説明

光学フィルム、偏光板及び表示装置

【課題】 本発明の目的は溶媒を使用することなく光学的、物理的に優れ、特に製造時の破断が少なく、リターデーションのバラツキの少ない光学フィルム及びそれを用いた偏光板、表示装置を提供することにある。
【解決手段】 セルロースエステルを超臨界流体で液状物にし、次いで超臨界流体を揮発させたセルロースエステル原料を含有する溶融物を溶融流延して製膜したことを特徴とする光学フィルム。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
セルロースエステルを超臨界流体で液状物にし、次いで超臨界流体を揮発させたセルロースエステル原料を含有する溶融物を溶融流延して製膜したことを特徴とする光学フィルム。
【請求項2】
前記セルロースエステル原料をフィルム中の全セルロースエステルに対して10〜100質量%含有する溶融物を溶融流延して製膜したことを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
【請求項3】
前記セルロースエステル原料がセルロースエステル及び少なくとも1種の添加剤を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の光学フィルム。
【請求項4】
前記添加剤が可塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、酸捕捉剤、マット剤等の金属化合物微粒子、ラジカル捕捉剤、リターデーション制御剤、染料、顔料、セルロースエステル以外の樹脂から選択される少なくとも一種であることを特徴とする請求項3に記載の光学フィルム。
【請求項5】
セルロースエステルを超臨界流体で液状物にし次いで超臨界流体を揮発させたセルロースエステル原料と、溶融流延製膜されたフィルム屑とを、全セルロースエステル中に50質量%以上含有する溶融物を溶融流延して製膜したことを特徴とする光学フィルム。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学フィルムを一方の面または両面に有することを特徴とする偏光板。
【請求項7】
請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学フィルムを有することを特徴とする表示装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−117714(P2006−117714A)
【公開日】平成18年5月11日(2006.5.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−304030(P2004−304030)
【出願日】平成16年10月19日(2004.10.19)
【出願人】(303000408)コニカミノルタオプト株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】