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国際特許分類[C07C39/04]の内容

国際特許分類[C07C39/04]に分類される特許

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【課題】ニッケルをメタロシリケートに担持させた触媒の存在下、塩素化炭化水素化合物を加水分解してヒドロキシ化合物を製造する方法であって、該触媒の性能を高い水準に保ってスタートを行い、かつ触媒の活性低下を抑制することができるという優れた特徴を有するヒドロキシ化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】スタートに祭し、410℃以上の温度において、まず触媒層に水蒸気を導入し、その後触媒層に塩素化炭化水素化合物を導入するヒドロキシ化合物の製造方法。塩素化炭化水素化合物の導入を開始する時期は、触媒層がすべて水蒸気雰囲気のなった後であれば、いつでも可能である。触媒層がすべて水蒸気雰囲気のなったことは、たとえば水の導入場所から触媒層の出口までの体積と水蒸気の流量から計算することができる。 (もっと読む)


【課題】加水分解反応用触媒の製造方法及び加水分解反応用触媒に関するものである。更に詳しくは、本発明は、特徴を有する加水分解反応用触媒を提供する。
【解決手段】メタロシリケートを酢酸ニッケル及び/又は蟻酸ニッケルを溶解させた溶液に浸漬する工程を有する加水分解反応用触媒の製造方法。メタロシリケートとしては、Si/Me原子比(ここに、Meは、Al、Cu、Ga、Fe、B、Zn、Cr、Be、Co、La、Ge、Ti、Zr、Hf、V、Ni、Sb、Bi、Nb等から選ばれる1種又は2種以上の金属元素を示す。)が、5以上であるメタロシリケートがより好ましいが、Me成分を実質的に含まない二酸化ケイ素からなる結晶性シリケートでもよい。 (もっと読む)


本発明は、新規触媒系の存在下、極めて穏やかな条件下における高い転化率及び選択率でのクメンのヒドロペルオキシドへの好気性酸化、及びそれに続く該ヒドロペルオキシドのフェノール及びアセトンへの酸分解を含む、フェノールの調製方法に関する。 (もっと読む)


【課題】クメンの酸化反応生成物と酸とを酸分解反応器に連続的に供給して酸化反応生成物を酸分解する際の、酸分解反応器の運転の安定化および増産に対処し得る様に改良されたフェノールの製造方法を提供する。
【解決手段】クメンの酸化反応生成物と酸とを酸分解反応器に連続的に供給して酸化反応生成物を酸分解するフェノールの製造方法であって、酸分解反応器内の酸分解反応混合物の液面の高さを酸分解反応器の高さに対して0.20〜0.33の範囲とし、酸分解反応により発生する反応熱を酸分解反応混合物を蒸発させることにより蒸発潜熱として除去し、その際の蒸気流の線速度を1.7m/s以下の範囲とするフェノールの製造方法。 (もっと読む)


【課題】ニッケルをメタロシリケートに担持された触媒を用いて塩素化炭化水素化合物を加水分解してヒドロキシ化合物を製造する方法であって、該触媒の使用に伴う活性低下を抑制することができるという優れた特徴を有するヒドロキシ化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】ニッケルをメタロシリケートに担持された触媒を用いて塩素化炭化水素化合物を加水分解してヒドロキシ化合物を製造するに際し、反応温度435℃以下で加水分解反応させるヒドロキシ化合物を製造方法。一層好ましい反応温度は300〜435℃である。反応温度が高すぎると選択率が低くなる。一方、反応温度が低すぎると転化率が低くなる場合がある。 (もっと読む)


アルキル芳香族化合物を対応するヒドロパーオキシドに酸化する方法において、一般式(I)のアルキル芳香族化合物(R1とR2はそれぞれ、1から4炭素をもつアルキル基を表し、R1とR2は結合して4から10炭素原子をもつ環状の基を形成してもよく、該環状基は任意に置換されても良く、R3は水素、1から4炭素原子をもつ1以上のアルキル基、又はシクロヘキシル基を表す)をtert-ブチルヒドロパーオキシドを含む触媒の存在下、かつ、他の触媒の不存在下、酸素と接触し、一般式(II)のヒドロパーオキシド(II)(R1、R2とR3は式(I)と同一の意味をもつ)を生成する。当該ヒドロパーオキシドは、次にフェノールと一般式R1COCH2R2(III) (R1とR2は式(I)と同一の意味をもつ)のケトンへ変換されることができる。



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【課題】加水分解反応混合物がもつ熱を有効利用し、省エネルギーの点で優れたモノクロルベンゼンの加水分解方法。
【解決手段】下記の工程を含み、蒸留分離工程の蒸留塔の塔頂から得られる気体を凝縮させて得られる熱の少なくとも一部を、原料気化工程において加水分解原料液を気化させる熱源として用いる。
原料気化工程:モノクロルベンゼンと水を含有する加水分解原料液を加熱して気化し、加水分解原料気体を得る
加水分解反応工程:加水分解原料気体を加水分解反応に付し、モノクロルベンゼンの少なくとも一部をフェノールと塩化水素に変換し、フェノール、モノクロルベンゼン、水及び塩化水素を含む加水分解反応混合物を得る
蒸留分離工程:加水分解反応混合物を蒸留塔に供給し、塔底からフェノールに富む液体を得る (もっと読む)


【課題】フェノール類への選択率が高く、毒性の高い化合物を使用せず、かつ、高い反応温度を必要としない液相によるフェノール類の製造方法を提供すること。
【解決手段】分子状酸素を含む酸化剤を用いて芳香族化合物からフェノール類を製造するにあたり、固体酸に新周期律表の第4族、6族および7族の金属化合物と新周期律表の第8族〜10族の金属化合物を担持させた触媒と水素を共存させて酸化反応を行うことを特徴とするフェノール類の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ニッケル含有メタロシリケートさせた触媒を用いて塩素化炭化水素化合物を加水分解してヒドロキシ化合物を製造する方法であって、該触媒の使用に伴う選択率低下を抑制することができるという優れた特徴を有するヒドロキシ化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】二酸化炭素の共存下に加水分解する。反応雰囲気中の二酸化炭素の存在量が30〜80容量%とすることが好ましく、更に好ましくは二酸化炭素の存在量が30〜60容量%とすることであり、更に好ましくは二酸化炭素の存在量が30〜50容量%とすることである。二酸化炭素の存在量が過少であると触媒の選択率の低下を抑制するという本発明の効果が不十分である場合がある。 (もっと読む)


【解決手段】本発明は、
a)クメンを酸化して、クメンヒドロペルオキシドを含有する酸化生成物を形成すること;
b)該酸化生成物を酸性触媒を用いて分解して、フェノール、アセトンおよび不純物を含有する分解生成物を形成すること;
c)該分解生成物を塩基性水性媒体で中和および洗浄して、中和分解生成物を得ること;
d)該中和分解生成物を少なくとも1つの蒸留工程によって、少なくともフェノール含有分画とヒドロキシアセトンを含む水性分画とに分離すること;
e)該水性分画を塩基の存在下で酸化剤で処理して、ヒドロキシアセトンを減少した塩基性水性媒体を得ること;
f)該塩基性水性媒体の少なくとも一部を、中和および洗浄工程c)にリサイクルすること;および
g)工程d)で得られる該フェノール含有分画からフェノールを回収すること
を含む、フェノールの製造方法に関する。 (もっと読む)


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