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国際特許分類[C10M119/22]の内容

国際特許分類[C10M119/22]に分類される特許

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【課題】耐熱性、耐荷重性および難燃性に優れた潤滑剤組成物を経済的に提供する。
【解決手段】フッ素油に第三リン酸カルシウムを含有させることによってフッ素系の潤滑剤組成物とする。この第三リン酸カルシウムはフッ素油を含む全組成物に対して1〜40重量%使用される。フッ素油と共に、従来使用されていたフッ素樹脂やこれを溶解させるフッ素溶剤を使用しなくて済むので、安全、容易かつ経済的にフッ素系の耐熱性、耐荷重性に優れた潤滑剤組成物を得ることができる。なお、この第三リン酸カルシウムとフッ素油を含む潤滑剤組成物に他の増ちょう剤からなる潤滑剤組成物を混合することで、一層摩擦摩耗特性に優れたものを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性,防錆性,及び耐摩耗性に優れるとともに、低温から高温までの広い温度範囲にわたって低トルクで、トルク安定性能にも優れるグリース組成物を提供する。また、高温での耐久性,防錆性,及び耐摩耗性に優れるとともに、低温から高温までの広い温度範囲にわたって低トルクで、トルク安定性能に優れる転動装置を提供する。
【解決手段】深溝玉軸受は、軌道面1aを有する内輪1と、軌道面1aに対向する軌道面2aを有する外輪2と、両軌道面1a,2a間に転動自在に配された転動体3と、内輪1及び外輪2の間に転動体3を保持する保持器4と、を備えている。また、内輪1及び外輪2の間に形成された空隙部内には、深溝玉軸受の潤滑を行うグリース組成物Gが封入されている。このグリース組成物Gは、フッ素油と、フッ素樹脂と、一次粒径が100nm以下の炭酸カルシウムと、を含有している。 (もっと読む)


【課題】フッ素オイルやフッ素グリースと好適であり、分解防止性に優れた潤滑剤組成物を提供すること。
【解決手段】下記一般式(I)で示される含フッ素ジアミド化合物と、潤滑油と、からなる潤滑剤組成物。
一般式(I)


〔式中、Yは酸素原子(O)、硫黄原子(S)、CO基、SO基又はSO基を表わし、kは1〜5の整数であり、mは0〜10の整数であり、nは2以上の整数である。フェニル基に有する2つの置換基の置換位置は、オルト位、メタ位、パラ位の何れでも良い。〕 (もっと読む)


【課題】フッ素オイルやフッ素グリースと好適であり、耐熱性を有しながら優れた防錆性を有する潤滑剤組成物を提供すること。
【解決手段】下記一般式(I)で示される含フッ素ジアミド化合物と、潤滑油とからなる防錆に優れた潤滑剤組成物。
一般式(I)


〔式中、Yは酸素原子(O)、硫黄原子(S)、CO基、SO基又はSO基を表わし、kは1〜5の整数であり、mは0〜10の整数であり、nは1以上の整数である。フェニル基に有する2つの置換基の置換位置は、オルト位、メタ位、パラ位の何れでも良い。〕 (もっと読む)


【課題】高温焼付き寿命、防錆性及び低温流動性を兼ね備え、かつ比較的安価な自動車の冷却ファン用転がり軸受を提供する。
【解決手段】それぞれ増ちょう剤含有量が8〜35質量%である金属コンプレックス石けん系グリース及びウレア系グリースの少なくとも一方と、パーフルオロポリエーテル油を基油とし、増ちょう剤としてポリテトラフルオロエチレンを15〜42.5質量%含有するフッ素系グリースとを、質量比で、金属コンプレックス石けん系及びウレア系グリースの少なくとも一方:フッ素系グリース=40〜60:60〜40の割合で、かつ増ちょう剤の総量が24〜28質量%となるように混合したグリース組成物を封入した自動車の冷却ファン用転がり軸受。 (もっと読む)


【課題】フッ素系潤滑グリースが封入されてなる転がり軸受であって、高温耐久性に優れ、かつ、転動体がフッ素と反応せず、PFPE油本来の耐熱性や潤滑性を活用した長寿命の転がり軸受を提供する。
【解決手段】同心に配置される内輪2および外輪3と、この内輪2および外輪3間に介在する複数の転動体4とを備え、この転動体4の周囲にPFPE油を基油とし、フッ素樹脂粉末を増ちょう剤とするフッ素系潤滑グリース7が封入されてなる転がり軸受1であって、上記転動体4が基油中のフッ素原子と反応しない窒化珪素、サイアロン等のセラミックスで形成される。 (もっと読む)


【課題】高温時の耐久性にすぐれ、かつ低温時の作動性も良好な潤滑グリース組成物を提供する。
【解決手段】(A)動粘度(40℃)が150〜1500mm2/秒である、一般式 RfO〔CF(CF3)CF2O〕a(CF2CF2O)b(CF2O)cRf(ここで、Rfは炭素数1〜5のパーフルオロアルキル基であり、a+b=15〜150、bは0または1以上の整数で、a:b=100〜50:0〜50であり、cは0または1以上の整数であり、CF(CF3)CF2O基、CF2CF2O基およびCF2O基は主鎖中にランダムに結合されている)で表わされるパーフルオロポリエーテル油および(B)動粘度(40℃)が150〜1500mm2/秒である、一般式 RfO(CF2CF2O)m(CF2O)nRf(ここで、Rfは前記定義と同じであり、m+n=20〜200、m:n=10〜90:90〜10であり、CF2CF2O基およびCF2O基は主鎖中にランダムに結合されている)で表わされるパーフルオロポリエーテル油よりなる混合物基油に、増稠剤を組成物合計量中15〜50重量%を占める割合で添加してなる潤滑グリース組成物。 (もっと読む)


グリース組成物は、連続する炭素原子数、及びn−d−Mによる10重量%未満のナフテン性炭素を有する異性化基油から調製される。一実施態様において、異性化基油は、100°Cでの動粘度が10mm/秒以上である。別の実施態様において、異性化基油は、曇点−流動点の幅が25°C未満である。一実施態様におけるグリース組成物は、改良された使用寿命を示す、即ち、高温/高速及び酸化性環境中で、従来技術におけるグループII又はPOA基油を含有するグリースに比べて、少なくとも50%長い期間の運転が可能である。 (もっと読む)


【課題】造膜性に優れ、かつ耐熱性に優れると共に油膜強度下における潤滑性能に優れ、環境にやさしいエアゾール組成物を提供すること。
【解決手段】基油(A成分)と、増稠剤(B成分)と、フッ素系希釈剤(C成分)と、噴射剤(D成分)とからなるエアゾール組成物において、前記基油が、粘度(40℃での動粘度)75〜1200mm/秒のパーフルオロポリエーテル油であり、前記増稠剤が、平均一次粒径10μm以下のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)又はテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)であり、前記噴射剤が、炭酸ガス、窒素ガス又は亜酸化窒素ガスから選ばれる不活性圧縮ガスであり、該噴射剤を、組成物全量中に0.2〜8重量%の割合で使用することを特徴とするグリース用エアゾール組成物。 (もっと読む)


【課題】所定の高性能潤滑グリースを用いなくても冬季始動時の冷時異音発生を充分に抑制できる自動車適用の玉軸受構造。
【解決手段】玉軸受における外輪2の転走面に形成された円溝の曲率半径Roと、内輪1の転走面に形成された円溝の曲率半径Riとが、この玉軸受に用いる転動体径Dに対して以下の数式(I)および(II)の関係を満たす自動車の電装機器または補機に装用される玉軸受とする。1.5≦|100(Ro/D−Ri/D)| (I)100(Ro/D+Ri/D)<104 (II)外輪2と内輪1の転走面に形成されている円溝の曲率半径に所定条件の差を設けることにより、通常の転走面の機能を損なうことなく、内外輪1、2のいずれかまたは双方の円溝に始動時潤滑に所要量の潤滑グリースを一時的に保持し、または潤滑要所に導くための微小空間または油路が形成されている。 (もっと読む)


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