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国際特許分類[C08L1/10]の内容

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【課題】 優れたレターデーションの発現性を有し、溶融連続製膜した際に金属流延支持体への汚れの付着が少なく且つフィルム表面の粗さが小さいセルロースアシレートフィルムを提供する。
【解決手段】 炭素数2〜6のアシレート基を2種類以上有しており特定の置換度を満足するセルロースアシレートと、下記式(1)で表される化合物とを含有する溶融流延によって形成したセルロースアシレートフィルム。
【化1】


(式中、Ar1およびAr3はアリール基等、Ar2はアリーレン基等、L1およびL2は2価の連結基等、nは3以上である。) (もっと読む)


【課題】 正面からの表示コントラストが高く、視野角特性の制限された液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 ツイステッドネマチック配向モードの液晶セルおよび該液晶セルの両側に配置された一対の偏光板からなる液晶表示装置であって、少なくとも一方の偏光板が、偏光膜と、該偏光膜より液晶セル側に配置された下記式(I)および(II)の条件をみたすセルロースアシレートフィルムとを有することを特徴とする液晶表示装置。(I)0≦Re(630)≦10かつ|Rth(630)|≦25、(II)|Re(400)−Re(700)|≦10かつ|Rth(400)−Rth(700)|≦35[式中、Re(λ)は波長λnmにおける正面レターデーション値(単位:nm)、Rth(λ)は波長λnmにおける膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)である。] (もっと読む)


【課題】 筋ムラが無くてスリキズが少ない高分子フィルムを溶液製膜により効率よく製造する方法を提供すること。
【解決手段】 有機溶剤にポリマーが溶解した高分子溶液から膜状物を形成し、形成された膜状物を搬送して乾燥領域内を通過させることにより膜状物を加熱して膜状物中の有機溶剤を揮発させて高分子フィルムを得る溶液製膜方法において、該高分子フィルムの弾性率が150MPa〜300MPaであり、前記乾燥領域内の搬送を2個以上のパスロールにより行い、パスロールのスパンと膜状物の幅のアスペクト比Xが0.9≦X≦1.6であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 粘着剤層を設けた偏光板について、液晶表示装置に用いたときに、視野角特性に優れ、光漏れや色味変化を起こさない、優れた偏光板を提供すること。
【解決手段】 粘着剤層を設けた偏光板であって、下記式(I)及び(II)をみたす透明フィルムを有し、かつ、該粘着剤層の光弾性係数の絶対値が800×10-12(1/Pa)以下である偏光板とする。
(I) 0≦Re(630)≦10かつ|Rth(630)|≦25
(II) |Re(400)−Re(700)|≦10かつ|Rth(400)−Rth(700)|≦35
[式中、Re(λ)は波長λnmにおける面内レターデーション値(単位:nm)であり;Rth(λ)は波長λnmにおける膜厚方向のレターデーション値(単位:nm)である。] (もっと読む)


【課題】 溶融製膜したセルロースアシレートフィルムに於いて、面状(スジ故障)を解消する。
【解決手段】 下記(A)〜(C)式を満足するセルロースアシレートと、芳香環を2つ以上含み分子量200〜1000および融点が55℃〜250℃であり且つリン酸エステル基を含まない低分子化合物と、を含み、
前記セルロースアシレートに対して前記低分子化合物を1質量%〜50質量%含むことを特徴とするセルロースアシレートペレット。
2.6≦X+Y<3.0 ・・・(A)式
0≦X≦2.8 ・・・(B)式
0.3≦Y<3 ・・・(C)式
(式中、Xはアセチル基の置換度を表し、Yはプロピオニル基、ブチリル基、ペンタノイル基およびヘキサノイル基の置換度の総和を表す。) (もっと読む)


【課題】 ReとRthの発現領域が広くて湿度に伴う変動が小さいセルロースアシレートフィルムを提供すること。
【解決手段】 炭素数2〜6のアシレート基を2種類以上有し且つ下記式(A)〜(C)を満足するセルロースアシレートと、特定の構造を有するレターデーション上昇剤を含有する、溶液流延によって形成されたセルロースアシレートフィルム。
式(A): 2.4≦X+Y<3.0
式(B): 0≦X≦1.8
式(C): 0.8≦Y<3
(Xはアセチル基の置換度、Yはプロピオニル基、ブチリル基、ペンタノイル基およびヘキサノイル基の置換度の総和) (もっと読む)


【課題】 ReとRthの発現領域が広くて湿度に伴う変動が小さいセルロースアシレートフィルムを提供すること。
【解決手段】 炭素数2〜6のアシレート基を2種類以上有し且つ下記式(A)〜(C)を満足するセルロースアシレートと、特定の構造を有するレターデーション上昇剤を含有する、溶液流延によって形成されたセルロースアシレートフィルム。
式(A): 2.4≦X+Y<3.0
式(B): 0≦X≦1.8
式(C): 0.8≦Y<3
(Xはアセチル基の置換度、Yはプロピオニル基、ブチリル基、ペンタノイル基およびヘキサノイル基の置換度の総和) (もっと読む)


【課題】 所望のRe、Rthを有するセルロースアシレートフィルムを得る。
【解決手段】セルロースアセテートプロピオネートと可塑剤などとを溶媒に溶解してドープ27を調製する。ドープ27を流延ダイ43から支持体46上に流延して流延膜69を形成する。自己支持性を有するものとなった後に支持体46から剥ぎ取りテンタ47で延伸乾燥する。第1乾燥室51aの温度を所望の温度T0(℃)に調整する。乾燥室51で乾燥する前のフィルム82の揮発分含有量をW0(重量%),乾燥中の揮発分含有量をW(重量%)とする。フィルム82の表面温度T(℃)が、T0+X((W0−W)/2≦X≦3×(W0−W))を満たすように乾燥室の温度を調整する。 (もっと読む)


【課題】 均一且つ溶解性に優れているドープを得る。
【解決手段】 TACを溶媒に入れて膨潤させて原液15を調製する。押出機11に−75℃の冷媒35a,35bを流して冷却する。押出機11は2軸のスクリューを備えている。2軸スクリューのらせん羽根は、下流側に向かうに従ってピッチが小さくなる圧縮型である。2軸スクリューを噛み合わせて同方向に回転させる。原液15を押出機11内に供給して圧縮させつつ冷却して送液する。TACが溶媒に溶解してドープ18が得られる。ドープ18を冷却機12に送液して更に冷却することで溶解性を向上させる。ドープ18を加熱機13に送液することでドープ18の流動性が向上して送液が容易となる。ドープ18から溶液製膜法により光学特性に優れるTACフィルムを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 厚みムラが抑制され、耐湿熱性に優れるフィルムを得る。
【解決手段】 セルロースアセテートプロピオネート(CAP)を原料としてドープを調製する。フィードブロックが取り付けられている流延ダイ70からドープを流延する。ドープは流延ビード80aを形成して流延バンド72上に流延されて流延膜80を形成する。流延ダイ吐出口70aと流延ビード接地位置Aとを結ぶ直線L1と、吐出口配置位置方向である直線L2とがなす角度θを0°≦θ≦70°とする。流延膜80を形成した後に1分以内に5m/s以上30m/s以下の乾燥風を送風する。流延膜の幅方向よりも幅広に乾燥風を送風する。以上の方法により流延膜80にはレベリング効果が発現して、厚みムラが抑制されているフィルムが製造される。 (もっと読む)


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