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国際特許分類[B23K103/10]の内容

国際特許分類[B23K103/10]に分類される特許

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【課題】 水系アルミニウムろう付け用組成物において、ケン化時の水への溶解性を損なうことなく、ろう付け後の外観を良好に確保する。
【解決手段】 (A)メタクリル酸エステル系重合体の水溶性ケン化物と、(B)非反応性フラックスと、(C)水溶性アルコールと、(D)水とを含有する水系アルミニウムろう付け用組成物において、上記(A)の重合体の酸価が1〜19であり、且つ、上記成分(A)の含有量(固形分換算)が3〜15重量%、同じく成分(B)が25〜50重量%、成分(C)が35〜55重量%、成分(D)が5〜15重量%である水系アルミニウムろう付け用組成物である。バインダ樹脂の酸価を低めに設定しながら、水溶性アルコールの配合比率を高めに調整するため、ケン化後の水への溶解性を担保してろう付け後の外観を確保できる。 (もっと読む)


【課題】 金属薄板積層部材の破損や脆弱化を防止する。
【解決手段】 金属薄板を積層してなる金属薄板積層部材20をアンビル1によって水平に支持し、金属薄板積層部材上面と超音波発振ホーン4との間に、保護用金属薄板3を介在させつつ、超音波発振ホーンによって金属薄板積層部材20を励振する。
超音波発振ホーンは、保護用金属薄板のエッジ部3Eによって、金属薄板積層部材20に大きな面圧、応力が生じないように、保護用金属薄板3に対して位置決めされる。
経験的には、図2に示すように、保護用金属薄板3のエッジ部3Eから超音波発振ホーン4の外周までの距離weを0.5mm以上に設定し、超音波発振ホーン4の幅に対応する溶接領域Wを溶接したときに、良好な溶接品質が得られている。 (もっと読む)


【課題】優れたろう付け性能を実現し得るフラックスからなる溶射皮膜を、良好なる密着性及び溶射効率をもって形成することが可能な、ろう付け用アルミニウム材の有利な製造方法を提供すること。
【解決手段】アルミニウム材10として、表面粗さ(Ra)が2μm以下とされたものを用い、このアルミニウム材10を100〜600℃の温度に保持した状態下において、フレーム溶射法にて、その表面12に、フッ化物系フラックス粉末40を溶射して、かかるフラックスからなる溶射皮膜16を形成せしめた。 (もっと読む)


本発明は、ロウ付けのためのサイドイッチ材料を作るための方法に関し、
−(重量%による): 0.5〜2.0% Mn, < 1.0% Mg, < 0.2% Si, < 0.3% Ti, < 0.3% Cr, < 0.3% Zr, < 0.2% Cu, < 3% Zn, < 0.2% In, < 0.1% Sn and < 0.7% (Fe+Ni), 残りはAl 及び<0.05%のそれぞれ避けられない汚染物を含む第1合金のコア層を提供するステップ、
−(重量%による): < 0.2% Mn+Cr, < 1.0% Mg, 1.6〜5% Si, < 0.3% Ti, < 0.2% Zr, < 0.2% Cu, < 3 % Zn, < 0.2% In, < 0.1 % Sn 及び < 1.5% (Fe+Ni), 残りは Al 及び< 0.05%のそれぞれ避けられない汚染物を含む第2合金のバリア層を提供すること、
−それらを貼り付けてサンドイッチ材料を形成するためその層を一緒に圧延するステップ;
−コア層及びバリア層の両方中で、Si内容量が0.4〜1%に等しくなるように、予め定められた温度で、且つ予め定められた時間でサンドイッチ材料を熱処理するステップ;
−サンドイッチ材料を最終厚さまで圧延するステップ;
を含む方法。 (もっと読む)


【課題】ろう付け後強度が高く、耐孔食性およびろう付け性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材を提供する。
【解決手段】熱交換器用アルミニウム合金クラッド材1aは、芯材2と、芯材2の一面側に形成された犠牲材3と、芯材2の他面側に形成されたAl−Si系合金からなるろう材4とを備え、犠牲材3が、Ca:0.001〜0.01質量%、Zn:2.0〜10.0質量%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、芯材2が、Si:0.1〜1.5質量%、Mn:0.3〜2.0質量%、Cu:0.1〜1.0質量%、Ti:0.02〜0.30質量%を含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コア部を寝かせてろう付けしても高品質の熱交換器を製造できるとともに、ろう付け時に使う炉の選択自由度を高めることができる熱交換器およびその製造方法並びにろう付け用冶具を提供することを目的とする。
【解決手段】チューブエレメント2とフィン3とが交互に多数積層されているコア部4を備え、該コア部4のチューブエレメント2およびフィン3が一体的にろう付けされている熱交換器1において、コア部4の周囲に、ろう付け用冶具10が差し込まれ、該コア部4の垂れ、積層ズレを防止する冶具差し込み用の切欠き部5が設けられている。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム又はアルミニウム合金材と亜鉛メッキ鋼材とを溶接する場合に、溶接継手部の引張剪断強度及び溶接部界面の剥離強度を向上させることができる異材溶接用フラックス入りワイヤ並びに異材レーザ溶接方法及び異材MIG溶接方法を提供する。
【解決手段】フラックス入りワイヤ1は、アルミニウム又はアルミニウム合金材2と亜鉛メッキ鋼材3との異材レーザ溶接に使用される。フラックス入りワイヤ1は、Siを0.8乃至1.9質量%含有し、残部がアルミニウム及び不可避的不純物であるアルミニウム合金からなる筒状の皮材と、この皮材内に充填されフッ化セシウムを20乃至60質量%含有するフラックスとを有する。皮材中の不可避的不純物としては、Mn、Mg又はFeがあり、その含有量は夫々皮材の全質量あたり0.1質量%以下である。フラックスの充填率は、ワイヤの全質量あたり5乃至20質量%である。 (もっと読む)


【課題】心材に6XXX系合金を用いたアルミニウム合金ブレージングシートにおいて、ろう付時のろう拡散を抑制して良好なろう付けを実現し、且つろう付後に適切な時効処理を施すことにより優れた強度を有するアルミニウム合金ブレージングシート、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】心材の片面または両面にAl−Si系ろう材をクラッドし、前記心材が、Si:0.2〜1.0%(質量%、以下同じ)、Fe:0.03〜0.4%、Mg:0.1〜0.5%、Cu:0.05〜1.0%を有し、なおかつSi含有量SicとCu含有量Cucとで定まるX値:X=6×Sic+2.5×Cucが、2.0≦X≦6.0の関係を満足する組成であり、さらにMn:0.05〜0.3%、Zr:0.05〜0.3%、Cr:0.05〜0.3%のうち1種以上を含有し、残部Alと不可避的不純物からなるアルミニウム合金であり、その最終冷間圧延後の金属組織は、断面組織の観察において0.05μm以上1μm以下の金属間化合物を1μmあたり5個以上50個以下含むようにしてアルミニウム合金ブレージングシートを構成する。 (もっと読む)


【課題】ろう材をクラッドした面においてろう付け処理後にも高い耐食性が維持され、良好なろう付け性が得られるアルミニウム合金製ブレージングシートを提供する。
【解決手段】心材11と、前記心材11の一方の面に設けられる第1ろう材12aとを備えたアルミニウム合金製ブレージングシート10Aであって、前記ブレージングシート10Aの板厚は、150〜600μmであり、前記第1ろう材12aは、Siを含むアルミニウム合金からなり、ろう付け温度における液相率X(%)と、ろう材厚さY(μm)と、共晶Siの平均粒径Z(μm)とが、(1)30≦X<89、(2)23≦Y≦180、(3)1000≦X×Y≦12000、(4)Z≦Y/3、の関係を満たすことを特徴とする。 (もっと読む)


【目的】疲労特性に優れ、且つ優れた耐食性をそなえ、アルミニウム合金製熱交換器のチューブ材、プレート材の素材として好適に使用することができる熱交換器用アルミニウムクラッド材を提供する。
【構成】心材の片面に、該心材に対して犠牲陽極効果を有する皮材1をクラッドしてなるアルミニウムの2層クラッド材であって、心材が、アルミニウム純度99.0%以上、不可避的不純物の含有量が1.0%未満であり、不可避的不純物のうちのCu、Mn、Mgの含有量がいずれも0.05%以下の純アルミニウムからなることを特徴とする。 (もっと読む)


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