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国際特許分類[C08L1/10]の内容

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【課題】支持体からのセルロースアシレートフィルムの剥離性を向上させるとともに、剥離剤に起因する製造設備の汚染を防止する。
【解決手段】支持体と接触して流延されるドープに剥離力調整剤を添加する。剥離力調整剤は多価カルボン酸誘導体であり、この中に含有される多価カルボン酸の重量比が多価カルボン酸誘導体の重量1に対して1以下である。支持体88から連続的に剥離されるセルロースアシレートフィルム121の剥離力は幅1cmあたり60×9.8(mN)以下とされる。この方法により、セルロースアシレートフィルム121は高速かつ安定的に支持体から剥離されるとともに、剥離力調整剤の金属塩の発生が抑制されてフィルム製造設備の汚染が防止される。したがって、光学特性に優れたフィルムを高速で長期的に連続製造することができる。 (もっと読む)


【課題】 セルロースエステルの原料ポリマーを用いて、溶融流延法により良好な光学特性を有するディスプレイ用光学フィルムを提供することにある。また、環境負荷の高いハロゲン系溶剤を用いずに、上記のような高性能のディスプレイ用光学フィルムを製造する製造方法を提供することにあり、更にはそれを保護フィルムとして用いた偏光板及び液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 セルロース系ポリマーからなるディスプレイ用光学フィルムであって、原料ポリマーの形状が、粒径2〜2000μm、かさ比重0.1〜0.8の不定形粒子であって、該原料ポリマーを用いて溶融押出し製膜することを特徴とするディスプレイ用光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、広幅フィルムであっても、耐久性に優れ、光漏れなどの問題が改善された偏光板用セルロースエステルフィルム、及びその製造方法、並びにそれを用いた偏光板、液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 セルロースエステルに対して、芳香族環を一つ以上有し、かつグリシジル基、イソシアネート基、ホルミル基、ビニルスルホン基、及びエチレンイミン基から選ばれるいずれか一つの基を分子内に有する反応性化合物を反応させた生成物を含有することを特徴とするセルロースエステルフィルム。 (もっと読む)


【課題】 セルロースエステルの原料ポリマーを用いて、溶融流延法により良好な光学特性を有するディスプレイ用光学フィルムを提供することにある。また、環境負荷の高いハロゲン系溶剤を用いずに、上記のような高性能のディスプレイ用光学フィルムを製造する製造方法を提供することにあり、更にそれを保護フィルムとして用いた偏光板及び液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 セルロース系ポリマーからなるディスプレイ用光学フィルムであって、原料ポリマーの形状が、粒径1〜10mm、かさ比重0.1〜1.0の円筒形、球形、直方体、不定形等の粒子で、平均粒径1mm以下の粉体を溶融温度以下の温度で造粒して形成したものであり、該原料ポリマーを用いて溶融押出し製膜することを特徴とするディスプレイ用光学フィルムの製造方法。 (もっと読む)


【課題】光学的異方性(Re、Rth)が小さく光学的等方性で、光学的異方性(Re、Rth)の波長分散も小さいセルロースアシレートフイルム、とくに、光学的異方性低下剤の添加量が少なくかつ光学的異方性の小さいセルロースアシレートフイルムを提供すること。さらに、このセルロースアシレートフイルムを用いた優れた光学特性を有する光学補償フイルム、偏光板などの光学材料、および液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】正面レターデーション値及び膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)がそれぞれ0≦Re(630)≦10|Rth(630)|≦25及び|Re(400)−Re(700)|≦10かつ|Rth(400)−Rth(700)|≦35であって、残留硫酸量(硫黄元素の含有量として)が30〜150ppmであるセルロースアシレートフイルム。また、このフイルムを用いた光学補償フイルム、偏光板などの光学材料、およびこれらを用いた液晶表示装置。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は溶媒を使用することなく光学的、物理的に優れ、特に製造時の破断が少なく、リターデーションのバラツキの少ない光学フィルム及びそれを用いた偏光板、表示装置を提供することにある。
【解決手段】 セルロースエステルを超臨界流体で液状物にし、次いで超臨界流体を揮発させたセルロースエステル原料を含有する溶融物を溶融流延して製膜したことを特徴とする光学フィルム。 (もっと読む)


【課題】 本発明の目的は、平面性、ブリードアウト、コーナームラの改善された位相差フィルム、それを用いた偏光板及び液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 レターデーション上昇剤を含有する下記式(I)で表されるRt値が70〜400nmの範囲の位相差フィルムであって、該位相差フィルムがフィルム形成後に70℃以上の温水で処理されたものであることを特徴とする位相差フィルム。
式(I) Rt={(nx+ny)/2−nz}×d
〔式中、nxはフィルム面内の屈折率が最も大きい方向の屈折率、nyはnxに直角な方向でのフィルム面内の屈折率、nzはフィルムの厚み方向の屈折率、dはフィルムの厚み(nm)をそれぞれ表す。〕 (もっと読む)


【課題】 製膜時に溶媒を使用しない溶融流延法によって製造され、押し出し機のリップ付着汚れが少なく、熱延伸時及び熱延伸後のスリッティング部での破断が少ない偏光板保護フィルム、その製造方法、該偏光板保護フィルムを用いた偏光板、及び該偏光板を用いて表示品質が改善された液晶表示装置を提供することにある。
【解決手段】 0.01〜5質量%のヒンダードアミン化合物またはヒンダードフェノール化合物、可塑剤及びセルロース樹脂を含むフィルム形成材料を加熱溶融して得られる溶融物を用いて溶融流延法によって製造する偏光板保護フィルムであって、該セルロース樹脂が、アシル基の総置換度が2.5〜2.9、アルカリ土類金属の含有量(Ca、Mgの総含有量)が1〜50ppm、残留硫酸含有量(硫黄元素の含有量として)が0.1〜45ppmであることを特徴とする偏光板保護フィルム。 (もっと読む)


【課題】 大画面サイズのテレビ等に用いた際にも良好な光学特性、機械特性、寸法安定性を有する光学フィルム及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも1種の安定化剤、少なくとも1種の可塑剤、及びセルロースエステルを含むフィルム形成材料を加熱溶融し、溶融流延法によって製造した光学フィルムにおいて、前記セルロースエステルの重量平均分子量が20万以上であり、かつ置換度が下記式(1)及び(2)を満たすセルロースエステルを用いて製膜したことを特徴とする、光学フィルム。
式(1) 2.4≦X+Y≦2.8
式(2) 0.3≦Y≦2.0
(式中、Xはアセチル基による置換度であり、Yはプロピオニル基による置換度を表す。) (もっと読む)


【課題】 低透湿性の光学フィルムおよび該光学フィルムを用いた偏光板を提供すること。
【解決手段】 芳香族基を有する2級又は3級アルコールを含有する層を少なくとも含むことを特徴とする光学フィルム。 (もっと読む)


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