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国際特許分類[C07C409/10]の内容

国際特許分類[C07C409/10]に分類される特許

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【課題】ナトリウム化合物が後工程に送られることによるプロセスの閉塞や触媒の劣化を抑制できる有機過酸化物の製造方法を提供する。
【解決手段】下記第一工程〜下記第三工程を含む有機過酸化物の製造方法。
第一工程:有機化合物の酸化により、ナトリウム化合物と有機過酸化物とを含む溶液を得る工程
第二工程:第一工程で得られた溶液から有機過酸化物を含む油層と水層とに分離する工程
第三工程:第二工程で分離された油層に水を添加して、有機過酸化物を油層に、ナトリウム化合物を水層に分離する工程であって、該水層のナトリウムイオン濃度を50重量ppm以下または1600重量ppm以上とする工程 (もっと読む)


クメンヒドロペルオキシド(CHP)を経てクメンからフェノール/アセトンを連続的又は半連続的に製造するための方法であって、(a)立下り管の少なくとも上方部及び/又は下方部がフレアを有するエアリフト反応器でCHPを製造し、(b)直列に接続された2つの熱交換器を含み、またCHP及び新鮮なアセトンの供給部が対であり、各対が各交換器の上流に位置決めされるループ反応器における酸処理によってクメンヒドロペルオキシドを開裂することを含む。 (もっと読む)


【課題】比較的簡単な装置により、気泡塔内の液面付近における液の異常発泡を迅速かつ確実に検知することができるという優れた特徴を有する気泡塔及び該気泡塔の運転方を提供する。
【解決手段】気泡塔内の液面の上部の気相部分の位置に発泡検知のための差圧式液面計を有する気泡塔。差圧式液面計の出力を連続的に測定し、測定された指示計の変化により、気泡塔内の液面付近における液の異常発泡の発生を検知する。たとえば気液反応装置、排水・排ガス処理装置、発酵槽・培養槽などのバイオリアクター等に適用できる。発泡検知のための差圧式液面計の設計比重ρ1が気液分離後の液比重ρ0よりも小さいことが適切に発泡を検知する観点から好ましく、さらに差圧式液面計の設計比重ρ1と気液分離後の液比重ρ0が下記式(1)を満足することが好ましい。
0.01×ρ0≦ρ1≦0.7×ρ0 (1) (もっと読む)


アルキルベンゼンヒドロペルオキシドの製造方法において、(i) sec-ブチルベンゼン、(ii)全供給原料の10質量%より大きい量のクメン及び(iii) 全供給原料の20質量%までの量のイソ-ブチルベンゼン及びtert-ブチルベンゼンの少なくとも一種を含む供給原料を下記の一般式(I)の環状イミドを含む触媒の存在下で酸素含有ガスと接触させる。その接触をsec-ブチルベンゼン及びクメンをそれらの関連ヒドロペルオキシドに変換する条件下で行なう。


[式中、R1 及びR2 の夫々は独立に1〜20個の炭素原子を有するヒドロカルビル基及び置換ヒドロカルビル基、又は基SO3H、NH2、OH、及びNO2 或いは原子H、F、Cl、Br、及びIから選ばれ、但し、R1及びR2 が共有結合により互いに結合し得ることを条件とし、Q1及びQ2 の夫々は独立にC、CH、N及びCR3から選ばれ、X及びZの夫々は独立にC、S、CH2、N、P及び周期律表の4族の元素から選ばれ、YはO又はOHであり、kは0、1、又は2であり、lは0、1、又は2であり、mは1〜3であり、かつR3 はR1についてリストされたもののいずれかであってもよい] (もっと読む)


【課題】アルキルベンゼンを含酸素ガスで酸化することによるアルキルベンゼンハイドロパーオキサイドを製造する方法であって、アルキルベンゼンハイドロパーオキサイドを経済的に高収率で得られる方法を提供する。
【解決手段】0.01〜10ミリモル/キログラムのフェノール類を含有するアルキルベンゼン溶液を含酸素ガスで酸化するアルキルベンゼンハイドロパーオキサイドの製造方法であって、該アルキルベンゼン溶液中に一般式(I)で表される化合物を含み、かつ該アルキルベンゼン溶液中のフェノール類に対する一般式(I)で表される化合物の比が0.4モル/モル以上であるアルキルベンゼンハイドロパーオキサイドの製造方法。


(式中、R1、R2、R3、R4及びR5は、独立に、水素原子、アルキル基又はアリール基を示し、これらは互いに結合して非芳香族性の環を形成してもよい。) (もっと読む)


【課題】経済的に高収率で得られるアルキルベンゼンハイドロパーオキサイドの製造方法を提供する。
【解決手段】下記の工程を含み、回収工程で得られた酸化水相を酸化工程にリサイクルする。
酸化工程:一般式(I)及び/又は(II)で表される水溶性イミド化合物を含む水溶液の存在下、アルキルベンゼンを含酸素ガスで酸化することによりアルキルベンゼンハイドロパーオキサイドを含む酸化反応液を得る


(I) (II)
(R1、R2、R3、R4は、独立に、水素原子、1〜20個の炭素原子を有する炭化水素基、スルホン基、アミノ基、水酸基、カルボキシル基、ニトロ基又はハロゲンである。ただし、R1とR2及び/又はR3とR4は環を形成していてもよい。)
回収工程:酸化反応液を、アルキルベンゼンハイドロパーオキサイドを含む油相と水相に分離する
リサイクル工程:水相の少なくとも一部を酸化工程にリサイクルする (もっと読む)


【課題】有機過酸化物の製造方法であって、酸化油中の副生有機酸を中和除去するにあたり、アルカリ排水量を少なくでき、さらに目的の過酸化物のアルカリ分解を抑制できる有機過酸化物の製造方法を提供する。
【解決手段】下記の工程を含み、有機酸中和工程に供給されるアルカリ水溶液中の炭酸ナトリウム濃度が0.1〜20重量%であり、かつ水酸化ナトリウム濃度が0.1〜10重量%である。
酸化反応工程:有機物を酸素含有ガスで酸化して有機過酸化物と副生有機酸を含む酸化油を得る工程
有機酸中和工程:アルカリ水溶液と酸化反応工程で得られた酸化油を接触させることにより酸化油に含まれる副生有機酸が中和除去された酸化油を得る工程 (もっと読む)


【課題】アルカリ水溶液の存在下、有機物を酸素含有ガスで酸化して有機過酸化物と中和された副生有機酸塩類を含む酸化反応油を得る酸化反応工程を含む有機過酸化物の製造方法であって、アルカリ排水量を少なくでき、さらに目的の過酸化物のアルカリ分解を抑制できるという優れた効果を有する有機過酸化物の製造方法を提供する。
【解決手段】下記の酸化反応工程を含む有機過酸化物の製造方法であって、該工程に供給されるアルカリ水溶液の炭酸ナトリウム濃度が0.1〜20重量%であり、かつ水酸化ナトリウム濃度が0.1〜10重量%であるプロピレンオキサイドの製造方法。
酸化反応工程:アルカリ水溶液の存在下、有機物を酸素含有ガスで酸化して有機過酸化物と中和された副生有機酸塩類を含む酸化反応油を得る工程 (もっと読む)


混合器/反応器装置としてクメンヒドロペルオキシドを製造するために工程に組み込まれた高せん断機械式装置の使用は、物質移動の制限を減少させることができるため、クメンヒドロペルオキシドの製造工程を促進させる。クメンを酸化してクメンヒドロペルオキシドを製造するためのシステムであって、システムは反応器及び高せん断混合器を含み、高せん断混合器の出口は反応器の入口に流体連結されており、高せん断混合器は液体中に空気の気泡の分散体を形成することが可能であり、気泡の平均気泡直径は約100μm未満である。
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【課題】アルキルベンゼンを出発原料として含酸素ガスで酸化することによりアルキルベンゼンハイドロパーオキサイドを高収率で得るという優れた効果を有する製造方法の提供。
【解決手段】アルキルベンゼン中に該アルキルベンゼンハイドロパーオキサイド以外の過酸化物として過酸化水素および/またはメチルハイドロパーオキサイドを含む出発原料から含酸素ガスで酸化することによりアルキルベンゼンハイドロパーオキサイドを製造する。 (もっと読む)


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