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国際特許分類[B22D13/02]の内容

処理操作;運輸 (1,245,546) | 鋳造;粉末冶金 (29,309) | 金属の鋳造;同じ方法または装置による他の物質の鋳造 (13,454) | 遠心鋳造;遠心力の利用による鋳造 (219) | 縦軸のまわりに回転する鋳型中での細長い中実または中空体,例.パイプ,の製造 (104)

国際特許分類[B22D13/02]に分類される特許

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【課題】Al−Si系合金の溶湯を遠心鋳造する際、微細化材の微細化能が低下して初晶Siが粗大化することを回避する。
【解決手段】Al−Si系合金の溶湯Lを溶湯保持炉からラドルによってポット40に移液し、次に、トラフ36に移液する。このトラフ36に収容された溶湯Lに対して微細化材であるリン粉末PWを添加し、その直後に、該溶湯Lを円筒状金型22の内部に導入する。換言すれば、溶湯Lは、微細化材が添加された直後に遠心鋳造に供される。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックとの間の接合強度が確保され、且つ内周壁の耐摩耗性が良好なシリンダスリーブを設ける。
【解決手段】先ず、遠心鋳造装置20によって、シリンダブロックとの線膨張係数との差が比較的小さいAl−Si系合金、例えば、ADC12からなる外側円筒形状体14を設ける。次に、所定時間が経過して好ましくは外側円筒形状体14の温度が状態図の液相−固相線以下となった後、円筒状金型22の回転を続行させながら外側円筒形状体14の内周壁側に溶湯L2を導入して内側円筒形状体12を形成する。外側円筒形状体14は、溶湯L2が冷却固化する際に冷やし金(チラー)として機能する。なお、溶湯L2としては、外側円筒形状体14をなすAl−Si系合金に比して耐摩耗性に優れるもの、例えば、Al−17〜23%Si系合金が選定される。 (もっと読む)


【課題】遠心鋳造によって円筒形状体を設ける際、内部欠陥を内周壁側に偏在させる。
【解決手段】Al−Si系合金の溶湯Lを円筒状金型12の内部に供給する注湯管24は、4本の棒状ヒータ26によって囲繞されている。溶湯Lが円筒形状体60を形成すると、この円筒形状体60は、内周壁側から棒状ヒータ26で加温される。このために内周壁側の冷却速度が小さくなるので、溶湯Lに気泡が生じた場合であっても、該気泡は、円筒形状体60が固化する前に遠心力によって内周壁側に移動する。この現象が進行しながら、円筒形状体60が冷却固化する。その後、内周壁側からの削り出しが行われ、前記気泡に起因する欠陥が存在する部位が除去される。 (もっと読む)


【課題】微細な初晶Siが略一様に分散したAl−Si系合金製の中空部材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】先ず、遠心鋳造装置20によって、例えば、AC9A相当材からなる外側円筒形状体14を設ける。次に、所定時間が経過して好ましくは外側円筒形状体14の温度が状態図の液相−固相線以下となった後、円筒状金型22の回転を続行させながら外側円筒形状体14の内周壁側にAC9A相当材の溶湯Lを導入して内側円筒形状体を形成する。外側円筒形状体14は、溶湯Lが冷却固化する際に冷やし金(チラー)として機能する。 (もっと読む)


【課題】Al−Si系合金を含む中空部材を設ける際、初晶Siを直径方向に沿って略均等に分散させるとともに微細化を図る。
【解決手段】遠心鋳造装置20の円筒状金型22を好適にはGNo.30以上として回転させながら粉末を導入し、該粉末からなる外側円筒形状体14を設ける。次に、円筒状金型22の回転を続行させながら外側円筒形状体14の内周壁側に溶湯Lを導入し、内側円筒形状体12を形成する。外側円筒形状体14は、溶湯Lが冷却固化する際に冷やし金(チラー)として機能する。 (もっと読む)


【課題】微細な初晶Siが略一様に分散したAl−Si系合金製の中空部材を作製する方法を提供する。
【解決手段】先ず、遠心鋳造装置20を構成する円筒状金型22の内部に、アルミニウム又はADC12等のアルミニウム合金からなる外側円筒形状成形体14を挿入する。次に、円筒状金型22を回転させながら外側円筒形状成形体14の内周壁側にAl−23%Si系合金等のAl−Si系合金の溶湯Lを導入して、内側円筒形状鋳造体を形成する。外側円筒形状成形体14は、溶湯Lが冷却固化する際に冷やし金(チラー)として機能する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム又はアルミニウム合金からなる中空部材を遠心鋳造によって設ける際、内部欠陥を内周壁側に偏在させる。
【解決手段】円筒状金型12の内部に塗布する塗型材の骨材として、熱伝導率が1.0W/mK以上、より好ましくは70W/mK以上、さらに好ましくは120W/mK以上であり、且つ水に添加して撹拌を行い、撹拌を停止した後に12時間を経過したときに沈殿が生じないもの、好適には炭素を採用する。前記塗型材には、このような骨材の他、粘結材、界面活性剤が溶媒である水に混濁されてなる。この塗型材を塗布した後、アルミニウム又はアルミニウム合金の溶湯を円筒状金型12の内部に導入する。 (もっと読む)


【課題】 ガラス繊維などを多量に添加した樹脂などを成形する射出成形機用シリンダは高耐摩耗性が要求される。そのため、成形機用シリンダのライニング層に、炭化タングステンなどの硬質粒子を分散させたシリンダが使用されている。しかし、ライニング層中に硬質粒子を多量に含有させると、被削性が著しく劣る。
【解決手段】 本発明の成形機用シリンダは、ライニング層がニッケルを含む基地と、金属タングステン中に炭化タングステンが分散した硬質粒子とにより構成されていることを特徴とする。また、硬質粒子中の炭化タングステンの含有量が面積率で20〜80%、ライニング層に占める前記硬質粒子の含有量が面積率で20〜80%、硬質粒子の最大長さが250μm以下、ライニング層に硼化タングステンを面積率で5〜20%含むことを特徴とする。 (もっと読む)


所定の融解温度を有する溶解金属材料を準備し、溶解金属材料の融解温度よりも高い融解温度を有する強化材料を溶解金属材料に混ぜ、鋳型に溶解金属材料を注ぎ、強化材料が鋳型において所定の位置を占め、これにより鋳造部品において所定の位置を占めるように強化材料に力を加え、溶解金属材料を凝固させる、低融点鋳造部品を強化する方法。
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【課題】従来の鋳鉄材料に比べ、より優れた切削加工性能を備え、特にシリンダライナの用途に好適な鋳鉄材料の提供を目的とする。
【解決手段】上記目的を達成するため、炭素が2.9質量%〜3.6質量%、ケイ素が2.0質量%〜2.5質量%、マンガンが0.5質量%〜1.0質量%、リンが0.03質量%〜0.3質量%、硫黄が0.01質量%〜0.13質量%、銅が0.03質量%〜0.6質量%、クロムが0.03質量%〜0.3質量%、スズが0.001質量%〜0.3質量%及び/又はアンチモンが0.001質量%〜0.2質量%であり、残部が鉄及び不可避的不純物からなることを特徴とし、図に示すような鋳鉄組織を備えるA型黒鉛を含む鋳鉄を採用する。そして、このA型黒鉛を含む鋳鉄を用いた高品質のシリンダライナを提供する。 (もっと読む)


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