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国際特許分類[C07C39/04]の内容

国際特許分類[C07C39/04]に分類される特許

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【解決手段】本発明は、
a)クメンを酸化して、クメンヒドロペルオキシドを含有する酸化生成物を形成すること;
b)該酸化生成物を酸性触媒を用いて分解して、フェノール、アセトンおよび不純物を含有する分解生成物を形成すること;
c)該分解生成物を塩基性水性媒体で中和および洗浄して、中和分解生成物を得ること;
d)該中和分解生成物を少なくとも1つの蒸留工程によって、少なくともフェノール含有分画とヒドロキシアセトンを含む水性分画とに分離すること;
e)該水性分画を塩基の存在下で酸化剤で処理して、ヒドロキシアセトンを減少した塩基性水性媒体を得ること;
f)該塩基性水性媒体の少なくとも一部を、中和および洗浄工程c)にリサイクルすること;および
g)工程d)で得られる該フェノール含有分画からフェノールを回収すること
を含む、フェノールの製造方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、であって、温度調節可能な反応容積部(2)を含み、該反応容積部(2)は上方に位置する気化空間(4)と、下方に位置するサンプ領域(3)と、材料用及びポリオレフィン用のそれぞれ1つの導入口(6,7)と、含ハロゲン反応生成物用/脱ハロゲン化物質用/ポリオレフィン用の各排出口(8,9)を備えた含ハロゲン物質の加熱式脱ハロゲン化装置に関している。本発明の課題は工業規模での有機物質の脱臭素化を可能にすべくオイルの脱臭素化とポリプロピレンの液化のための装置を提供することであり、この課題はポリオレフィン用導入口(7)がポリオレフィンを軟化温度以上に加熱する手段(12)を有し、さらに反応容積部(2)における気化空間(4)へつながりさらに少なくとも1つのノズル(11)を含む構成によって解決される。
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【課題】所望の加水分解反応を高収率(転化率)の下に実施することができるという優れた特徴を有する加水分解反応用触媒の製造方法及び該製造方法により得られる触媒を提供する。
【解決手段】塩化ニッケルを溶解させた溶液にメタロシリケートを70℃以上の温度で共存させる工程を有する加水分解反応用触媒の製造方法。溶液における塩化ニッケルの濃度は0.001〜7モル/Lが好ましい。該濃度が低すぎると触媒中のニッケル含有量が低くなり、加水分解反応の収率が低下することがあり、一方該濃度が高すぎると不用の塩化ニッケルが生成し、触媒性能が低下することがある。溶液を調製するには、溶媒に塩化ニッケルを添加し、攪拌することにより均一な溶液とすればよい。このときの溶液の温度は通常10〜40℃である。 (もっと読む)


【課題】所望の加水分解反応を高収率かつ高選択率の下に実施することができ、さらに原料として塩酸を用い、50時間以上反応を継続させても選択率が低下しないという優れた特徴を有する加水分解反応用触媒及び該触媒の製造方法を提供する。
【解決手段】メタロシリケートと硫酸銅を接触させて得られる加水分解反応用触媒。本発明の触媒は、硫酸銅を溶解させた溶液中にメタロシリケートを含浸させて得ることができる。硫酸銅としては、硫酸銅(II)であり、例示すると、CuSO4、CuSO45H2Oを用いることができる。塩素化炭化水素化合物の塩素を水酸基で置換する反応に最適に使用される。加水分解反応の具体例としては、クロルベンゼンをフェノールに変換する反応をあげることができる。 (もっと読む)


【課題】アルキルアリールヒドロペルオキシドの酸分解生成物の中和物から、分別蒸留によりフェノール類を製造する工程で得られる回収フェノール類から、フェノール、α−メチルスチレン等の有用成分を消失させることなく、ヒドロキシアセトンを分離し、フェノール類を精製する。
【解決手段】アルキルアリールヒドロペルオキシドの酸分解生成物の中和物から、分別蒸留によりフェノール類を製造する工程で得られる回収フェノール類に、ケトン類及びアルカリ水溶液を添加して含酸素ガス共存下で加熱処理し、回収フェノール類中のカルボニル化合物をより高沸点の化合物に転化させ、次いでこれらを中和処理した後、これらの生成物とフェノール類とを蒸留により分離する。 (もっと読む)


本発明はフェノール及びメチルエチルケトンを生成するプロセスに関し、このプロセスは、ベンゼン及びC4オレフィンを、アルキル化条件及びアルキル化触媒の存在下で接触させ、sec-ブチルベンゼン及びC8+オレフィンを含むアルキル化流出物を生成することを含む。そしてアルキル化された流出物を処理し、前記C8+オレフィンの量を減少させ、処理された流出物を生成し、その後前記処理された流出物中のsec-ブチルベンゼンを酸化させ、ヒドロぺルオキシドを生成し、そしてヒドロぺルオキシドを開裂しフェノール及びメチルエチルケトンを生成する。 (もっと読む)


フェノールとメチルエチルケトンの製造方法は、アルキル化条件下及びMCM-22ファミリーの少なくとも1種のモレキュラーシーブを含むアルキル化触媒の存在下でベンゼンとC4アルキル化剤を接触させて、sec-ブチルベンゼンを含むアルキル化流出物を生成する工程(ここで、接触工程を複数の反応ゾーン内で行い、かつ反応ゾーンのそれぞれにC4アルキル化剤を供給する)を含む。sec-ブチルベンゼンフラクションはアルキル化流出物から回収され、かつ少なくとも95wt%のsec-ブチルベンゼン、100wt ppm未満のC8+オレフィン、及び0.5wt%未満のイソブチルベンゼンとtert-ブチルベンゼンを含む。次に、前記sec-ブチルベンゼンフラクションを酸化してsec-ブチルベンゼンヒドロペルオキシドを生成し、該ヒドロペルオキシドを分解してフェノールとメチルエチルケトンを生成する。 (もっと読む)


【課題】設備費用の安価な処理設備を用いて効率的に揮発性ハロゲン化化合物を除去することができる揮発性有機ハロゲン化化合物処理方法を提供する。
【解決手段】揮発性有機ハロゲン化化合物処理方法は、金属微粉末を坦持した活性炭に揮発性有機ハロゲン化化合物を吸着させた後、マイクロ波を照射することにより脱ハロゲン化するものである。金属微粉末としてコロイダル鉄粉を用い、活性炭としてハニカム構造またはマカロニ状構造のものを用いる。 (もっと読む)


sec-ブチルベンゼンの製造方法は、ベンゼンとC4アルキル化剤を含む供給原料を、約110℃〜約150℃の温度を含むアルキル化条件下で、12.4±0.25、6.9±0.15、3.57±0.07及び3.42±0.07Åにd-間隔最大を含むX線回折パターンを有する少なくとも1種のモレキュラーシーブを含む触媒と接触させる工程を含む。次にsec-ブチルベンゼンを酸化してヒドロペルオキシドを生成し、このヒドロペルオキシドを分解してフェノールとメチルエチルケトンを生成することができる。 (もっと読む)


【課題】芳香環ラジカルビームの生成方法を提供する。
【解決手段】芳香環ラジカルビームの生成方法は,例えばオルト,メタまたはパラジクロロベンゼンからなる原料分子をイオン化して複数種類の正イオンを生成し,前記複数種類の正イオンから,1価の正の分子イオンを分離し,前記分子イオンをアルカリ金属からなるターゲットに衝突させて中性化すると共にXを離脱させて,Xが結合していた位置に不対電子が局在化した芳香環ラジカルを生成し,中性化されなかった分子イオンと,ターゲットとの再度の衝突によって生成された負イオンを分離除去する工程を備える。 (もっと読む)


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