火物製板状体210を備えて構成し、鋳型201を水平状に配置し、仕切り層2cは、潤滑材および気化した潤滑材を通さない材料とする。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造鋳片の不均一凝固に伴う縦割れとオシレーションマーク底部に発生する横割れを防止する。
【解決手段】継目無鋼管の素材となる、鋼中の炭素濃度が0.08質量%以上、0.18質量%以下の丸断面連続鋳造鋳片の鋳造において、1573Kにおける粘度が0.2Pa・s以上、0.8Pa・s以下のモールドパウダーを使用し、2.0m/min以上、4.0m/min以下の速度で連続鋳造して、鋳型と鋳片間の摩擦力を60kN/m2以下にする。
【効果】鋳片品質と操業能率の向上を両立することができる。 (もっと読む)


【課題】鋳型の内壁面と凝固シェルとの間の潤滑を改善し、表面性状の優れたスラブを安定に鋳造可能な溶融金属の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳造するスラブの幅方向の内幅が800mm以上、かつ厚み方向の内幅が150mm以上の鋳型15を取り囲むように配置、又は鋳型15内に埋設されたソレノイド式電磁コイルに、周波数が30Hz以上300Hz以下を満たす交流電流を通電し、鋳型15内の溶融金属16に、メニスカス17位置から鋳造方向に少なくとも400mmまでの範囲に形成される磁束密度の最大値が300ガウス以上5000ガウス以下を満たす電磁力を印加しながら鋳造を行う溶融金属の連続鋳造方法であり、電磁力の印加時に、溶融金属16のメニスカス17上面を覆う溶融パウダー18層の最小厚みを7mm以上確保しながら連続鋳造を行う。 (もっと読む)


【課題】 鋳造される鋼鋳片のオシレーションマーク深さを予測する指標を新たに設定し、該指標に基いて鋳型振動条件を設定することによって、鋳型の振動波形が正弦波形または偏倚正弦波形の何れであっても、鋳片のオシレーションマーク深さを表面欠陥の原因とならない範囲内に浅くすることのできる、連続鋳造用鋳型の振動方法を提供する。
【解決手段】 鋳型を正弦波形または偏倚正弦波形で振動させて鋼を連続鋳造するにあたり、鋳型振動のネガティブストリップ距離をNSL、ネガティブストリップ時間をtn、ポジティブストリップ時間をtpとしたときに、NSL、tn及びtpにより下記の(1)式によって定義される特性値Zが、経験的に鋳片の表面品質上で問題のない値以下となるように、鋳型の振動条件を設定する。
特性値Z=NSLA×(tp/2+tn)0.5…(1) (もっと読む)


【課題】本発明は、高品質の製品鋼材を得ることの可能な溶鋼の連続鋳造方法を提供することを目的としている。
【解決手段】水冷鋳型に溶鋼を連続的に注入し、別途投入したモールド・パウダで該溶鋼を覆うと共に、該溶鋼を電磁力で攪拌し、生成した凝固殻を前記鋳型から下方に引き抜きながら冷却を続け、完全に凝固した長尺の鋼鋳片とするに際して、モールド・パウダの溶融層の厚みを常時測定し、該測定値を予じめ定めたモールド・パウダの溶融層の厚みと該鋼鋳片もしくは該鋼鋳片を圧延して得た製品鋼材の欠陥発生率との関係に照らし、該鋼鋳片もしくは製品鋼材の欠陥発生率が所望値以下になるように、前記水冷鋳型での溶鋼の鋳造条件を変更してモールド・パウダの溶融層の厚みを調整する。 (もっと読む)


本発明は、タンディッシュの溶鋼から発生する廃熱を回収してモールドパウダーを予熱および乾燥できるようにしたタンディッシュ廃熱を用いたモールドパウダー供給装置に関する。その構成は、一側面がタンディッシュの上部から発生する輻射熱を吸収するようにタンディッシュ周囲に隣接したフレームに取り付けられるパウダーホッパーと、パウダーホッパーの内部に充填されたモールドパウダーを攪拌する攪拌手段と、パウダーホッパーの下部に連結され、パウダーホッパー内のモールドパウダーをモールドの内部に供給する供給管とに大別される。これによれば、本発明は、モールドパウダーを乾燥させるのに必要なエネルギとしてタンディッシュの廃熱を利用するのでエネルギを節減することができ、パウダーホッパーの設置空間に対する空間活用性を増大できる有用な効果を有する。 (もっと読む)


【課題】 Al含有量が0.70%以上である高Al含有鋼の連続鋳造において、鋳込み初期から常に安定して良好な鋳片を製造し、この鋳片から得られた鋼製品の表面疵不良の発生を抑制する方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、全カーボン量≦5%、45%≦SiO2≦55%、Al23≦10%、15≦CaO≦30%、Na2O≦15%、F≦10%、MgO≦10%、Li2O≦5%からなる組成Aのモールドパウダーを鋳込み初期にモールド内に散布し、鋳込み開始後の1ヒート以内にAl23≦10%、15≦CaO≦30%、Na2O≦15%、F≦10%、MgO≦10%、Li2O≦5%からなる組成Bのモールドパウダーをモールド内に追加散布して鋼を連続鋳造する高Al含有鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】Al−Mg合金であっても、連続鋳造された鋳塊の表面品質が良好であり、そのような鋳塊を安定して連続鋳造することが可能な連続鋳造用鋳型および連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】Al−Mg系合金の連続鋳造に使用される連続鋳造用鋳型1であって、両端に開口する開口部3を設け、開口部3の一端をAl−Mg系合金の溶湯Mの注入口、開口部3の他端をAl−Mg系合金の鋳塊の取出口とする熱伝導性材料からなる筒状の金型本体部2と、金型本体部2の内周面2cに設けられ、黒鉛からなる筒状のライナー部7とを備え、ライナー部7の内周面7aの溶湯Mと接触する部分に、平均粒子径1μm以下のカーボン粒子と有機系接着剤とを含むカーボン溶液が塗布された塗布部7bを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アルミニウムの連続鋳造を行う際にアルミニウム溶湯と鋳型間の潤滑性に優れ、潤滑油が水と混合した状態においてエマルション化し難く、エマルション化した後においても、油水分離性に優れ、冷却水中の油分を容易に低減できるアルミニウム連続鋳造用鋳型潤滑油、及びそれを用いたアルミニウム連続鋳造方法を提供すること。
【解決手段】40℃の温度において300〜2000cStの動粘度を有する高粘度鉱物油からなる基油60〜90%(質量%、以下同じ)と、スルホン酸金属塩及びカルボン酸金属塩から選ばれた少なくとも1種以上からなる油性剤10〜40%とを含有する。 (もっと読む)


【課題】種々の鋼種について、安定的かつ確実に、鋳片中心部でのセンターポロシティの発生を低減し、鋳片の内質改善効果を発揮できる小断面鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】単孔を備えた筒状の浸漬ノズルを用いて溶鋼を鋳型内に注入し、横断面積が500cm2以下のビレットを鋳造する連続鋳造方法であって、渦流式鋳型内湯面レベルセンサを用いて鋳型内における溶鋼の湯面レベルを計測し、その計測値に基づいて湯面レベルを制御するとともに、電磁攪拌を付与して鋳型内における溶鋼の流動を調整し、メニスカスから所定の長さの範囲内に凝固末期冷却帯を設けて、鋳片の中心部固相率が0.3〜0.99までの領域が凝固末期冷却帯内に入るように鋳造速度を調整し、二次冷却帯での比水量、凝固末期冷却帯の入口における鋳片表面温度、凝固末期冷却帯での冷却水の水流密度を適正化した小断面ビレットの連続鋳造方法である。 (もっと読む)


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