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国際特許分類[B22F3/26]の内容

国際特許分類[B22F3/26]に分類される特許

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粉末冶金混合物は、55〜90%の鉄系マトリックス粉末および45〜10%の硬質相粉末を含む(不可避的不純物を除く)組成を有している。ここで、45〜10%の硬質相は、少なくとも30%のFeと、C、Cr、Co、Ni及びWの各元素の少なくともいくつかとの組成(不可避的不純物を除く)を有し、該元素の重量%がFeのwt%との総計が100%になるように下記範囲、1〜3%のC、20〜35%のCr、2〜22%のCo、2〜15%のNi、及び8〜25%のWから選択される、組成を有している。物品(理想的には、バルブシートインサート)に焼結される前の混合物の最も好ましい組成は、(不可避不純物を除いて)、35%の硬質相および65%のマトリックスを含み、2%未満の一種以上の機械加工助剤および固体潤滑剤が加えられてもよい。ここで、硬質相の組成は、2.2%のC、29.1%のCr、4.9%のCo、5.3%のNi、および20.2%のWを含み、残部がFeであり、マトリックス成分は、−高クロム鋼粉末(例えば、18%のCr、12%のNi、2.5%のMo、残部がFe)、−低合金鋼粉末(3%のCu、1%のC、残部がFe;3%のCr、0.5%のMo、1%のC、残部がFe;4%のNi、1.5%のCu、0.5%のMo、1%のC、残部がFe;4%のNi、2%のCu、1.4%のMo、1%のC、残部がFe)、工具鋼粉末(5%のMo、6%のW、4%のCr、2%のV、1%のC、残部がFe)、または焼結中に銅溶浸プロセスと併せて用いられる前述の低合金鋼粉末の1つである。前述したような混合物を焼結することによって、低モリブデン含量を有し、これによって、同様の耐摩耗性を有する従来の焼結材料よりも著しく安価となる、高信頼性の耐摩耗性物品を得ることができる。
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【課題】後加工不要であり、かつ安価なゲルマニウム皮膚当接健康器具およびその製造方法を提供することにある。
【解決手段】健康器具をGe:3〜15質量%を含み、残部がTiまたはTiとGeとの合金および不可避不純物である焼結合金により構成する。またその製造方法はゲルマニウム粉末:3〜15質量%および残部がチタン粉末からなる混合粉末を、所望の形状に圧粉成形した後、1100〜1300℃の焼結保持温度で焼結し、少なくとも800℃から焼結保持温度までの温度範囲における昇温速度を10℃/分以下とすることが望ましい。 (もっと読む)


摩擦撹拌工具は、回転軸と、粉末金属材料から作られる溶着チップとを有する。
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【課題】
磁石材を結着材で結着した磁石において,希土類ボンド磁石の磁気特性の向上かつ低コスト化の両立が課題である。
【解決手段】
上記課題を解決するために、樹脂を含有させないで希土類磁石用磁粉単体で冷間成形を行うことで磁石の磁気特性の向上を図り、その後磁石の強度を確保するために低粘度のSiO2 前駆体を磁石成形体中に含浸し熱硬化することで磁気特性の向上かつ低コスト化の両立させた希土類ボンド磁石を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 鉄部材の熱変形を防止することができ、鉄部材とアルミニウム合金からなる鋳ぐるみ層とを強固に結合、一体化することが可能な鉄部材の鋳ぐるみ方法を提供する。
【解決手段】 鉄部材をアルミニウム合金で鋳ぐるむ方法であって、鉄粉末を焼結して鉄粉末焼結体となす工程と、前記鉄粉末焼結体を加熱する工程と、前記鉄粉末焼結体に溶融アルミニウム合金を加圧浸透させる工程と、前記加圧浸透により得られた鉄部材の外側に付着したアルミニウム合金を所望の鋳ぐるみ層を残して研削する工程と、を含むことを特徴とする鉄部材の鋳ぐるみ方法。 (もっと読む)


【課題】静粛性、低トルク、高耐久性を兼ね備え、容易かつ安価に製造することができる焼結機械部品を提供する。
【解決手段】表面に開孔部分を有する焼結金属からなる焼結機械部品であって、焼結金属に混和ちょう度 400 以上である液状のグリースを含浸し、焼結金属は銅系焼結金属、鉄系焼結金属および鉄銅合金系焼結金属から選ばれた少なくとも一つの焼結金属であり、焼結金属の表面開孔率が 20%〜35% であり、液状のグリースは、基油に増ちょう剤をグリース全体に対して 0.5 重量%〜5 重量%配合し、液状のグリースの増ちょう剤は、金属石けんまたはウレア化合物である。 (もっと読む)


【課題】含浸樹脂の硬化に伴う収縮現象で生じる気孔内隙間をより縮小又は閉塞した焼結動圧軸受を少ない工程で、比較的容易に品質を保って安定製造可能にする。
【解決手段】多孔質焼結体の気孔中にアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルを主成分とする嫌気性樹脂のモノマーを含浸させる樹脂含浸、多孔質焼結体に付着した余剰の樹脂を洗浄する余剰樹脂洗浄、樹脂洗浄後の多孔質焼結体を樹脂の硬化温度以上に保持して気孔内に含浸した前記嫌気性樹脂のモノマーを硬化させる樹脂硬化を順に行う樹脂封孔工程を有する焼結動圧軸受の製造方法において、前記樹脂封孔工程を複数回行うとともに、少なくとも最後の樹脂封孔工程における樹脂含浸操作を0.1〜1質量%の有機過酸化物を含有する嫌気性樹脂のモノマーを用いて行う。 (もっと読む)


【課題】CNGエンジンやヘビーデューティーディーゼルエンジン等の高負荷エンジン環境において、優れた高温耐摩耗性を発揮する耐摩耗性焼結合金およびその製造方法を提供する。
【解決手段】基地中に、組成がMo:20〜40質量%、Cr:7〜9質量%、Si:2〜3質量%、および残部:Coと不可避不純物からなりCo基合金基地中にモリブデン珪化物を主とする析出物が群状に一体となって析出した硬質相が5〜40質量%と、少なくともCr:4〜25質量%を含有するとともにFe−Cr系合金基地中にクロム硫化物粒子が群状に析出した潤滑相:5〜20質量%とが分散するとともに、硬質相の周囲にCr硫化物が分散する組織を備える。 (もっと読む)


【課題】気孔内の隙間をより縮小又は閉塞した焼結動圧軸受を、少ない工程でかつ品質を低下することなく安定した製造を可能にする焼結動圧軸受の製造方法、および潤滑油吸収がより少ない焼結動圧軸受を提供することを目的とする。
【解決手段】原料粉末を圧縮成形する成形工程と、前記成形工程により得られた成形体を焼結する焼結工程と、前記焼結工程により得られた多孔質焼結体の気孔に液状の樹脂を含浸し、前記液状の樹脂を気孔中で硬化して封孔処理する樹脂含浸工程と、を含む焼結動圧軸受の製造方法において、前記多孔質焼結体は、気孔率が5〜20%であり、かつ20質量%以上のCuを含有するとともに、前記液状の樹脂は、アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルを主成分とし、0.1〜1.0質量%の有機過酸化物を含有する嫌気性樹脂のモノマーである焼結動圧軸受の製造方法。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノチューブ等に代表されるナノ炭素繊維を強化繊維として使用した場合においても、これら強化繊維を金属マトリックス中に高含有率で均一に分散・配向させることができ、諸特性に優れた複合材を形状に制約なく作製するための金属基複合粉体と、その製造方法、さらにはこのような複合粉体を用いた金属基複合材の製造方法と、そのような金属基複合材を提供する。
【解決手段】金属から成り、不定形をなす母粒子11の表面や内部に、短繊維から成る子粒子12を固着させて金属基複合粉体10とし、これを出発原料として押出し加工や粉末冶金などの手法によって金属基複合材を製造する。 (もっと読む)


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