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国際特許分類[C07C29/16]の内容

国際特許分類[C07C29/16]に分類される特許

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【課題】触媒の存在下、オレフィン性化合物を水素及び一酸化炭素と反応させて一段階の反応工程で高い直鎖選択性を有するアルコールを製造する。
【解決手段】ロジウム化合物、二座の有機リン化合物、及びロジウムを除く周期表第8〜10族遷移金属を一種以上含む化合物の存在下に、オレフィン性化合物を水素及び一酸化炭素と反応させてアルコールを製造する方法。高い直鎖選択性を発現させるロジウム−二座有機リン系化合物からなるヒドロホルミル化反応用触媒に、反応系中で生成するアルデヒドの選択的水素化反応用触媒としてロジウムを除く周期表第8〜10族遷移金属を共存させて反応を行なうことで、直鎖選択性が大きく改善されたアルコールを一段階の反応工程で製造することができる。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも一段階の膜分離および吸着を組合せることによって、遷移金属および/またはその触媒作用を有する錯化合物を、反応混合物から分離し、かつ部分的に返送するための方法に関し、その際、遷移金属を含む触媒含有流は、少なくとも一段階の膜分離工程を介して、反応混合物が再度供給される遷移金属に富む保持流と、遷移金属の少ない透過流とに分配され、かつ、さらに別の遷移金属の少ない透過流を吸着工程に供給する。本発明のさらなる対象は、トリデカナールの製造方法である。
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本発明の対象は、均一系触媒を、この均一系触媒を成分として含有するプロセス流から富化する方法であって、前記プロセス流を少なくとも1つの膜に導き、かつ前記膜は完全に又は部分的に剛直なリンカーを介して互いに結合されている平面ポリマー単位を有するポリマーからなり、その際に前記リンカーはねじれているので、少なくとも1個の平面ポリマー単位が、前記リンカーを介して共面ではない配置で少なくとも1個の第二の平面ポリマー単位と結合されている。本発明のさらなる対象はトリデカナールの製造方法である。
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洗剤アルコール混合物の調製方法は、1つの非分枝状末端オレフィン及び1つ以上の追加的な分枝状オレフィンを分子内に含まなければならない、1種以上のポリ分枝状ポリオレフィンを提供する工程と、このポリ分枝状ポリオレフィンを、ヒドロホルミル化して、1種以上のオレフィンを有するポリ分枝状オレフィン含有アルデヒド生成物又はその混合物を生成させる工程と、工程(b)のアルデヒド生成物を、水素及び水素化触媒の存在下で還元し、ポリ分枝状洗剤アルコール混合物を生成させる工程と、このポリ分枝状アルコール混合物を触媒から取り出す工程とを含み、この方法の生成物から、分枝状アルデヒド、アルコール及び界面活性剤を生成させる。 (もっと読む)


【課題】環状オレフィン系重合体の単量体として使用することができるスピロ環含有ノルボルネン誘導体を、安価に、しかも環境負荷を増大させることなく製造することができる方法を提供すること。
【解決手段】芳香族アルケンをヒドロホルミル化反応させて、芳香族アルコールを合成する工程1;該芳香族アルコールを脱水反応させて、芳香族エキソメチレンを合成する工程2;及び該芳香族エキソメチレンとシクロペンタジエン類とをディールス・アルダー付加反応させて、スピロ環含有ノルボルネン誘導体を合成する工程3;を含むスピロ環含有ノルボルネン誘導体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】触媒の存在下、オレフィン性化合物を水素及び一酸化炭素と反応させて一段階の反応工程で高い直鎖選択性を有するアルコールを製造する。
【解決手段】周期表第8族〜第10族の遷移金属を一種以上含む金属錯体、及びプロトン性溶媒の存在下で、オレフィン性化合物を水素及び一酸化炭素と反応させてアルコールを製造するにあたり、金属錯体として、下記一般式(I)で表される有機リン配位子を有するものを用いる。


(式(I)中、Aは2個のリン原子間を少なくとも3つの原子を介して連結する二価の有機基を表し、R〜Rは、水素原子、炭素数30以下のアルキル基、アリール基、アルコキシ基、又はアリーロキシ基を表す。) (もっと読む)


1つ以上の供給流、反応環境および排出流を含む反応器システムにおいて、少なくとも1つのオレフィン性炭素対炭素結合を有する化合物を含む供給原料組成物と水素および一酸化炭素とを有機ホスフィン変性コバルトヒドロホルミル化触媒の存在下で反応させることを含む、少なくとも2つの反応ゾーンを含む反応環境で行われる(この場合、少なくとも2つの反応ゾーンは、より前の反応ゾーンおよびより後の反応ゾーンを含み、より後の反応ゾーンの温度は、より前の反応ゾーンの温度より少なくとも2℃高い温度であり、より後の反応ゾーンの温度は、140℃から220℃の範囲内であり、およびより前の反応ゾーンの温度は、少なくとも130℃であり、ならびにより前の反応ゾーンに入る水素の一酸化炭素に対するモル比は、0.5から1.65の範囲内である。)、および前記反応器システムに水が添加される、アルコール製造のためのヒドロホルミル化プロセス。
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1つ以上の供給流、反応環境および排出流を含む反応器システムにおいて、少なくとも1つのオレフィン性炭素対炭素結合を有する化合物を含む供給原料組成物と水素および一酸化炭素とを有機ホスフィン変性コバルトヒドロホルミル化触媒の存在下で反応させることを含む、第一反応ゾーン、第二反応ゾーンおよび場合により1つ以上のさらに後の反応ゾーンを含む少なくとも2つの反応ゾーンを含み、この第一反応ゾーンに入る水素の一酸化炭素に対するモル比が0.5から1.65の範囲内である反応環境にて行われ、および反応器システムに水が添加される、アルコール製造のためのヒドロホルミル化プロセス。 (もっと読む)


1つ以上の供給流、反応環境および出力流を含むリアクターシステムにおいて、少なくとも1つのオレフィン炭素−炭素結合を有する化合物を含む原料組成物と、水素および一酸化炭素とを、有機ホスフィン改質コバルトヒドロホルミル化触媒の存在下で反応させることを含むヒドロホルミル化方法であり、少なくとも2つの反応域は、前段反応域および後段反応域を含み、後段反応域の温度は、前段反応域における温度より少なくとも2℃高い温度であり、後段反応域の温度は、140℃から220℃の範囲であり、前段反応域の温度は、少なくとも130℃であり、水がリアクターシステム内に添加されるヒドロホルミル化方法。
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【課題】プロピレンを水素及び一酸化炭素と反応させるノルマルブタノールとイソブチルアルデヒドの併産方法を提供する。
【解決手段】反応器2において周期表の第8族〜第10族に属する金属元素の化合物を含む触媒の存在下、プロピレンを水素及び一酸化炭素と反応させて(A工程)得られた反応生成物流から分離機(第1の蒸留塔)5によりノルマルブチルアルデヒド等を含む塔頂留出液とイソブタノール等を含有する側流液とを抜き出し(B工程)、塔頂留出液を分離機(第2の蒸留塔)10によりノルマルブチルアルデヒドとイソブチルアルデヒドとに分留し、側流液を分離機(第3の蒸留塔)14によりイソブタノールとノルマルブタノールとに分留して抜き出す(C工程)。 (もっと読む)


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