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国際特許分類[B23K103/10]の内容

国際特許分類[B23K103/10]に分類される特許

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【課題】フラックスや真空設備を必要とすることなく大気圧下でのフラックスレスろう付
けを可能にする。
【解決手段】Mgを0.1〜5.0%、Siを3〜13%含有するAl−Si系ろう材が最表面に位置するアルミニウムクラッド材を用いるろう付け方法であって、Al−Si系ろう材に含まれるSi粒子は、表層面方向で、0.8μm以上の径をもつものの内、1.75μm以上の径のものの数が25%以上で、1.75μm以上の径をもつものの面積率が対表面積で0.1〜1.5%であり、減圧を伴わない非酸化性雰囲気で、Al−Si系ろう材と被ろう付け部材とを接触密着させ、559〜620℃において、Al−Si系ろう材によりフラックスレスで接触密着部の密着面において芯材と被ろう付け部材とを接合するので、フラックスや真空設備を必要とせずに大気圧下でのフラックスレスろう付けが可能になる。 (もっと読む)


【課題】 アルミニウム製熱交換器において、フラックスを塗布せずに大気圧・不活性ガス雰囲気中でロウ付する方法を提供する。
【解決手段】 互いに接合される二部材のうち、少なくとも一方の部材の表面に、Al-Si系合金のロウ材層がクラッドされ、そのロウ材層中に0.5〜2mass%のMgを含有させることにより、前記部材の表面にフラックスを塗布せずにロウ付を可能とする。 (もっと読む)


【課題】フラックス塗布工程や真空設備等の導入運用コストを不要にして、フラックスレスで大気圧下においてろう付けを良好に行うことができるフラックスレスろう付方法を提供する。
【解決手段】Si:3〜13%、Mg:0.1〜5.0%を含有するAl−Si系ろう材3が芯材2にクラッドされて最表面に位置するアルミニウム合金ブレージングシート1を用い、減圧を伴わない非酸化性雰囲気で、前記Al−Si系ろう材3と被ろう付け部材4を接触密着させ、ろう付熱処理時に、Al−Si系ろう材3の温度が400℃を超えてから固相線温度に達するまでの温度域の時間を5分以下にして、Al−Si系ろう材3の液相線温度以下まで昇温させ、Al−Si系ろう材3により接触密着部5の密着面において芯材2と被ろう付け部材4をフラックスレスでろう付け接合する。 (もっと読む)


【課題】フィンによる犠牲腐食作用をチューブ全体に活用して、従来よりもチューブの耐食性を向上させる。
【解決手段】複数のチューブ2の長手方向端部にヘッダタンク4がろう付にて接合され、複数のチューブ2の間に配置されたフィン3の犠牲腐食作用によってチューブ2に耐食性を持たせたアルミニウム合金製の熱交換器10のうち、ヘッダタンク4の形成に用いられるヘッダタンク用のアルミニウム合金クラッド材として、ろう材がSi含有率が重量%で3.5%以上5.0%以下であるアルミニウム合金からなるものを用いる。これにより、ヘッダタンク4からフィン3までの距離L1を、従来よりも短い0mm以上4mm以下とすることができる。この結果、フィン3による犠牲腐食作用をチューブ全体に活用でき、従来よりもチューブの耐食性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】フラックスや真空設備を必要とすることなく大気圧下でのフラックスレスろう付けを可能にする。
【解決手段】Si:3〜13%、Mg:0.1〜5.0%を含有し、さらにFe:0.5〜1.5%、Ni:0.1〜1.0%、Mn:0.3〜1.7の内1種または2種以上を含有するAl−Si系ろう材が最表面に位置するアルミニウムクラッド材を用いて、減圧を伴わない非酸化性雰囲気で加熱温度559〜620℃において、前記Al−Si系ろう材により被ろう付け部材との接触密着部を接合する。フラックスや真空設備を必要とせずに大気圧下でのフラックスレスろう付けが可能になり、ろう材以外の被ろう付け部材へMgを添加した場合にもろう付け阻害要因とはならない。減圧を伴わない雰囲気での加熱となるため、MgやZnの蒸発による炉内壁等の汚染も殆ど生じない。 (もっと読む)


【課題】 バインダ量を抑制してろう付け性を確保しながら、アルミニウム材への密着性を改善する。
【解決手段】 (メタ)アクリル樹脂バインダ(A)と、フッ化物系フラックス(B)と、有機溶剤(C)とを含有するアルミニウム又はアルミニウム合金のろう付け用組成物において、ろう付け用組成物中の成分(A)の含有率(固形分換算)が成分(A)と(B)の全量に対して1〜20重量%であり、上記ろう付け用組成物をロールミルにより混練するアルミニウムろう付け用組成物の製造方法である。ろう付け用組成物にロールミルを適用して混練するため、バインダ量を抑制してもフラックスとの間で充分に分散でき、ろう付け性を確保しながら、アルミニウム材への密着性を改善できる。特にインナーフィンチューブの内部ろう付けに好適である。 (もっと読む)


【課題】接合に伴う撓みや歪みが生じ難く、かつ、軽量化を図ることが可能なアルミニウム合金製の枠付きパネルを提供すること。
【解決手段】アルミニウム合金製の面材1と、アルミニウム合金製のフレーム材2とを備える枠付きパネルP1であって、フレーム材2は、面材1の縁部の裏面に重ね合わされる平坦面2aを有し、当該平坦面2aにおいて面材1にろう付されている、ことを特徴とする。フレーム材2は、面材1の外側に配置されるフレーム本体21と、フレーム本体21から張り出す張出部22とを有し、平坦面2aは、張出部22の表面に形成されている。 (もっと読む)


【課題】溶接金属の余盛を抑えつつ、第1のアルミニウム母材に溶接金属を十分に溶け込ませることができ、継手効率に優れた重ね溶接継手を形成することができるアルミニウム材の溶接方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のアルミニウム材の溶接方法は、第1のアルミニウム母材1上に、接合端2a、3aがV形の開先形状をなす第2のアルミニウム母材2および第3のアルミニウム母材3を、各接合端2a、3a同士を突合わせて重ね、第1のアルミニウム母材1と、第2のアルミニウム母材2および第3のアルミニウム母材3の各接合端2a、3aとをMIG溶接法によって接合するに際し、各アルミニウム母材1、2、3の厚さ、第2のアルミニウム母材2と第3のアルミニウム母材3との開先角度θおよびルート間隔aと、溶接に際する溶接速度Vおよび溶接入熱量Qを所定の範囲とする。 (もっと読む)


【課題】 高周波誘導加熱装置等の電磁誘導体を用いてろう接時間の短縮化を図りつつ、ろう接部の温度を均一、かつ、適切な温度に昇温・保持可能とする。
【解決手段】 ろう接部W1を覆う発熱体リング12を誘導コイルにより発熱させる。これにより、ろう接部W1は発熱体リング12から放射される輻射熱により加熱されるので、ろう接部W1に誘導電流を発生させてろう接部W1を直接的に発熱(加熱)する場合に比べて、ろう接部W1の温度を均一に上昇させることができる。したがって、誘導コイル13を用いてろう接時間の短縮化を図りつつ、ろう接部W1の温度を均一、かつ、適切な温度に昇温・保持可能とすることが可能となる。 (もっと読む)


【目的】疲労特性に優れ、且つ優れた耐食性をそなえ、アルミニウム合金製熱交換器のチューブ材、プレート材の素材として好適に使用することができる熱交換器用アルミニウムクラッド材を提供する。
【構成】心材の片面に、該心材に対して犠牲陽極効果を有するろう材1をクラッドしてなるアルミニウムの2層クラッド材であって、心材が、質量%で、アルミニウム純度99.0%以上、不可避的不純物の合計含有量が1.0%未満であり、不可避的不純物のうちのCu、Mn、Mgの含有量がそれぞれ0.05%以下の純アルミニウムからなることを特徴とする。 (もっと読む)


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