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国際特許分類[B23K103/10]の内容

国際特許分類[B23K103/10]に分類される特許

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【課題】良好なプレス成形性を有し、冷却器の天板形状に精度よく成形することができるとともに、冷却器を構成する各部とのろう付に十分量のろう材を供給することができ、さらに、天板として優れた耐食性を発揮し、腐食孔の発生が抑えられる冷却器用クラッド材およびこの冷却器用クラッド材を用いた発熱素子用冷却器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の冷却器用クラッド材20は、質別O材からなる芯材21と、該芯材21の一方の面(冷却水の通路4側となる表面)を被覆する第1のろう材層22と、他方の面を被覆する第2のろう材層とを有する3層構成のクラッド素材を圧延したクラッド材であり、Feを含めた各成分の含有量を特定の範囲に規定し、ろう付前後において、伸び、平均結晶粒径、Si粒子の平均粒径、電位差、芯材クラッド率などの特性項目を所定の範囲に規定している。 (もっと読む)


【課題】アルゴンガスによって炉内を高純度の不活性雰囲気を保つ構成とし、アルゴンガスを回収しながら再利用を可能とし、フラックスを使用することなく、ロー付け品質を向上させ、ランニングコストを低減させる。
【解決手段】ロー付け室4及び冷却室5にアルゴンガスを充填するとともに、そのアルゴンガスの一部を回収タンク10に供給し、回収タンク10内のアルゴンガスを、ロー付けするアルミニウム製品をロー付け室4に搬入する時及びロー付けしたアルミニウム製品を冷却室5から搬出する時に、搬入真空パージ室2及び搬出真空パージ室7の空気を排気しアルゴンガスで置換し、アルゴンガスの充填されたロー付け室4及び冷却室5における圧力は、アルゴンガスの充填された搬入真空パージ室2及び搬出真空パージ室7より高く設定する。 (もっと読む)


【課題】ろう付時におけるろうの浸食を防止して良好なろう付性が得られる優れた成形性と、良好な耐食性を備えたアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】アルミニウム合金の心材と、この少なくとも一方の面にクラッドされたAl−Si系合金のろう材とを備えるアルミニウム合金ブレージングシートにおいて、前記心材及びろう材が、それぞれ特定の合金組成を有し、心材の金属組織として、0.01μm以上0.1μm未満の金属間化合物の分布密度が10〜5×10個/mm、0.1μm以上1μm未満の金属間化合物の分布密度が10〜5×10個/mm、1μm以上の金属間化合物の分布密度が5×10個/mm以上であることを特徴とするアルミニウム合金ブレージングシート、ならびに、その製造方法。 (もっと読む)


【課題】バッテリーを収容するケースの開口部を閉塞する閉塞部材のチューブが貫通する部分を封止し、ケース内部への水蒸気や埃の侵入を防止し、熱交換器の生産工程の簡素化も可能な熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器1は、バッテリーを収容するケース3の内部空間を温調するもので、熱媒体を蛇行して流通させるように配されるチューブ17と、チューブ17間に設けられるフィンと、チューブ17と連通するヘッダ21とを有する熱交換器本体8と、ケース3に設けられた開口部9を閉塞する金属製の閉塞部材5とを有している。閉塞部材5は、チューブ17が貫通する挿通孔14が設けられ、ろう付け又は半田付けにより、チューブ17と、ヘッダ21と、閉塞部材5とが接合されるとともに、挿通孔14が封止される。 (もっと読む)


【課題】 ろう材としてAl−Si共晶合金(Si含有量7〜12wt%、A4343合金、A4047合金、溶融開始温度:約577℃〜615℃)を用いた場合でも、マグネシウムを1.5wt%以上含有するA5052合金等をろう付することのできるアルミニウム系材料のろう付用フラックスを提供する。
【解決手段】 LiF、AlF及びCsFからなるフラックスにおいて、かかる三成分の組成が、(LiFmol%、AlFmol%、CsFmol%)を示す三角座標において、(30,0,70)と(30,70,0)を結ぶ直線C、(61,39,0)と(0,39,61)を結ぶ直線▲1▼、(70.5,29.5,0)と(0,29.5,70.5)を結ぶ直線▲2▼及び(23.5,76.5,0)と(23.5,0,76.5)を結ぶ直線▲3▼からなる4本の直線にて囲まれる範囲となるように、調製されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ろう付け接合後に耐食性を有し、フラックスの塗布による生産性の悪化を抑制可能なクラッド材を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製の芯材41に対して、アルミニウム−亜鉛合金製の犠牲腐食材42からなる犠材層、アルミニウム−シリコン合金製のろう材からなるろう層が順にクラッドされた3層構造になっており、犠牲腐食剤42にマグネシウムを添加しておく。これにより、ろう付け接合時にろう材層が融解して、犠材層に添加されたマグネシウムによって接合面に形成された酸化皮膜を除去し、フラックスの塗布を必要とすることなく、低酸素濃度環境下でろう付け接合することができる。 (もっと読む)


【課題】 経年腐食により管部材の接続箇所から流体が漏洩するのを好適に防止し得る管部材の接合体、その接合方法、及び該接合体を備える冷凍サイクルの熱交換器を提供する。
【解決手段】 接合体40は内嵌管部材50とこれに外嵌する外嵌管部材60とを備え、内嵌管部材の外周面52上には犠牲防食層53が設けられ、且つ、外嵌管部材60との接合箇所付近には非防食部54が内嵌管部材50を周回して形成されており、内嵌管部材50の非防食部54と外嵌管部材60との間がロウ付けされることにより、内嵌管部材50及び外嵌管部材60が互いに接合されている。 (もっと読む)


【課題】鋼に代表される鉄系合金板材とアルミニウム合金板材の重ね接合において、アルミニウム合金側からの高エネルギービーム照射によって高強度の接合が可能な異種金属の接合方法を提供する。
【解決手段】鉄系合金から成る第1の板材1とアルミニウム系合金から成る第2の板材2とを金属間化合物層4を介して重ね接合するに際して、第2の板材2の端からデフォーカスさせた高エネルギービームBの照射中心までの距離をWとし、高エネルギービームBのデフォーカス径をDとするとき、照射位置Wをデフォーカス径の2分の1以上(W≧D/2)とすると共に、接合界面温度が第2の板材(アルミニウム系合金)2の融点を超えないようにする。 (もっと読む)


【課題】積層段数が大きくなっても、複数の扁平管をヘッダータンクに挿入することを可能にする波形フィン積層熱交換器の製造方法。
【解決手段】扁平管11を扁平管11と波形フィンとの積層方向に所定間隔を空けた状態で並べて配置する。次に、複数の扁平管11の長手方向端部をヘッダータンク41、51に挿入する。次に、扁平管11と扁平管11の間に波形フィンを挿入して熱交コア仮組体を形成する。次に、熱交コア仮組体をロウ付けする。 (もっと読む)


【課題】様々な形状の接合部においても、接合部に十分なフィレットを形成して良好なろう付け性を得るフラックスレスのろう材を提供する。
【解決手段】Al−Si系ろう材が芯材にクラッドされて最表面に位置するアルミニウムクラッド材を用いるろう付方法であって、前記Al−Si系ろう材が、質量%で、Mgを0.2〜5.0%、Siを3〜13%含有し、さらに600℃における蒸気圧が10Torr以上の元素を含有し、残部がAlと不可避不純物からなる組成を有し、減圧を伴わない非酸化性雰囲気中で、前記Al−Si系ろう材とろう付対象部材とを接触させ、加熱温度559〜620℃において、前記Al−Si系ろう材によりフラックスレスで接触部において前記芯材と前記ろう付対象部材とを接合する。 (もっと読む)


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