説明

国際特許分類[B60L5/20]の内容

国際特許分類[B60L5/20]に分類される特許

1 - 10 / 21


【課題】装着が容易で簡単な構造によってカルマン渦の強度を弱め集電舟からの空力音を低減することができるとともに、集電舟に作用する揚力を簡単に調整し揚力を簡単に制御することができる集電装置の空力騒音抑制構造、集電装置の揚力調整装置、集電装置の揚力制御装置及びカルマン渦低減構造を提供する。
【解決手段】集電舟7がA方向に移動して縦渦発生部9のデルタ翼部9aから強い縦渦F12が発生すると、縦渦誘導部10の切欠部10aによってこの縦渦F12が集電舟7の下面7eに導かれる。このため、下側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11と縦渦誘導部10から導かれる縦渦F12とが干渉して、この干渉作用によって下側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11の強度が弱められる。その結果、上側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11の成長が妨げられて、カルマン渦F11の強度が弱まり空力音の発生が抑制される。 (もっと読む)


【課題】装着が容易で簡単な構造によりカルマン渦の強度を弱め集電舟からの空力音を低減することができるとともに、集電舟に作用する揚力を簡単に調整することができる集電装置の空力騒音抑制構造、集電装置の揚力調整装置及びカルマン渦低減構造を提供する。
【解決手段】集電舟7がA1方向に走行すると、擾乱付与部9のリボン部9a,9bが気流F1を受けてなびく。このため、カルマン渦F11の発生源である下側の剥離せん断層とリボン部9aとが干渉し、この下側の剥離せん断層から発生する大きなカルマン渦F11の生成が妨げられて、このカルマン渦F11の強度が弱まって空力音が抑制される。また、集電舟7の後流に生ずるカルマン渦F11とリボン部9bとが干渉してこのカルマン渦F11を崩壊させ、この下側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11の強度が弱まって空力音が抑制される。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフ舟体の表面で流れを能動的に制御して舟体の後方に発生する剥離せん断層をコントロールすることで、空力音低減資することのできるパンタグラフを提供する。
【解決手段】 パンタグラフの舟体本体20の剥離点近傍に、空気を吸引吐出する複数の空気吸吐口27が形成されている。さらに、舟体本体20内には、空気吸吐口27を通じて、空気の吸引と吐出を交互に繰り返す空気吸吐デバイス30が備えられている。空気吸吐デバイス30は複数のスピーカ31からなる。空気吸吐口27から空気を吐出及び吸引することにより、舟体本体20の剥離点近傍において流れ場に空気の擾乱を与える。これにより、剥離せん断層が安定化し、剥離せん断層が不安定化する位置が舟体から遠ざかるとともに、同位置における流速の時間変化(渦の時間変動量)を小さくできる。これらのことにより、空力音を低減できる。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフが通過するときのトロリ線の計測を介して、パンタグラフにおける摺り板の損傷凹部を検知する方法及び装置を提供する。
【解決手段】 パンタグラフの摺り板の局所的凹部検知装置は、トロリ線1の水平方向の変位を測定するポテンショメータ30と、測定された水平方向変位を処理・判定する手段35と、を備える。段付摩耗などの局所的凹部によって挙動が変化するトロリ線の水平方向の変位を測定し、測定値の時刻歴波形のうち、一定の時間幅をもって移動する窓に入った波形に関する標準偏差を求め、この標準偏差が所定の閾値を超えたことをもってトロリ線の下の軌道を通過した電車のパンタグラフの摺り板に段付摩耗などの局所的凹部が生じていると判定する。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフが通過するときのトロリ線の計測を介して、パンタグラフにおける摺り板の損傷凹部を検知する局所的凹部検知方法及び装置を提供する。
【解決手段】 トロリ線1をジグザグに支持する支柱2の近傍または支柱径間に設けた変位測定装置30により、パンタグラフ23が通過するときのトロリ線1の測定位置における線路に垂直な水平方向の変位、さらに正確には線路に垂直な面内における線路面に平行な方向の変位を測定し、測定された変位に基づく値が所定の閾値を超えたことをもって前記トロリ線1の下の軌道を通過した電車のパンタグラフ23の摺り板25に損傷凹部などの局所的凹部が生じていると判定する。 (もっと読む)


【課題】列車の屋根上を撮影した画像を解析して、パンタグラフの舟体又はこの舟体に設置されているすり板の折れの有無を検出することを可能としたパンタグラフ監視装置を提供する。
【解決手段】列車の屋根上を撮影する監視カメラと、監視カメラによって撮影された検査パンタグラフ画像を画像処理することによりパンタグラフの状態を監視する画像処理部とを備えたパンタグラフ監視装置において、画像処理部が、検査パンタグラフ画像中に撮影されているパンタグラフに対して直線を抽出する処理を行う直線抽出部5gと、抽出した直線の状態に基づいてパンタグラフの舟体もしくはすり板又はその両方の折れの有無を判断する折れ判断部5hとを備えるパンタグラフ舟体形状検査部5Cを有する構成とした。 (もっと読む)


本発明は、特に、接触ワイヤから車両へのエネルギー伝達用のセンサ装置のためのセンサ要素およびセンサ要素を備えるカーボン集電器に関する。ここで、センサ要素は、カーボン集電器の長手方向に延びる凹部内に配置された、流体封止されたチューブプロファイルによって形成されており、少なくとも1つの予め定められた切断点が、チューブプロファイルに形成されている。 (もっと読む)


【課題】パンタグラフを用いる車両のランニングコストが高騰するのを抑制することができるパンタグラフ用すり板集電材料を提供することを目的とする。
【解決手段】送電用架線と接触する摺動面を備えたパンタグラフ用すり板集電材料であって、上記摺動面における中央部には非繊維状の炭素を主体とする主摺動部2が位置し、上記摺動面における上記主摺動部2の周縁には炭素繊維強化炭素複合材料から成る補助摺動部3が位置することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 実験的に求めた空力的諸量(揚力、空力音など)を用いることにより、物体に望ましい空力特性を付与するために行う物体形状最適化方法等を提供する。
【解決手段】 本発明の、流体中の物体に望ましい空力特性を付与するための物体形状最適化方法においては、物体の断面形状を模した模型であって、そのプロフィルが可変である模型を使用する。まず、S1で制約条件を設定し、S2で、その制約条件下における物体の断面形状の初期プロフィルを設定し、模型のプロフィルを初期プロフィルに対応するように設定する。そして、S3で、流体中に模型を置いて、模型が流体から受ける作用に関連する物理量を測定し、S4で、その測定値を用いて目的関数を算出し、S5で目的関数が最小又は最大となるまで、最適化手法により前記物体の断面形状のプロフィルを変更し(S6)、変更されたプロフィルに対応するように前記模型のプロフィルを変化させる(S7)。 (もっと読む)


【課題】舟体の迎角が変化しても揚力平均値の変化が小さく、トロリ線との間の接触力を適正範囲に収めることができるように改良を加えたパンタグラフを提供する。
【解決手段】パンタグラフ1は、摺り板22aを介してトロリ線1に押し付けられる舟体22と、それを支持する枠組部24と、を備えている。走行中に舟体22の迎角が変化すると、舟体22に作用する揚力の平均値も変化することとなるが、この揚力の変化量を小さくするために、舟体22の前面及び後面には、連続気孔(気孔同士が連続的につながっているものを意味する)を有する多孔質部材26a、26bが取り付けられている。 (もっと読む)


1 - 10 / 21