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国際特許分類[C01G53/10]の内容

国際特許分類[C01G53/10]に分類される特許

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【課題】 ニッケルを含む含有物、特に沈殿物からマグネシウムを効率的に除去し、高純度の硫酸ニッケルを製造する方法を提供する。
【解決手段】 ニッケル含有物を水と接触させて混合物を形成した後、前記混合物を固液分離することにより前記ニッケル含有物からマグネシウムを分離するマグネシウム除去工程を含むことを特徴とする高純度硫酸ニッケルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 ニッケルを含む溶液からマグネシウム、マンガン、カルシウムを選択的に除去する不純物元素除去方法と、この不純物元素除去方法を用いて高純度の硫酸ニッケルを得る製造方法を提供する。
【解決手段】 ニッケルを含む溶液から高純度硫酸ニッケルを生成する製造工程において、その製造工程内のニッケルを含む溶液に対して、ニッケルを含む溶液の一部に硫化剤を添加することで、この溶液に含まれるニッケルの沈殿物であるNi硫化物と硫化後液からなる硫化溶液を生成し、ニッケルを含む溶液からニッケル成分を回収する硫化工程、この処理で得られた硫化溶液を、沈殿物であるNi硫化物と硫化後液に分離する固液分離工程、その固液分離工程により分離した硫化後液を、中和処理して不純物元素を含む中和澱物を生成し、硫化後液に含まれる不純物元素を回収する中和工程の3つの処理工程を施す高純度硫酸ニッケルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】不純物、特にMg品位の低い高純度な硫酸ニッケルを得るための溶媒抽出方法の提供。
【解決手段】NiとCoを含有する硫化物を酸で浸出して得た溶液を、抽出剤濃度が15〜30体積%で含む抽出溶媒と、粗硫酸ニッケル溶液とをpH6.0〜7.0で接触させ、Niを抽出してニッケル保持有機相を得る第1工程、そのニッケル保持有機相と、Niを含む洗浄液とを混合し、保持有機相に含有されるNa、NHイオンを洗浄液に分離し、洗浄後ニッケル保持有機相を得る第2工程、その洗浄後ニッケル保持有機相と、MgとNiの濃度比Mg/Niが0.001〜0.004の範囲にある組成の硫酸ニッケル溶液とを反応させ、ニッケル保持有機相中のNiと硫酸ニッケル溶液に含有する不純物とを置換させ、逆抽出後有機相と不純物分離後の硫酸ニッケル溶液を得る工程の3工程で構成された溶媒抽出工程で処理する硫酸ニッケルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】銅電解液からのニッケル回収を省スペースで行う方法を提供する。
【解決手段】脱銅電解液を加熱濃縮し、その後冷却することにより粗硫酸ニッケルを析出させ、析出した粗硫酸ニッケルを固液分離することにより、脱銅電解液から粗硫酸ニッケルを回収する方法において、脱銅電解液の加熱濃縮を真空蒸発装置で実施することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】本発明はフリーな硫酸の含有率の低い硫酸ニッケル水溶液の製造方法に関するものである。
【解決手段】金属溶解塔に金属ニッケル塊を充填し、金属溶解塔上部から加熱した硫酸を供給するとともに、金属溶解塔の下部から酸化剤を供給する。前記酸化剤が空気、酸素、過酸化水素、オゾンから選ばれる少なくとも1種である。前記金属溶解塔が非密閉状態で内部が常圧である。 (もっと読む)


【課題】廃棄物が少なく、環境負荷が小さく、大掛かりな装置とスペースを必要とせず、短時間、低コストかつ簡便な操作で、無電解ニッケルめっき廃液から硫酸ニッケル及びこれを含む再生液を回収して再利用することのできる、無電解ニッケルめっき廃液の処理方法を提供する。
【解決手段】無電解ニッケルめっき廃液から亜リン酸ニッケルを沈殿として取り出し、この亜リン酸ニッケルを硫酸で処理して硫酸ニッケルとして晶出させ、この硫酸ニッケルを磁気分離によって回収する。 (もっと読む)


【課題】硫酸ニッケル製造用原料として脱鉛澱物を用いて粗硫酸ニッケル溶液を得る場合に、脱鉄工程での消石灰使用量と、石膏を主体とする中和澱物の発生量とを減少させることのできる粗硫酸ニッケル液の製造方法の提供を課題とする。
【解決手段】硫酸ニッケル製造用原料として脱鉛澱物を用い、硫酸溶解工程、還元溶解工程、脱鉄工程、およびコバルト抽出工程で順次処理して粗硫酸ニッケル溶液を得る方法において、還元溶解工程と脱鉄工程との間に中和工程を設け、該中和工程で還元溶解終液に中和剤として塩基性硫酸ニッケルを添加し、塩基性硫酸ニッケルを完全に溶解してpHを所定の値とした後、得られた中和終液を脱鉄工程に供給する。 (もっと読む)


【課題】立方的な形状をもつ結晶(単結晶)を得ることができる金属塩結晶の成長方法、及びその金属塩結晶の成長方法により得られる金属塩結晶を提供すること。
【解決手段】シリカヒドロゾルと金属塩溶液とを混合し、前記シリカヒドロゾルをゲル化することにより、前記金属塩の結晶を成長させる金属塩結晶の成長方法。前記金属塩としては、硫酸銅又は硫酸ニッケルが挙げられる。前記シリカヒドロゾルをゲル化するときの温度は、金属塩が硫酸ニッケルの場合、20℃以下とすることが好ましい。また、金属塩が硫酸銅の場合、20℃以上とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】硫酸ニッケル、硫酸コバルト、硫酸亜鉛、硫酸マンガン等の非鉄金属の硫酸酸性溶液に含まれる塩素イオンを分離除去して、電子材料や触媒材料等の用途で望まれている極微量のレベルにまで塩素を低減することができる、簡単で安価な酸性液中の塩素の除去方法の提供。
【解決手段】塩素イオンを含む酸性液中に、2価の銅イオンを存在させ、該2価の銅イオンを含む酸性液を、酸性条件下200mV以下(Ag/AgCl電極)の電位とし、形成された析出物を該酸性液より分離する酸性液中の塩素の除去方法である。 (もっと読む)


【課題】 高濃度の鉄と高濃度のヒ素を含む硫酸ニッケル溶液から鉄10mg/l以下、ヒ素1mg/l以下の高純度硫酸ニッケル溶液を得る方法の提供を課題とする。
【解決手段】 硫酸ニッケル溶液に空気を吹き込みつつ中和剤を加えて溶液中のヒ素を鉄で共沈させるに際して、pH変化を三段階で行うものであり、第一段階のpHを2.1〜2.5とし、第二段階のpHを4.5〜4.8し、第三段階のpHを5.0〜5.5としするものであり、第一段階終了後の終液中の鉄/ヒ素値を50以上とするものである。なお、中和剤としては生石灰、消石灰、炭酸カルシウムの内の少なくとも一つとする。 (もっと読む)


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