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国際特許分類[C07C67/54]の内容

国際特許分類[C07C67/54]に分類される特許

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【課題】 脂肪族カルボン酸と微量の塩素を含む脂肪族アルコールから、対応するカルボン酸エステルを、装置の腐食や触媒の劣化を防止しつつ、低コストで工業的に効率よく製造する方法を提供する。
【解決手段】 本発明のカルボン酸エステルの製造方法は、脂肪族カルボン酸と、不純物として塩素を含む脂肪族アルコールとを、触媒の存在下、反応器中で反応させて対応するカルボン酸エステルを生成させる工程A、及び前記工程Aで得られた反応液を蒸留塔に供給し、塔頂から生成したカルボン酸エステルと副生する水とを留出させ、塔底から未反応の脂肪族カルボン酸を回収する工程Bを含むとともに、前記工程Bにおいて塔底液中の水分濃度を8〜22重量%に制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】易重合性化合物の重合を効率的に抑制することができ、窒素、硫黄、リンや金属などの原子を含まない炭素、水素、酸素のみで構成された環境にやさしく、保存中に着色等の生じない安定な重合禁止剤を提供する。
【解決手段】一般式(1)で表される縮合多環芳香族骨格を有する重合禁止剤。


(nは1から4の整数を表し、Rはアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシアルキル基、グリシジル基、ヒドロキシアルキル基又はアリールオキシアルキル基を表し、OR基が複数ある場合のRは、それぞれ同一であってもよいし、異なっていてもよい。X、Y及びZは、各々、水素原子、アルキル基又はアリール基を表し、このうち、XとYは互いに結合して飽和又は不飽和の6員環を形成してもよい。) (もっと読む)


【課題】触媒の存在下、酸素と酢酸とプロピレンの反応により酢酸アリルを製造するに際して、未反応の酢酸、さらには酢酸アリルを加水分解してアリルアルコールを得る際に副生する酢酸を回収し、酢酸アリル製造の原料として再利用する場合において、触媒の活性および選択性の低下を防止し、触媒寿命を向上させる。
【解決手段】触媒の存在下、酢酸3と酸素1とプロピレン2とを酸化反応器5で反応させ、酢酸アリルと水を生成させる工程と、未反応の酢酸を蒸留塔9で分離する工程と、酢酸を含む酢酸含有液を回収して、酢酸水蒸発器4を経由させて酸化反応器5に戻す工程とを備えた酢酸アリルの製造方法であって、酢酸含有液を含むプロセス液を加熱装置10で80〜250℃の温度に加熱する加熱工程をさらに有する。 (もっと読む)


【課題】省スペース、省エネルギー化とともに、動作の安定化を図った揮発性有機物の蒸留装置および蒸留方法を提供する。
【解決手段】揮発性有機物を含んだ排気空気から揮発性有機物を回収し、回収された揮発性有機物を精製する揮発性有機物の蒸留方法において、第1蒸留塔で回収された揮発性有機物から水分を除去して揮発性有機物と高沸物を抽出して、第2蒸留塔で上記抽出物から高沸物を除去して精製された揮発性有機物を抽出するに際し、共通のリボイラーから蒸気を供給して上記第1蒸留塔と第2蒸留塔で揮発性有機物を蒸留し、蒸留で得られる蒸気を共通のコンデンサーで凝縮し、上記コンデンサーからの凝縮液を揮発性有機物相と水相に分離し、上記分離された揮発性有機物を上記第1と第2の蒸留塔の上端からほぼ同量還流することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ペンタフルオロフェニル(メタ)アクリレートの重合体の品質を向上させる。
【解決手段】本発明は、(メタ)アクリル酸無水物とペンタフルオロフェニル(メタ)アクリレートとを含有する混合物(I)中の(メタ)アクリル酸無水物を水又はアルコールで分解する分解工程と、分解工程に付された混合物(I)を蒸留することにより、ペンタフルオロフェニル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸無水物の分解物とを分離する分離工程と、を含む。分離工程の蒸留を実行する圧力下における、ペンタフルオロフェニル(メタ)アクリレートの沸点をT1(℃)とし、(メタ)アクリル酸無水物の沸点をT2(℃)とし、(メタ)アクリル酸無水物の分解物の沸点をT3(℃)としたとき、分解工程において、下記式(a)を満たす(メタ)アクリル酸無水物の分解物を得る。
(a)|T1−T2|<|T1−T3| (もっと読む)


【課題】共存する水の量が少ない高純度の酢酸アリルを得ることができ、高収率で酢酸n−プロピルを製造できる方法を提供すること。
【解決手段】酢酸アリルと水を含有する原料液に対して、水を抽出用溶媒とする抽出操作を行い、油相と水相とに分離する抽出工程と、前記油相を蒸留して、酢酸アリルを主成分とする留出液を得る蒸留工程と、前記留出液に対して水素化反応を行う水素化工程とを有することを特徴とする酢酸n−プロピルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】2−フルオロイソ酪酸エステルの工業的な製造方法を提供する。
【解決手段】2−ヒドロキシイソ酪酸エステルを有機塩基の存在下にスルフリルフルオリド(SO)と反応させることにより2−フルオロイソ酪酸エステルの含有組成物を合成し(脱ヒドロキシフッ素化反応工程)、得られた2−フルオロイソ酪酸エステルの含有組成物を空気または酸素と接触させながら蒸留精製を行うことにより(エアレーション蒸留工程)、高純度の2−フルオロイソ酪酸エステルを収率良く製造することができる。本発明の製造方法は、フッ素源を大過剰用いる必要がなく、且つ副生物のメタクリル酸エステルが大量規模でも好適に精製除去できる。
この様に、本発明の好ましい態様では、2−フルオロイソ酪酸エステルの製造方法における従来技術の問題点を解決することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、平均含水率が0.5wt%〜3.0wt%のポリエチレンテレフタレートを主成分として含有するポリエステルから安定して酸価の低い高品質なビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートを製造する方法を提供することである。
【解決手段】上記課題は、平均含水率が0.5wt%〜3.0wt%のポリエチレンテレフタレートを主成分として含有するポリエステルからビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートを製造するに際し、下記工程(a)〜(b):
工程(a):前記ポリエステルを、エチレングリコールと170〜280℃の温度にて解重合反応させる工程
工程(b):工程(a)にて得られた解重合反応物から20.0〜60.0kPaの圧力下においてエチレングリコールを留去する工程であって、工程(a)で添加したエチレングリコール重量から留去したエチレングリコール重量を引いた差が、工程(a)で添加したポリエステルに対する重量比で0.3〜2.0になるまでエチレングリコールを留去する工程
に順次供することを含み、
前記工程(b)におけるエチレングリコールを留去する量が、工程(a)にて得られた解重合反応物に対して5.0wt%以上であることを特徴とするビス(2−ヒドロキシエチル)テレフタレートの製造方法。
によって解決することができる。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、通常の反応装置を用いて簡便な方法でジフルオロ酢酸エステルに含まれるアルコールを除去することができ、必要に応じてフッ化水素を含む場合にも適用できる、アルコールを含まないジフルオロ酢酸エステルを得る方法を提供する。
【解決手段】
ROH(式中、Rは低級アルキル基を表す。)で表されるアルコールとCHFCOOR(式中、RはROHにおけるRと同一の低級アルキル基を表す。)で表されるジフルオロ酢酸エステルを含むジフルオロ酢酸エステル組成物にハロゲン化シランを添加して反応させて反応生成物を得る工程を含むジフルオロ酢酸エステルの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、軽油代替燃料として脂肪酸アルコールエステルの製造方法を、大幅なコストダウンが可能な技術により提供する。
【解決手段】(1)反応器において油脂とアルコールを混合して超音波照射してエステル交換反応を行う工程、および
(2)それぞれのエステル交換反応工程後に、分離器において脂肪酸アルコールエステルとグリセリンを分離する工程
を有する方法であって、
反応工程および分離工程の数が少なくとも2であり、エステル交換反応工程および分離工程の後に、追加のエステル交換反応工程および分離工程を行うことを特徴とする脂肪酸アルコールエステルの製造方法。 (もっと読む)


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