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国際特許分類[C08F210/06]の内容

国際特許分類[C08F210/06]に分類される特許

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【課題】耐衝撃性及び透明性のバランスに優れ、シュリンク包装に好適に用いられる積層フィルムを提供すること。
【解決手段】ポリプロピレン系樹脂(i)からなる延伸層〔I〕および、(A)(1)プ
ロピレンから導かれる単位を50〜95モル%の量で、炭素数2または4〜20のα−オレフィンから導かれる単位を5〜50モル%の量で含有し、(2)示差走査熱量測定(DSC)にて測定される融点(Tm)が110℃以下であるか、またはDSCにて融点ピークが観測されず、(3)135℃、デカリン中で測定される極限粘度[η]が0.1〜12dl/gであり、(4)ゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)により求められる分子量分布(Mw/Mn)が3.0以下であるプロピレン・α−オレフィン共重合体と、(B)融点が120℃以上のポリプロピレン系樹脂とを、(A)/(B)の重量比で0.1/99.9〜4.5/95.5の割合で含むポリプロピレン系樹脂組成物からなる延伸層〔II〕を有する積層フィルム。 (もっと読む)


【課題】成形材料及び成形体として使用した場合に、極めて良好な耐熱性−耐衝撃性のバランス、特に「面」衝撃強度と耐熱性のバランスに優れるプロピレン系共重合体、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】メタロセン触媒を用いて、結晶性プロピレン単独重合体成分(PP)を製造する前段工程(I)及びエチレン−プロピレン共重合体成分(EP)を製造する後段工程(II)により得られ、且つ、下記(i)〜(iv)を満たすことを特徴とするプロピレン系共重合体およびその製造方法等を提供した。
(i)MFRが0.1〜300g/10分、
(ii)EPのエチレン含量が24〜31重量%、
(iii)EP含有量が41〜64重量%、及び
(iv)40℃のODCBに不溶かつ100℃のODCBに可溶な成分の量と100℃のODCBに不溶な成分の量の比が0.01〜0.2である。 (もっと読む)


【課題】ヒートシール層を有するフィルムを製袋してなる袋状容器の開口部より、被充填物である液体および/または粉体を充填し、開口部の少なくとも一部に被充填物が挟持されたままヒートシールしても、その機械強度に優れる包装体およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の包装体は、示差走査熱量計で測定される融点(Tm)が120℃以上であるプロピレン系樹脂(A)と、示差走査熱量計で測定される融点(Tm)が120℃未満であるか、または示差走査熱量計で融点ピークが観測されない、プロピレン・炭素原子数2または4〜20のα−オレフィン共重合体(B)とを含む樹脂組成物からなるヒートシール層を有するフィルムを製袋してなる袋状容器の開口部より、被充填物である液体および/または粉体を充填し、開口部をヒートシールして得られるとするものである。 (もっと読む)


【課題】機械物性、ウエルド外観に優れ、かつ低射出圧でも面品質が良好なプロピレン系樹脂材料を提供する。
【解決手段】Q値が2〜5、アイソタクチックトリアッド分率が96%以上のプロピレン・α−オレフィンランダム共重合体(a1)20〜70重量%、プロピレン・α−オレフィンブロック共重合体(a2)30〜80重量%からなるプロピレン系共重合体組成物。ここに、プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体(a1)は、メタロセン触媒により重合されたものが好ましく、その融点(Tm)は110〜150℃であるものが好ましい。 (もっと読む)


コポリマーの全重量に対して5重量%より低いキシレン可溶フラクションを有し、関係式(1):


(式中、Aはg/10分で表すISO−1133法(230℃、5kg)にしたがって測定されるMFRであり、Tは℃で表すGPCによって測定される融点であり、Bはコポリマーの全重量に対する重量%で表すヘキセン−1の含量である)を満足するプロピレン−ヘキセン−1コポリマーを含むプラスチックタンク。 (もっと読む)


重量%で、(A)2.5〜10%のヘキセン−1を含み、0.5〜100g/10分のメルトフローレート(ISO−1133、230℃/2.16kgにしたがって測定されるMFR)を有するプロピレンとヘキセン−1とのコポリマー15〜40%;及び(B)40%以下の量のエチレンを含み、70%より大きい室温におけるキシレン中の溶解度を有するエチレンコポリマー60〜85%;を含む、著しく低い値の曲げ弾性率及びショア硬度を有するポリオレフィン組成物 (もっと読む)


【解決手段】(a)プロピレン単位を95〜99.5モル%、エチレン単位を0.5〜5モル%含んでなり、(b)頭−尾結合からなるプロピレン単位連鎖部の、13C-NMRで測定したトリアドタクティシティーが96.9%以上であり、(c)13C-NMRで測定した、全プロピレン挿入中のプロピレンモノマーの2,1-挿入に基づく位置不規則単位の割合が0.5〜1.5%、かつ、プロピレンモノマーの1,3-挿入に基づく位置不規則単位の割合が0.05%以下であり、(d)135℃、デカリン中で測定した極限粘度が0.1〜12dl/gの範囲にあるプロピレン系共重合体からなることを特徴とするフィルム。
【効果】透明性、剛性、表面硬度、耐熱性、ヒートシール性、耐ブロッキング性、耐ブリードアウト性、耐衝撃強度に優れている。 (もっと読む)


【課題】機械的物性(バランスを含む)に優れ、また、溶融張力(MT)や溶融流動性が改良され、加工成形性、外観に優れたプロピレン系共重合体、また、従来あるプロピレン系ブロック共重合体の機械物性の向上効果のあるプロピレン系共重合体、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】下記の結晶性成分(A)と非結晶性成分(B)から構成され、且つ、(i)GPCで測定する重量平均分子量(Mw)が10万〜100万であり、(ii)熱p−キシレンに不溶な成分が0.3%以下であり、(iii)伸長粘度の測定における歪硬化度(λmax)が2.0以上であることを特徴とするプロピレン系重合体等を提供した。
結晶性成分(A):(A1)〜(A5)に規定する要件を有する25℃でp−キシレンに不溶となる成分(CXIS)。
非結晶性成分(B):(B1)〜(B4)に規定する要件を有する25℃でp−キシレンに溶解する成分(CXS)。 (もっと読む)


【課題】結晶性ポリプロピレン成分に対してエチレン−高級α−オレフィン共重合体ゴム成分(CP)の含有量が高く、低分子量成分が少ないことで、べたつきやブリードアウトが抑制され、粘着性の問題が無くなり、粉体として取扱いやすいプロピレン/エチレン−αオレフィン系ブロック共重合体などの熱可塑性樹脂重合粒子。
【解決手段】担持メタロセン触媒を用いた逐次重合によって製造される、結晶性プロピレン重合体成分、及びエチレンと炭素数4〜20のα−オレフィンから選ばれる少なくとも一種のコモノマーとの共重合体成分(CP)からなる熱可塑性樹脂重合粒子であって、結晶性プロピレン重合体成分を製造する第1工程と、次いで、エチレンと炭素数4〜20のα−オレフィンから選ばれる少なくとも一種のコモノマーとの共重合体成分(CP)を気相重合してプロピレン/エチレン−αオレフィン系ブロック共重合体を製造する第2工程とからなり、かつ重合粒子の平均粒径が800〜3000μmであることなどの要件を満たすことを特徴とする熱可塑性樹脂重合粒子などによって提供。 (もっと読む)


本発明の態様は、多成分触媒系、重合方法および本方法で生じさせた異相性共重合体を包含する。本多成分触媒系は、ジエーテル系内部電子供与体含有チーグラー・ナッタ触媒系および一般式XCpCpMA[式中、Xは構造ブリッジであり、CpおよびCpは独立して置換もしくは非置換シクロペンタジエニル基またはこれの誘導体を表し、Mは遷移金属であり、Aはアルキル、ヒドロカルビルまたはハロゲン基であり、そしてnは0から4の範囲の整数である]で表されるメタロセン触媒から選択した触媒を含有する。本態様に更に式XCpCpMA[式中、CpおよびCpは独立して置換もしくは非置換シクロペンタジエニル基またはこれの誘導体を表し、X、M、Aおよびnは、この上で定義した通りである]で表される2番目の触媒も含有させ、かつこの2番目の触媒が示すエチレン反応の方が前記1番目の触媒成分が示すそれよりも高い。 (もっと読む)


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