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国際特許分類[C07C11/09]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 有機化学 (230,229) | 非環式化合物または炭素環式化合物 (64,036) | 非環式不飽和炭化水素 (1,192) | アルケン (1,006) | 4個の炭素原子を有するもの (162) | イソブテン (51)

国際特許分類[C07C11/09]に分類される特許

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本発明の課題は、MTBE−含有混合物からイソブテンを製造する方法であり、この方法は、次の工程:a)1反応器R中でのMTBE−含有装入物(1a)及び/又はMTBE−含有流分(13、5)から得られる混合物の分解により、イソブテン、メタノール、MTBE並びに副産物からなる反応生成物の流分(6)を生成する工程(この際、この副産物は、a1)0.1MPaの圧力で55℃を上回る沸点範囲を有する高沸点物、a2)0.1MPaの圧力で12〜55℃の沸点範囲を有する中沸点物及びa3)0.1MPaの圧力で12℃を下回る沸点範囲を有する低沸点物から成っている);b)流分(6)の蒸留分離により、生成物イソブテン及び低沸点物を含有している流分(7)と、MTBE、メタノール、中沸点物及び高沸点物を含有している流分(8)とを生じる工程;c)流分(8)の蒸留分離により、MTBE−含有流分(10、12)及びメタノール含有高沸点物−流分(9、11)を得る工程;d)MTBE−含有流分(10、12、13)を、この方法の工程a)に返送する工程(この際、工程d)の前に、中沸点物含分の多い流分(10、12)から、中沸点物を完全又は部分的に分離する);を包含している。
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本発明は、有機金属骨格(MOF)から構成されている、還元可能な多孔質の結晶の固体に関する。当該固体は、異なる不飽和度および/または不飽和数を有している複数の分子の混合物を、MOFの還元を制御することによって調節され得る選択性を用いて分離するための固体である。本発明のMOF固体は、還元後に、少なくとも1つの不飽和を含んでいる分子に対する高い親和性を示す。それらは、種々の分離過程、特に炭化水素の分離過程に使用され得る。
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本発明は石油由来飽和炭化水素からオレフィンを製造する方法を開示する。本発明の方法は、予備加熱した石油由来飽和炭化水素である供給原料を、反応システムの脱水素反応ゾーンにおいて脱水素触媒に接触させ、不飽和炭化水素化合物を含んだ石油炭化水素のストリームを得る、上記脱水素反応の変換率が少なくとも20%であるステップと、上記不飽和炭化水素化合物を含んだ石油炭化水素のストリームを、上記反応システムのオレフィンクラッキングゾーンにおいてオレフィン分解触媒に接触させ、炭素原子数が減少したオレフィンを含んだ生成物ストリームを得るステップとを備える。
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【課題】反応中の触媒活性低下を抑制して、長時間にわたり、安定して高活性なアルカン脱水素方法を提供する。
【解決手段】酸化クロムを、金属クロム換算で1から20重量%含有する担持触媒の存在下、二酸化炭素ガスを含む雰囲気中でアルカンを脱水素することを特徴とするアルケンの製造方法であって、前記触媒担体が、MFI、MEL、MOR、MWW、CHA、BEA、およびFAU構造からなる群より選ばれるゼオライトの一つまたは複数の混合物であって、ホウ素原子を含有し、かつ、該担体重量に対して、珪素(Si)含有量が35重量%以上、アルミニウム含有量が0.3重量%以下であるアルケンの製造方法により、安定した脱水素化反応が可能となる。さらに該触媒を酸素とスチームの共存下、処理することにより、さらに長時間にわたる、安定したアルカンの脱水素化反応が可能である。 (もっと読む)


改善された軽質オレフィン製造、特にプロピレンの高い相対収量のための処理スキーム及びシステム(10、100、200、300、400)は、1-ブテンの2-ブテンとの交差メタセシス、2-ブテンのエチレンとの交差メタセシス、イソブテンの少なくとも一部の転化若しくは除去、及び/または追加のプロピレンを製造するための1-ブテンの少なくとも一部の2-ブテンへの異性化などを含むオレフィンへのオキシジェネート転化及び続くオキシジェネート転化流出液流処理を含む。本処理スキーム及びシステム(10、100、200、300、400)はさらに、プロピレンを製造するためのブテンのエチレンを使用するメタセシス用の蒸留カラム(162)を使用する反応及び/または、イソブテンの三級エーテルまたはアルコールを製造するための材料を含むオキシジェネートを使用する転化用蒸留カラムを使用する反応を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】メチル−t−ブチルエーテル(MTBE)を分解する方法。
【解決手段】MTBEを含有する流れIを、MTBEを含有する塔頂流IIと、MTBEよりも高沸点の化合物を含有する塔底流IIIとに、蒸留により分離する工程、及び塔頂流II中に含まれているMTBEを触媒上で分解して分解生成物IVを得る工程を少なくとも有し、前記方法は、流れIがMTBEを基準として1000質量ppmよりも大きい2−メトキシブタン(MSBE)の割合を有し、かつ工程a)における蒸留による分離及び/又は工程b)における分解を、得られる分解生成物IVが、C4−オレフィン留分を基準として線状ブテン類1000質量ppm未満の濃度を有するように実施する点で優れている。 (もっと読む)


【課題】気相中でのMTBEの分解によるイソブテンの製造方法。
【解決手段】原料MTBE(I)と返送流VIIIとからなるMTBEを含有する流れを蒸留により分離する工程、その際、MTBEを含有する塔頂流(II)及びMTBEよりも高沸点の塔底流(III)が得られ、工程a)において得られた塔頂流(II)を接触分解して分解生成物(IV)を得る工程、得られた分解生成物(IV)を90質量%よりも多いイソブテンを含有する塔頂流(V)と、ジイソブテン、MTBE並びに50%よりも多く分解生成物(IV)中に含まれているメタノールを含有する塔底流(VI)とに蒸留により分離する工程、得られた塔底流を、メタノールが塔底生成物(VII)として及びMTBEが99%よりも多く塔頂生成物(VIII)中で得られる条件下で、蒸留により分離する工程及び塔頂生成物(VIII)を工程a)中へ返送する工程を有する。 (もっと読む)


【課題】目的生成物に関連して僅かな選択率、分解の際のよりいっそう高い温度、部分的に500℃を上廻る温度の使用、触媒の僅かな可使時間ならびに触媒の費用がかかる、ひいては高価な製造という欠点を有しない分解触媒を提供する
【解決手段】形式的にアルカリ金属酸化物および/またはアルカリ土類金属酸化物0.1〜20質量%、酸化アルミニウム0.1〜99質量%および二酸化珪素0.1〜99質量%を有する触媒の製造法の場合に、この方法は、a)アルミノ珪酸塩をアルカリ金属塩水溶液および/またはアルカリ土類金属塩水溶液で酸性条件下で処理する工程およびb)アルカリ金属塩水溶液および/またはアルカリ土類金属塩水溶液で処理されたアルミノ珪酸塩をか焼する工程を有する。 (もっと読む)


【課題】メチル−t−ブチルエーテル(MTBE)を分解する方法。
【解決手段】a)双方の流れI及びVII中に含まれているMTBEを触媒上で接触分解して、分解生成物IIを得る工程、b)工程a)において得られた分解生成物IIを、90質量%よりも多いイソブテンを含有する塔頂流IIIと、ジイソブテン、MTBE並びに分解生成物II中に含まれている80%よりも多いメタノールを含有する塔底流IVとに、蒸留により分離する工程、c)工程b)において得られた塔底流IVを、メタノールを含有する塔底流Vと、ジイソブテン、メタノール及びMTBEを含有する側留VIと、MTBE及びメタノールを含有する塔頂流VIIとに、蒸留により分離する工程及びd)塔頂流VIIを工程a)へ返送する工程を少なくとも有する。 (もっと読む)


【課題】安価および/または簡単な装置中でイソオレフィン誘導体をイソオレフィンならびにアルコールまたは水へ接触気相分解するための選択的方法を提供する。
【解決手段】触媒帯域中での任意の位置での最大温度低下が50℃未満に調節され、熱媒体が向流で(別個の空間内で)反応器を貫流し、反応器への流入位置と反応器からの流出位置との間で熱媒体の温度差が40℃未満である場合には、強い触媒失活が観察されることなく、アルキル−第三アルキルエーテルおよび第三アルコールは、固体の触媒で200〜400℃の温度範囲内の気相中で0.1〜1.2MPaの圧力で、簡単な管状反応器中または液状熱媒体で加熱される管束反応器中で簡単に4〜6個のC原子を有するイソオレフィンならびにアルコールまたは水に分解される。 (もっと読む)


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