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国際特許分類[C10B29/06]の内容

国際特許分類[C10B29/06]に分類される特許

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【課題】老朽化したコークス炉における炭化室の炉壁の変形状態(壁面の凹凸、窯幅の変化)を、炭化室内部に測定装置を入れることなく、炭化室外部から簡便に精度良く測定することができるコークス炉の炉壁診断方法およびコークス炉の炉壁補修方法を提供する。
【解決手段】炭化室10の外側にレーザー式3次元形状測定装置20を配置し、レーザー式3次元形状測定装置20によって、蓋12をとった状態の窯口11から斜めにレーザー21を照射して、炉壁(壁面)13の形状を点群として測定する工程を、炭化室10の左右の壁面13a、13bに対して独立して実施した後、左右を独立して測定した壁面の形状を、炭化室10周辺の基準物22を元に合成して、一つの形状データ(点群)にまとめて左右合成炉壁形状とし、その左右合成炉壁形状から左右の壁面間の距離(窯幅)を計算して、炉壁形状(壁面の凹凸、窯幅の変化)の診断を行う。 (もっと読む)


【課題】多くの労力および時間を要することなく炭化室の補修作業を行うこと。
【解決手段】コークス炉の炭化室補修方法は、炭化室補修用架台100を補修対象の炭化室2の端部近傍に配置する工程と、炉内架台120を炭化室2の床面2a上に配置する工程と、下部架台110側のローラーテーブル113上に断熱ボックス130を載置し、下部架台110側のローラーテーブル113上から炉内架台120側のローラーテーブル121上へと断熱ボックス130を移動させる工程と、断熱ボックス130上に断熱ブロック140を積み上げ、断熱ボックス130上を足場として炭化室2を補修する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】溶射補修後の溶射施工体の耐用性を向上でき、溶射施工体の炉壁からの剥落と寿命バラツキを抑制する。
【解決手段】本発明のコークス炉炭化室の炉壁補修方法は、溶射施工前に、溶射材料が炉壁3に対して溶着して形成される溶射施工体31と炉壁3との間の剪断強さτが、炉壁3を構成する耐火物の強度よりも大きい強度を確保できるように、溶射施工時の溶射ノズル20の移動速度V、溶射材料の供給量Q、及び損傷部4の表面温度Tの適正条件を決定しておき、溶射施工時に、上記適正条件を満たすように、損傷部4の表面温度Tに応じて溶射ノズル20の移動速度V及び溶射材料の供給量Qを設定して、溶射施工を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】長尺なランスを傾倒自在に一点支持して作業者が前記ランスを操作する補修作業に際して、ランスの操作を補助するランス操作補助装置を提供する。
【解決手段】チューブ23からロッド21を上方に向けて突出させるエアシリンダ2を、作業足場7に置いて作業者5が踏むアンカー3に対して、シャックル4により姿勢自在に連結して構成され、エアシリンダ2は、ランス6に少なくとも上方から係合するフック22をロッド21に設け、チューブ23の前室の前給排口にレギュレータ24を設け、前記レギュレータ24を介して前室に圧縮空気Apを給排し、チューブ23の後室の後給排口から前記後室に空気Anを自然給排するランス操作補助装置1である。 (もっと読む)


【課題】バックステーの修復を要する箇所の上方にダクト等の障害物が存在する場合においても使用でき、かつ取替えを安全、正確かつ短時間に実施する方法を提供する。
【解決手段】取替え工程は、1)炉壁10に固定されている下部バックステー1に固定側接続ピース3を設け、新たな上部バックステー2に回転側接続ピース4を設ける工程、2)回転側接続ピース4を設けた上部バックステー4をブーム6によって吊り、回転側接続ピース4の支承部分が下部バックステー1に設けられる固定側接続ピース3の支承部分と重なり合う位置まで移動する工程、3)回転側接続ピース4の支承部分と固定側接続ピース3の支承部分を枢動可能に接合する工程、4)牽引ワイヤー9の一端を上部バックステー2に取り付ける工程、5)牽引ワイヤー9によって上部バックステー2を引き起こす工程、および、7)下部バックステー1と上部バックステー2を接続する工程、よりなる。 (もっと読む)


【課題】炭化室天井煉瓦を水平に保持し煉瓦積みを行い、昇温後も水平に保持可能にすることができる、室炉式コークス炉の炭化室炉壁を熱間で積替補修するコークス炉炭化室の煉瓦積替方法を提供する。
【解決手段】コークス炉の炭化室天井煉瓦を含んだ炭化室煉瓦の積替えを、該炭化室天井煉瓦が略水平となるように熱間で行う際に、煉瓦積みを終えた煉瓦の炉高方向の膨張を測定しながら煉瓦積みを行い、煉瓦積み中に発生する膨張量から昇温後の残存発生膨張量を予測し、可縮モルタルの可縮率を変更する。 (もっと読む)


【課題】コークス炉の部分的な熱間補修により積替えた炉壁の昇温において、多数の工数と特別な加熱手段を用いることなく、簡便に均一に昇温を行うことができ、補修部の煉瓦の目地切れや亀裂の発生を防止する。
【解決手段】室炉式コークス炉におけるフリュー21a,21bの煉瓦積替を熱間で行った後に、積替した煉瓦の昇温が終了するまでの間、この煉瓦の昇温を、煉瓦積替を行ったフリュー21a,21bの炉壁煉瓦の下部の一部に開孔35を設け、且つフリュー21a,21bの燃料ガスあるいは空気供給用の開口部であるフリューポート22,23を閉止するともに、フリュー21a,21bに隣接する炭化室10a内に流入させた、奥側の非積替部からの熱気41を開孔35からフリュー21a,21bの内部に導入し、フリュー21a,21bの直上にあるフリュー点検孔30からフリュー21a,21bの内部を上昇してきた熱気41を排気することによって行う。 (もっと読む)


【課題】コークス炉や精錬炉などにおける高温のレンガの厚みを簡便で精度よく測定することができるレンガ厚み測定方法を提供する。
【解決手段】レンガ13にアンテナ12から電磁波を放射して、屈折率の異なる材質14の境界面での電磁波の反射をアンテナ12で受信して、電磁波がレンガ13の背面で反射して受信アンテナ12に戻ってくるまでの時間tとレンガ13の電磁波伝播速度vから熱間でレンガ厚みを測定する方法において、アンテナ12とレンガ13の間に4〜300mmの厚さの断熱層16を充填させることを特徴とするレンガ厚み測定方法。 (もっと読む)


【課題】炉壁表面の凹凸形状を測定するためのレーザ光と炉壁の自発光とを同時に取得しつつもレーザ光と自発光とが干渉せず、炉壁表面に対し垂直方向の計測可能範囲およびレーザ光の照射範囲を広くする。
【解決手段】スリット状の窓2を有する断熱性保護箱3の内部に配置された、スリット状のレーザ光を射出するスリットレーザ光源4と、レーザ光を反射して窓2を介して炉壁表面へレーザ光を照射するレーザ光用ミラー5と、窓2を介して断熱性保護箱3の内部に入射する、レーザ光の照射による炉壁表面の反射光および炉壁表面が発する自発光を反射する撮像用ミラー6と、撮像用ミラー6から反射された自発光と反射光とを光学フィルタ7を介して撮像する撮像装置8とを備える。 (もっと読む)


【課題】光源、撮像部、および光学系全体が断熱保護箱内に収容され、光学系の構造安定性が高いコークス炉炭化室内壁面の観察装置を提供する。
【解決手段】レーザ発振装置103と、CCDカメラ104と、レーザ発振装置103から出射された光線をコークス炉炭化室2の内壁面21へ向けて導くと共に、コークス炉炭化室2の内壁面21で反射した光線をCCDカメラ104へ向けて導く第1反射鏡105、第2反射鏡106と、が光線の通過を可能とする内箱101と外箱102の2重構造の断熱保護箱内に収納されてなる観察部ユニット100と、観察部ユニット100を支持し、コークス炉炭化室2内を炉長方向に沿って移動する移動台車200と、を備える。 (もっと読む)


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