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国際特許分類[B63B1/38]の内容

国際特許分類[B63B1/38]に分類される特許

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【課題】船底外面上に微細な気泡を排出するとともに、船舶から排出される排ガスに含まれる二酸化炭素を低減することができ、さらに、船外からの吸水量を抑えることで、エネルギ消費を低減することができる船舶の抵抗低減装置を提供する。
【解決手段】船舶Sに搭載され、船底外面S1の流体抵抗を低減するための抵抗低減装置であって、船舶Sに搭載されたディーゼルエンジン10(内燃機関)の排ガスに含まれる二酸化炭素を分離する分離装置30と、船外の水を吸水するポンプ50と、分離装置30で生成された二酸化炭素を、ポンプ50で圧縮された海水に混合して溶解させる溶解装置60と、溶解装置60から排出された海水を、船首側から船尾側に向けて船底外面S1上に噴出するジェットノズル70と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】気泡を自然水流の圧力によって発生させ、より効果的な摩擦抵抗低減を得ることの可能な船舶において、摩擦抵抗低減装置における低圧微小気泡の発生方法を開発・提供する。
【解決手段】船舶の摩擦抵抗低減装置において、船首X付近で吃水線Y以下の位置に設けた取水口1と、船首Xに近い船底Zに設けた噴出口2との中途に、減圧現象を利用して低圧微小気泡を発生させ、これを必要に応じて任意の水深の船底へ加圧することなく送ること、さらに、周囲の水圧環境の影響を受けることなく噴出口2から船外に噴出させて摩擦抵抗低減効果を得ることを可能とする方法であり、従来の装置より簡素で費用対効果が高く、制作・設置費用、さらに空気加圧に必要なエネルギー消費費用、発生させた気泡を船体の所要部位に配分する過程で必要となるエネルギー消費費用などを軽減することである。 (もっと読む)


【課題】液体と合う固体表面で流動によって発生する流動摩擦抵抗を減少させるために固体表面にマイクロ大きさの気泡を発生させる方法を提供する。
【解決手段】微小孔形成段階及び疎水性処理段階を含む。前記微小孔形成段階は、固体表面に1〜1,000μm大きさの孔が複数配置されるように孔を形成する。前記疎水性処理段階は、前記孔が形成された固体表面を疎水性物質でコートする。固体表面に複数の微小孔が形成され、疎水性処理されているので、前記固体表面が水中に入ると、微小孔でマイクロ気泡が発生する。本発明によれば、固体表面にマイクロ気泡を発生させることにより、気泡と液体の間で発生するすべりを用いて流動摩擦抵抗を減らす。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1mの、船の全長Lの30%、好ましくは25%、最も好ましくは10%の長さを有し、且つ、底面から少なくとも50cm離間されている、好ましくは底面から少なくとも1m離間されている上面を有するキャビティを、船の底面のところに設ける工程と、キャビティから水を少なくとも部分的に出すように、コンプレッサによって、周囲の圧力より高い圧力で空気を前記キャビティ中に供給する工程と、混合領域を形成するために、キャビティ中に水と空気と界面を形成する工程と、前記混合領域に複数のバブルを発生させる工程と、バブルを船体に沿って船の後部へと流出させるために、前記キャビティの後部に、もしくはこの近くに、バブル出口を設ける工程と、を含む、船の船体に沿ってバブルの層を発生させる方法に関わる。 (もっと読む)


【課題】エアーチャンバが配設された船底に形成された複数の空気噴出孔から均一に空気を噴出することが可能な船体摩擦抵抗低減装置を提供する。
【解決手段】気泡を発生させて船底5に気泡膜を形成することにより、航行する船体の摩擦抵抗を低減する船体摩擦抵抗低減装置において、船体内部の船底5に配設され、空気供給口28が形成されたエアーチャンバ22と、エアーチャンバ22の底部となる船底5に列設して形成された複数の空気噴出孔15と、エアーチャンバ22の内部に設けられ、空気供給口28と複数の空気噴出孔15との間に介在させた拡散板35と、を備え、拡散板35は、少なくとも、空気供給口28に対面する供給口対面領域と、複数の空気噴出孔15の配列方向の両端部に位置する空気噴出孔15に対面する一対の噴出孔対面領域と、を含むように形成されている。 (もっと読む)


【課題】船体強度の低下を抑制しつつ、船底に形成される気泡膜の形成領域を拡大することが可能な船体摩擦抵抗低減装置を提供する。
【解決手段】船底5に形成された複数の空気噴出孔から気泡を発生させて船底5に気泡膜を形成することにより、航行する船体1の摩擦抵抗を低減する船体摩擦抵抗低減装置において、複数の空気噴出孔は、船体1の船幅方向に並んで空気噴出孔群を構成し、空気噴出孔群は、船底5に複数形成され、複数の空気噴出孔群は、少なくとも、船首側の船幅方向中央に形成された中央空気噴出孔群30aと、中央空気噴出孔群30aの船尾側に形成されると共に船幅方向の両側方に形成された一対の側方空気噴出孔群30b,30bと、を有しており、中央空気噴出孔群30aの船幅方向における長さは、側方空気噴出孔群30bの船幅方向における長さに比して、長く形成されている。 (もっと読む)


【課題】底部に複数の空気噴出孔が形成されたエアーチャンバのメンテナンスを容易に行うことができると共に、船体内部に海水が浸入しないように水密な構造とすることが可能な船体摩擦抵抗低減装置を提供する。
【解決手段】気泡を発生させて船底に気泡膜8を形成することにより、航行する船体の摩擦抵抗を低減する船体摩擦抵抗低減装置において、船体内部の船底5に配設されたエアーチャンバ22aと、エアーチャンバ22aの底部となる船底5に列設して形成された複数の空気噴出孔と、エアーチャンバ22aを被覆するように船体内部の船底5に配設されたシーチェスト35と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】船体摩擦抵抗低減装置において、船体の空気吹き出し口への海洋生物の付着を防止すると共にそれにかかる消費電力を抑制可能とする。
【解決手段】船体11の船底部12に空気吹き出し口14a,14b,14c,14d,14eを有する吹き出しチャンバ13a,13b,13c,13d,13eを固定し、吹き出しチャンバ13a,13b,13c,13d,13eに空気を供給する空気供給経路と、吹き出しチャンバ13a,13b,13c,13d,13eに海洋生物付着防止液を供給する海洋生物付着防止液供給経路とを連結し、各経路に開閉弁23,34を設けることで、いずれか一方を選択的に連通可能とする。 (もっと読む)


【課題】船体摩擦抵抗低減装置において、船底部から吹き出す空気の流量を適正に調整することで、船底部の外面に沿って流れる空気の分布を幅方向で均一化する。
【解決手段】船体11の船底部12に空気吹き出し口14a,14b,14c,14d,14eを有する吹き出しチャンバ13a,13b,13c,13d,13eを固定し、吹き出しチャンバ13a,13b,13c,13d,13eに空気を供給する空気供給経路21,22a,22b,22c,22d,22eを連結し、副空気供給経路22a,22b,22c,22d,22eに流量調整弁24a,24b,24c,24d,24eを設け、制御装置27は、空気吹き出し口14a,14b,14c,14d,14eでの水圧に基づいて各空気吹き出し口14a,14b,14c,14d,14eでの空気吹き出し流量が一定となるように流量調整弁24a,24b,24c,24d,24eを制御する。 (もっと読む)


【課題】摩擦抵抗が低減し燃費が向上する摩擦抵抗低減船を提供する。
【解決手段】喫水面L.W.L.よりも下方となる領域を喫水面に近い上方領域R1と船底に近い下方領域R2に分け、上方領域R1に配置される微細気泡発生部材10への空気の供給は先端が大気に開放される空気供給配管3を介して行われ、下方領域R2に配置される微細気泡発生部材10への空気の供給は、アシストコンプレッサ4からの配管5からの分岐管6を介して行われる。 (もっと読む)


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