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国際特許分類[C07C39/04]の内容

国際特許分類[C07C39/04]に分類される特許

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フェノール及び一般式R1COCH2R2(I)(式中、R1及びR2は夫々独立に1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す)のケトンの製造方法は、(a) (i)一般式(II)
【化1】


のアルキルベンゼン、(ii)式(II)のアルキルベンゼンの重量の少なくとも0.7%の量の式(II)の前記アルキルベンゼンの少なくとも一種の構造異性体を含むアルキルベンゼン供給原料を用意し、(b)そのアルキルベンゼン供給原料を酸素の存在下かつ(b1)式(III)の環状イミドの存在下で酸化条件にかけて一般式(IV)のヒドロペルオキシドを含む生成物を生成し、そして(c)式(IV)のヒドロペルオキシドをフェノール及び式Iのケトンに変換することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】副生する生成水と未反応塩化水素を回収し、プロセス内で効率的に再利用できるヒドロキシ化合物及び塩素の製造方法。
【解決手段】下記の工程を用いる。
加水分解:塩素化炭化水素化合物と塩酸を接触させ、ヒドロキシ化合物と塩化水素を含む混合物を得る
塩酸分離:混合物を、塩酸を主とする部分と塩素化炭化水素化合物及びヒドロキシ化合物を主とする部分に分離する
塩化水素分離:塩酸を主とする部分より塩化水素を主とする部分を分離して回収し、残部を加水分解工程へリサイクルする
酸化:塩化水素を酸素と反応させて塩素と水を得る
塩素分離回収:酸化工程の反応混合物を、塩素を主とする部分、酸素を主とする部分及び水と未反応塩化水素を主とする部分に分離し、酸素を主とする部分の一部を酸化工程へリサイクルし、水と未反応塩化水素を主とする部分を加水分解工程及び/又は塩化水素分離工程にリサイクルする (もっと読む)


【課題】 触媒を用いて効率よく芳香族化合物の酸化を行ない、高選択的にフェノール類を製造し、かつ高い触媒活性を維持する方法を提供する。
【解決手段】 周期律表第VIII族の貴金属を担体に担持した触媒とバナジウム化合物の存在下に、芳香族化合物を酸素及び水素と反応させて液相でフェノール類を製造するにあたり、反応系にアセチルアセトンなどのβ−ジケトンや、デカリン−1,8−ジオンを添加して反応させることを特徴とするフェノール類の製造方法。 (もっと読む)


【解決手段】 本法において、クメンハイドロパーオキサイド(CHP)の分解生成物を蒸留により回収する方法が提供される。大部分の望ましくない副生物アセトール(ヒドロキシアセトン)は蒸留によって、フェノール流から除去され、前記アセトールの大部分がアセトン、クメン、およびアルファメチルスチレン(AMS)を含む塔頂留出流に随伴される。次いで、このアセトールは蒸留によってアセトンから分離するが、そこでアセトンは塔頂流として得られ、アセトールは、クメン、AMS、およびフェノールを含む塔底流に残存する。前記アセトールは、残留するフェノールと共に、アルカリ金属水酸化物水溶液による向流洗浄で、クメンおよびAMSから抽出される。その後、フェノール流は蒸留され、クメン、アルファメチルスチレン、および、より高沸点の化合物からフェノールが分離される。次いで、ほんの少量のアセトールを含むフェノールを酸性樹脂または固体の超酸触媒で処理することによって、さらなるメチルベンゾフランをかなりの量生成せずに、メチルベンゾフランが除去できる。 (もっと読む)


【課題】アルキルアリールヒドロペルオキシドを酸開裂してフェノール類およびケトンを製造する方法において、蒸留塔リボイラーの汚染の原因となる酸開裂触媒の中和塩を除去する方法を提供する。
【解決手段】アルキルアリールヒドロペルオキシドの酸開裂生成物をアルカリ水で中和した液を下記により精製する。(1)酸除去した液を第1蒸留塔に供給し、蒸留塔塔頂よりケトン類を主成分とする留分抜き出し、蒸留塔塔底よりフェノール類等を主成分とする留分を分離する。(2)第1蒸留塔の中段より、油水の2液相を形成する液相を抜き出して第1デカンターに送り、油水分離を行い、分離した油相を第1蒸留塔の前記抜き出し段の1段下のトレイに供給する。(3)第1蒸留塔の塔底液を第2蒸留塔に供給し、塔頂液を油液分離して油層を(2)に記した第1デカンタ−よりの油層に添加する。(4)第2蒸留塔の塔底よりフェノ-ル粗製物を得る。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、固体酸触媒の存在下、シクロアルキルベンゼンヒドロパーオキシドを分解し、高い選択率でフェノールおよびシクロアルカノンを製造する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
酸型モンモリロナイト、シリカ-アルミナ、陽イオン交換樹脂、酸機能発現成分を担体に担持させたもの、及びヘテロポリ酸のカチオン交換点を一部Csイオンで交換して有機溶媒に不溶化したものからなる群から選ばれた固体酸触媒の存在下、シクロアルキルベンゼンヒドロパーオキシドを分解させることにより、高い選択性で、フェノールおよびシクロアルカノンが得られる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、アルミノケイ酸塩の存在下、シクロアルキルベンゼンヒドロパーオキシドを分解し、高い選択率でフェノールおよびシクロアルカノンを製造する方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
細孔径が0.6nm以上のサイズを有するアルミノケイ酸塩の存在下、シクロアルキルベンゼンヒドロパーオキシドを分解させることにより、高い選択性で、フェノールおよびシクロアルカノンが得られることを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、細孔径が0.6nm以上の細孔径を有するアルミノケイ酸塩の存在下、シクロアルキルベンゼンヒドロパーオキシドを分解させることを特徴とする、フェノールおよびシクロアルカノンの製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】モノクロルベンゼンを加水分解してフェノールを製造する際に発生する、未反応の水を含む加水分解反応混合物から水を除去する脱水方法であって、水および塩化水素とフェノールを一回のみの蒸留操作で高度に分離することができ、かつ蒸留塔などの用いる装置の材質選定の範囲が広いという優れた特徴を有する加水分解反応混合物の脱水方法を提供する。
【解決手段】モノクロルベンゼンを加水分解してフェノールを製造する際に発生する未反応の水を含む加水分解反応混合物から水を除去する脱水方法であって、加水分解反応混合物を蒸留塔へ供給し、蒸留塔最上段の上方にモノクロルベンゼンを含む液を供給し、加水分解反応混合物の水の実質的に全量をモノクロルベンゼンとともに塔頂から留去して除去する加水分解反応混合物の脱水方法。 (もっと読む)


トランスアルキル化システムにおいて、アルキル化可能な芳香族炭化水素とポリアルキル芳香族化合物とを接触させてアルキル芳香族化合物を生じることを含み、ここで、ポリアルキル芳香族化合物の少なくとも一部分は、トランスアルキル化システムから離れた場所において、アルキル化可能な芳香族炭化水素とオレフィンとを接触させることによって形成されている、アルキル芳香族化合物を作製する方法。この方法は、アルキル芳香族化合物をさらに反応させて、1つ以上の芳香族生成物を生成することをさらに含むことができる。
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【課題】 ベンゼンと酸素と水素から、モノクロルベンゼン、フェノールを経由して間接的にシクロヘキサノンを製造する方法であって、モノクロルベンゼン以外の塩素化芳香族化合物の生成量が極めて小さく、かつ副生する塩化水素ガスを効率良くリサイクル利用することができるという優れた特徴を有するフェノールの製造方法を提供する。
【解決手段】 下記の工程を含むシクロヘキサノン化合物の製造方法。
塩素化工程:ベンゼンと塩素より、モノクロルベンゼンと塩化水素を得る工程
加水分解工程:モノクロルベンゼンと水より、フェノールと塩化水素を得る工程
酸化工程:塩素化工程、および/または酸化工程で得た塩化水素を酸素と反応させて塩素を得、該塩素の少なくとも一部を塩素化工程へリサイクルする工程
水素化工程:フェノールと水素より、シクロヘキサノンを得る工程 (もっと読む)


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