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国際特許分類[C02F1/08]の内容

国際特許分類[C02F1/08]に分類される特許

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【課題】 風と太陽熱を効率よく利用することが可能で、溶液循環のためのポンプ動力が小さく、強風時にも溶液の飛散が少なく、メンテナンスが簡便で、運転の自動化が容易で、溶質析出前の高い濃度まで濃縮しても溶質の局所的な析出が少ない、溶液の濃縮装置を提供する。
【解決手段】 高さの異なる水平な2本の支持棒17aと18の間に吸液シート1を架け渡し、数箇所において桟14とゴムひも15を用いてスパン方向に張りを与える構造にし、上端部に取り付けた帯状布11を介して深底樋12から溶液を吸い上げた後、前記吸液シートに吸収させてその下端まで均一な低速の流下を可能にする。また、レベルセンサーを併設した給液塔と一部に管路抵抗を有する導管および、気温、湿度、風速、吸液シート温度を検知するセンサーを併設した電子制御器を用いた運転の自動化と濃縮溶液の濃度を自動制御する手段を併用できる。また、複数段に分けて段階的に溶質析出前の高い濃度まで濃縮する手段を併用できる。 (もっと読む)


【課題】ドライスポットの発生を完全に無くする。
【解決手段】多重効用造水装置は、複数の水平状伝熱管21よりなる伝熱管束12と、伝熱管束にその上方から海水を散布するノズル13とを備えている。伝熱管束12の両側方に、一対の垂直状蒸気流制限プレート14が配置されている。 (もっと読む)


【課題】洗浄性に優れた濃縮装置と、その除菌洗浄方法を提供する。
【解決手段】濃縮装置1aは、流状物の液体分を蒸発させて該流状物の濃縮液又は乾燥物を生成する装置である。かかる濃縮装置1aは、濃縮又は乾燥すべき流状物が投入される内側空間を有するシリンダ3と、該流状物から生じた蒸気を排出するための排気口22と、該排気口に接続された湾曲管路72と、シリンダ3の内側空間にて軸方向に延出する回転シャフト8と、該シャフトの周面に設けられたブレード11とを有している。排気口22に接続された湾曲管路72は、シリンダ上部を閉塞する天板51を超える位置に延出している。洗浄時には、シリンダ3内を洗浄液で満たした状態でシャフト8を回転させることにより、洗浄液4に渦巻状の乱流を生じさせることができる。その結果、洗浄液自体の洗浄作用と、乱流による剥離除去作用との相乗効果で、シリンダ3内に固着した異物を確実に除去できる。 (もっと読む)


【課題】液体成分と固体成分とが混在した廃液を、固形成分と液体成分とに効率良く分離できるとともに、液体成分を純度良く回収でき、固形成分および液体成分ともに再利用できる廃液のリサイクル方法を提供する。
【解決手段】固形成分と液体成分とが混在した廃液Wを、前記固形成分と前記液体成分とに分離して、前記固形成分と前記液体成分とをそれぞれ再利用する廃液のリサイクル方法1であって、薄膜蒸発装置を用いて廃液Wの前記液体成分を蒸発させて前記固形成分の濃縮液2Aを生成する濃縮工程2と、濃縮液2Aに前記固形成分を多く含む固形スラッジを加えた混合液を、攪拌乾燥装置を用いて乾燥させて固形成分3Aを得る乾燥工程3と、濃縮工程2及び乾燥工程3において排出される気化された液体成分2B、3Bを液化して回収する回収工程4とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】主要イオン成分、およびその他微量成分を含有し、海棲生物の孵化、養殖、飼育または研究などに適した人工海水を簡便に供給すること。
【解決手段】原海水を脱水濃縮し、該濃縮海水を脱塩処理することにより、栄養塩類が濃縮されていることを特徴とする富栄養人工海水の製造方法。 (もっと読む)


【課題】写真廃液を簡易に蒸発乾燥して固化物として回収できて、かつ得られた固化物が湿分含量の変動が少なく、かつ熱分解劣化の少ない写真廃液の固化装置及び固化方法を提供すること。また、得られた固化物を写真処理に再利用することが可能な写真廃液の再利用方法の提供。
【解決手段】少なくとも写真廃液を蒸発固化する加熱蒸発室5と、加熱蒸発室で蒸発固化した固化物を収容する固化物収納庫17と、加熱蒸発室から排出される蒸気から水を回収する水回収部23とから構成されており、該加熱蒸発室が密度と厚みの積が3以上、25(kg/m)以下の材料で作られたハウジングを有していることを特徴とする写真廃液の蒸発固化装置。 (もっと読む)


【課題】本発明は従来回収されず破棄されていた100ppm以下の、銀等の貴金属を含む廃液から効率的にこれらの貴金属の回収を目的とするものである。
【解決手段】貴金属濃度が100ppm以下で、液中に潮解性を有する有機及び/ または無機化合物を含む廃液を、250 〜500 ℃の温度雰囲気中にて蒸発・乾燥させ、潮解性がなく貴金属が濃縮された固形物を生成させる。次に、山元還元法にて貴金属を回収することを特徴とする、貴金属を含む廃液からの貴金属の回収方法である。 (もっと読む)


本発明は遊動洗浄ボールを有する多管式回転の蒸発濃縮装置に関するものである。本発明の遊動洗浄ボールを有する多管式回転の蒸発濃縮装置は、外部ボディ;前記外部ボディから排出される水蒸気を再圧縮するための蒸気再圧縮機;前記外部ボディ内部に位置して前記蒸気再圧縮機から水蒸気を供給され、複数の蒸発管、仮想外表面を取り囲む網および前記網内で動ける多数個の遊動洗浄ボールを含む回転式蒸発器;前記回転式蒸発器を経由して排出された凝縮水の熱を用いて原料を加熱するための回転式熱交換器;前記外部ボディの下部に集まった濃縮残留物を再循環させるための原料循環ポンプ;前記回転式熱交換器によって加熱された燃料と、前記原料循環ポンプによって再循環された濃縮残留物を供給され、前記回転式蒸発器の表面に噴射するための噴射パイプ;および初期水蒸気の熱エネルギーを補うためのヒータを含んでなる。前記多数個の蒸発管の各々は、その外表面に多数個の突出部が形成されていて、内表面には複数個のピンが形成されている。
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本発明は、多段凝縮形式の流下液膜式蒸発器を用いて、特殊目的用の精製水が製造される。供給水から、各処理工程において蒸気相と液相とが作り出される。蒸気相は、後続の蒸発処理工程を加熱するために用いられ、その蒸気相は凝縮して水となる。そして、液相は後述の処理工程の供給水となる。本発明において、精製水は、全て若しくは部分的に、初期供給水として再循環され、作り出された熱水を排出することなく、プラントの始動及び滅菌が可能となる。

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多段流下液膜式蒸発器によって、特殊目的用の精製水が製造される。各処理工程において、供給水から蒸気相及び液相が作り出される。蒸気相は、後続の処理工程の加熱に用いられ、その蒸気相は凝縮されて水となる。液相は、後続の処理工程の供給水となる。排出流が処理工程部から排出され、水から分離された不純物を運び出す。本発明では、排出流は各処理工程から排出される。好ましくは、各排出流は、各処理工程で作り出された蒸気の分留が凝縮されたものである。

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