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国際特許分類[B23K103/10]の内容

国際特許分類[B23K103/10]に分類される特許

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【課題】 本発明は、フラックスを使用しない不活性ガス中でのろう付に使用するブレージングシートであって、所定の合金組成とクラッド構成を有することで、良好なろう付が可能なブレージングシートの提供を目的とする。
【解決手段】 心材の片面または両面にろう材をクラッドし、ろう材の心材と接する反対の面に薄皮材をクラッドしたブレージングシートにおいて、ろう材はSiを5〜15mass%、Mgを0.1〜5mass%含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるAl−Si−Mg系合金であり、薄皮材はSiを2〜10mass%含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるAl−Si系合金であり、Mgを0.05mass%以下とすることを特徴とする不活性ガス中でフラックスを使わないろう付用のアルミニウム合金製ブレージングシート。 (もっと読む)


【課題】フィン成形が容易な適度のろう付け前強度を有し、しかもろう付け後には高い強度と熱伝導度(導電率)とを有し、耐サグ性、耐エロージョン性、自己耐食性、犠牲陽極効果に優れた熱交換器用アルミニウム合金フィン材、その製造方法および前記フィン材を用いた熱交換器の製造方法を提供する。
【解決手段】Si:0.7〜1.4wt%、Fe:0.5〜1.4wt%、Mn:0.7〜1.4wt%、Zn:0.5〜2.5wt%を含み、不純物のMgを0.05wt%以下に限定し、残部不可避的不純物とAlからなる組成を有し、ろう付後には抗張力130MPa以上、耐力45MPa以上、再結晶粒径500μm以上、導電率47%IACS以上であるアルミニウム合金フィン材。上記組成の溶湯から双ベルト式連続鋳造した薄スラブを所定条件で冷間圧延/焼鈍/冷間圧延/焼鈍/冷間圧延するフィン材製造方法。上記フィン材をろう付け加熱後、所定速度で冷却する熱交換器の製造方法。 (もっと読む)


【課題】量産性に優れ信頼性の高いアルミニウム管継手を提供する。
【解決手段】端部に向かうにしたがって径が拡大するテーパ部4を介して端部に拡径部5が形成された第一のアルミニウム管1と、外径が拡径部5の内径より小さく且つテーパ部4の最小内径より大きい第二のアルミニウム管2とからなり、第二のアルミニウム管2の端部が第一のアルミニウム管1の拡径部5内に挿入された状態で、第二のアルミニウム管2と第一のアルミニウム管1とがアルミろう3でろう付けされ、第二のアルミニウム管2の外周面に、第一のアルミニウム管1の拡径部5の先端位置における第二のアルミニウム管2の断面を見た場合の第二のアルミニウム管の中心が第一のアルミニウム管1の拡径部5の先端の管の中心と略一致するように、第二のアルミニウム管2の先端の一部と当接して第二のアルミニウム管2の先端がテーパ部4に接触するのを防止する凸部6aを周方向に複数設けている。 (もっと読む)


【課題】高温経時後においても高強度及び高耐食性が得られるアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金ブレージングシートは、Cu:2.5質量%を超え、3.5質量%以下を含有し、残部がアルミニウムおよび不可避的不純物からなる心材Cと、心材の一方の面に設けられたろう材Fと、他方の面に30μm以上の厚さで設けられ純アルミニウム又は2質量%未満のZnを含有するアルミニウム合金からなる犠牲陽極材Sと、を有するアルミニウム合金ブレージングシートであって、590℃で2分間のろう付加熱後に200℃雰囲気中に300時間保持した後の200℃雰囲気中における引張強度が140MPa以上であり、犠牲陽極材は、クラッド率が20%以下であり、犠牲陽極材のZn含有量をX[質量%]、厚さをY[μm]としたときに、50≦5×X+Yの関係式を満たす。 (もっと読む)


【課題】フラックスを比較的正確に塗布しうる扁平管の製造方法を提供する。
【解決手段】扁平管の製造方法は、金属素板20の両補強壁形成部23を左壁形成部11A,11Bに対して同方向に曲げて補強壁用凸条15Aを形成した後、金属素板20を両側壁形成部21,22において曲げることにより、両補強壁用凸条15Aを右壁形成部12Aの内面に当接させるとともに、両補強壁用凸条15Aどうしを密着させて折り曲げ体27をつくることを含む。補強壁用凸条15Aを形成した後に続く金属素板20の曲げを途中で停止して折り曲げ中間体25を形成する。折り曲げ中間体25を加熱し、加熱された折り曲げ中間体25の右壁形成部12Aの内面における両補強壁用凸条15Aをろう付する部分に、ロールコータによりフラックス懸濁液を塗布し、折り曲げ中間体25の有する熱によりフラックス懸濁液の液状成分を気化させる。 (もっと読む)


【課題】製造の際にフラックスを比較的正確に塗布しうる熱交換器用扁平管を提供する。
【解決手段】熱交換器用扁平管7を、金属素板20の両補強壁形成部23を左壁形成部11A,11Bに対して同方向に曲げて補強壁用凸条15Aを形成した後、両左壁形成部11A,11Bが右壁形成部12Aに対して平行となるように、金属素板20を両側壁形成部21,22において曲げることにより、両補強壁用凸条15Aを右壁形成部12Aの内面に当接させるとともに、両補強壁用凸条15Aどうしを密着させ、両補強壁用凸条15Aと右壁形成部12Aおよび両補強壁用凸条15Aどうしをろう付することにより製造する。補強壁用凸条15Aは左壁形成部11a,11Bと直角をなす平板状である。両補強壁用凸条15Aの先端に補強壁用凸条15Aと直角をなす屈曲部15Bを形成し、両屈曲部15Bを右壁形成部12Aの内面に密着させてろう付する。 (もっと読む)


【課題】複数の部材で構成されるヘッダーパイプの端部塞ぎ部及び仕切り部のろう付け性の改善及び組み付け作業性の改善、及び熱交換媒体の内漏れの検知を可能にすること。
【解決手段】対峙する一対のヘッダーパイプ2,3と、これらヘッダーパイプを接続する複数の熱交換管4とを具備し、かつ、ヘッダーパイプ及び熱交換管内の流通路を冷媒が蛇行状に流通するように少なくともヘッダーパイプに仕切り部を設けた熱交換器において、ヘッダーパイプを径方向に分割する第1及び第2のヘッダーパイプ半体10,20にて形成し、第1のヘッダーパイプ半体は、該第1のヘッダーパイプ半体の長手方向の端部に塞ぎ片11を一体に形成すると共に、仕切り部を構成する仕切り片12を一体に形成し、塞ぎ片及び仕切り片をそれぞれ第2のヘッダーパイプ半体に設けられたスリット21a,21b内に嵌合した状態で第1及び第2のヘッダーパイプ半体同士を接合する。 (もっと読む)


【課題】熱交換器等のワークをろう付けするための装置を小型化し、エネルギー消費量が小さく、ワークをろう付け温度に迅速かつ均一に昇温できるろう付け装置を提供する。
【解決手段】ろう付けチャンバ2内を加熱空間21としてワークWを配置し、ろう付けチャンバ2の上下に複数の近赤外線ヒータを設置して輻射加熱する一方、ろう付けチャンバ2の側面に窒素ガスの熱風を導入する導入口41と排出口42を設けて、加熱空間内に熱風を対流循環させる。輻射加熱と対流加熱を組み合わせて複数の近赤外線ヒータの出力を、温度センサ24の測定値を基に制御部で制御することで、ワークW全体を均一加熱する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金接合部材の陽極酸化処理による皮膜において、反対面接合部相当部分とそれ以外の部分との間で発生する色調差を解消する。
【解決手段】摩擦撹拌接合により接合部を形成して接合してアルミニウム合金接合部材とするアルミニウム合金材を、Mg:4.0質量%(以下、「%」とする。)超え6.0%以下、Cu:0.2%以下、Si:0.1%以下、Fe:0.1%以下、残部Al及び不可避的不純物とし、該アルミニウム合金中に分布する第二相粒子の粒径を5μm以下とすることで、アルミニウム合金接合部材の接合部相当部分ではそれ以外の部分と比較しても第二相粒子は均一に分布しているので、陽極酸化皮膜における色調差を解消することができる。 (もっと読む)


【課題】量産性に優れ信頼性の高いアルミニウム管継手を提供する。
【解決手段】端部に向かうにしたがって径が拡大するテーパ部4を介して端部に拡径部5が形成された第一のアルミニウム管1と、外径が拡径部5の内径より小さく且つテーパ部4の最小内径より大きい第二のアルミニウム管2とからなり、第二のアルミニウム管2の端部が第一のアルミニウム管1の拡径部5内に挿入された状態で、第二のアルミニウム管2と第一のアルミニウム管1とがアルミろう3でろう付けされ、拡径部5の内周面に、第二のアルミニウム管2の先端位置における拡径部5の断面を見た場合の拡径部5の中心が第二のアルミニウム管2の先端の管の中心と略一致するように、第二のアルミニウム管2の先端の一部と当接して第二のアルミニウム管2の先端がテーパ部4に接触するのを防止する凸部6aを周方向に複数設けている。 (もっと読む)


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