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国際特許分類[B63B1/38]の内容

国際特許分類[B63B1/38]に分類される特許

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【課題】推進装置の稼動によって生じるマイクロバブルを船体の摩擦低減作用に利用する摩擦抵抗低減船を提供する。
【解決手段】船体1の船底前部1a1に、プロペラ3を備えた推進装置2を配置する。係る構成によれば、プロペラ3の高速回転によって発生するマイクロバブル10が船体の進行に伴って船底前部1a1から後方側へ流れ、船体浸水部表面と水との境界層を覆うことで該境界層における摩擦抵抗が低減される。その結果、船体に必須の装備として配置される推進装置2の稼動によって副次的に得られるマイクロバブル10を船体の摩擦抵抗低減作用に利用するものであることから、上記推進装置2の推進能力を何ら損ねることなく、摩擦抵抗低減作用を得ることができ、しかも、従来のように専用のマイクロバブル形成装置を備える必要がない分だけ、摩擦抵抗低減船をより安価に提供することができる。 (もっと読む)


【課題】気水混相のマイクロバブルを船体表面から離れないように吹き出して、船体の摩擦抵抗を低減し、省エネ化を実現する。
【解決手段】気水混相流体を貯留するタンクと、前記タンクからノズルに前記気水混相流体を送給するポンプと、当該ポンプにより送給される気水混相流体を船体壁に沿わせつつ船尾方向への吹き出すノズルとを有し、船速信号を入力し現船速に応じた境界層の壁面速度勾配より小さくなるようにノズルから吹き出す気水混相流体の流速を前記ポンプにより制御させる制御手段を設けている。前記タンクには、液体による旋回渦流中心に気体を導入して中心気体流管を渦流により剪断させてマイクロバブルを生成する気水混相流体生成手段を接続している。 (もっと読む)


【課題】船底部の船体外板面における気泡噴出口から気泡を噴出するため船幅方向に設けられる局部的な気体室の配置を、船長方向に分散して行うとともに、各気体室を船幅方向にわたって複数の分室に分割することにより、船体の横揺れの際の各分室に対する高圧気体の供給を適切に行えるようにして、気泡発生用の高圧気体の供給の合理化を図りながら、航走時における船体の摩擦抵抗の低減を十分に行えるようにした装置を提供する。
【解決手段】船底部の幅方向にわたり船内に形成される気体室2が、船長方向に分散するように配設され、各気体室2は船底部の幅方向にわたって複数の分室2aに分割される。各分室2aに対応する船体外板部分1aには気泡噴出口が形成され、コンプレッサから供給される高圧気体の気泡を噴出する。船底外板に沿う気泡の分布の均一化のため、各分室2aへの高圧気体の供給は船体の横揺れセンサからの情報に基づいて制御される。 (もっと読む)


【課題】水中航走体の姿勢が変化しても、水中航走体の姿勢制御が容易で、安定して直進することができる水中航走体を提供する。
【解決手段】本実施例に係る水中航走体10Aは、航走体本体101(以下、「本体」とする。)の先端側に設けた気泡発生部102から気泡を発生させ、前記本体101表面を気膜104で覆う水中航走体であって、前記本体101の姿勢が変化し、前記気膜104から前記本体101が突出する際に、前記水中航走体10Aの姿勢の制御を行う姿勢制御手段として、前記本体101の後端側に設けられ、前記水中航走体10Aが直進している場合には前記航走体本体と前記気膜との間に位置する円盤11を有してなるものである。 (もっと読む)


【課題】空気溜を備える船舶
【解決手段】船尾(5)と船首(7)と底部(3)とを有する船体(2)、上記船体(2)の底部(3)に形成され、空気溜上面(27)と前壁(28)と上記船首(7)に最も近く位置する前部(10)とを備えている空気溜(6)、ならびに上記空気溜(6)に位置する空気導入口(8)、を備える船舶(1)であって、上記空気溜(6)の上記前部(10)に上記空気溜上面(27)から或る距離だけ離れて位置して上記前壁(28)から実質的に上記船尾(5)の方向に延びている下面(11)を定めている波そらし(9)を備えている船舶。 (もっと読む)


【課題】マイクロバブル噴出口から噴出したマイクロバブルの全てを船体平行部の船底に沿って流し、マイクロバブルの摩擦抵抗低減効果を最大限に利用した低摩擦抵抗肥大船を提供する。
【解決手段】方形係数が0.6乃至1.0の肥大船であって、船首部両舷側の喫水線直下の所定位置に配設されたマイクロバブル噴出口を備え、前記所定位置は、通常航行速度において当該位置を通る船体表面の流線が、船首部船体表面を通って船体平行部の船底に至る流線中、上部に位置する流線となる位置である。 (もっと読む)


【解決手段】カタマラン船及びエアクッション船の両方として効率的に運航できるように設計された船舶であって、カタマランモードでは低速で走行し、エアクッションモードでは高速で走行することができ、展開可能なサイドシールを用いることにより水陸両用である。船舶は、カタマランハルと、可撓性エアクッション用フロント及びリアシールシステムとを含んでおり、該シールシステムは、ヒンジ式ドアを有し、膨張可能な可撓性要素が収容された格納可能なサイドシールを有している。ドアは、展開位置では、サイドシールシステムの一部を形成し、格納位置ではシールの可撓性要素を保護する。船舶がカタマラン船モード又は表面効果船モードで運航する際、サイドシールに関連して生じる抗力を低減し、高速の表面効果モードで運航する際のシールに対する損傷を防止する。 (もっと読む)


【課題】小型艇、大型船から高速船・中低速船までの幅広い船舶の船底・船側外板の摩擦抵抗を減少する事を目的にしたものである。
【解決手段】 自船の速力を利用して、船首付近の船側から船底に負圧を発生させる装置を設置し、大気圧の空気をその負圧部へ導き、引き込まれた空気が微細な空気の泡(マイクロバルブ)となって、船底を覆うとともにこの装置が流れに渦を発生してマイクロバルブを船側・船底に留める事を特徴とする装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】 低速移動中と停止中も含め、常に水中航走体の位置及び姿勢を操作者が所望した位置及び姿勢に安定的に追従させることができるようにした水中航走体の位置姿勢制御装置及び位置姿勢制御方法を提供すること。
【解決手段】 少なくとも前方スラスタ4と後方スラスタ5、横用(前部)スラスタ6、それに横用(後部)スラスタ7を水中航走体1に設け、操作用制御部14から指令された水中航走体1の位置及び姿勢を、慣性センサ21で検出した水中航走体1の位置及び姿勢と比較し、これらの誤差がなくなるようにスラスタ4〜7を制御し、水中航走体1の位置及び姿勢が、指令された位置及び姿勢に安定的に追従されるようにしたもの。
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【課題】水中航走体の摩擦抵抗を減少させて、推進性能を向上させる。
【解決手段】水中航走体本体2の先端部にキャビテータ3を設け、水中航走体本体2に、キャビテータ3の直後から周囲にガスを供給して気膜を形成する第1ベンチレータ4と、第1ベンチレータ4よりも水中航走体本体2の全長Lの30%以下の距離だけ後方から周囲にガスを供給する第2ベンチレータ6と、第1ベンチレータ4及び第2ベンチレータ6の動作を制御する制御装置7とを設ける。制御装置7を、まず第1ベンチレータ4のみにガスの供給を行わせ、気膜が形成されたのちは第2ベンチレータ6によって第1ベンチレータ4によるガスの供給量よりも少ない量のガスを供給させたのち、第1ベンチレータ4を停止させる構成とする。 (もっと読む)


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