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国際特許分類[C12P7/10]の内容

国際特許分類[C12P7/10]に分類される特許

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本発明は、キシラナーゼ、マンナナーゼおよび/またはグルカナーゼ活性、例えば内部β-1,4-キシロシド結合またはエンド-β-1,4-グルカナーゼ結合の加水分解を触媒する活性、および/または直鎖多糖類ベータ-1,4-キシランのキシロースへの分解作用を有する酵素に関する。したがって、本発明は、ヘミセルロース(植物の細胞壁の主要成分)を分解する方法および処理工程を提供する。前記方法および処理工程には、任意の植物または木材もしくは木材製品、木材廃棄物、紙パルプ、紙製品または紙廃棄物もしくは副産物中のヘミセルロースを加水分解する方法および処理工程が含まれる。さらにまた、新規なキシラナーゼ、マンナナーゼおよび/またはグルカナーゼを設計する方法、およびその使用方法もまた提供される。本キシラナーゼ、マンナナーゼおよび/またはグルカナーゼは、上昇pHおよび温度で高い活性および安定性を有する。 (もっと読む)


高濃度の発酵性糖を得るため、前処理バイオマスを糖化するための方法が提供される。詳細には、粒子サイズの低減を伴うフェドバッチアプローチを用いる方法が開発され、低コストの反応器システムを使用し、高乾燥重量のバイオマス内容物の酵素的糖化反応が提供され、それにより高糖濃度の加水分解物が生産される。
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【課題】食料難を引き起こすおそれがなく、製造過程での事故や環境汚染の発生を防止する。
【解決手段】本発明に係るエタノールの製造方法は、(A)バクテリアを増殖させることによりセルロース群を含む樹液又はその素材部分を分解させる工程と、(B)前記増殖したバクテリアを栄養素として酵母又は酵素の発酵作用によりエタノール化を促進する工程と、を含むことを特徴とし、原料としては、天然ゴムの樹液であるのが好ましく、酵母又は酵素は、麹菌であってもよい。 (もっと読む)


【課題】本発明では、木質系バイオマスを微粉砕し、酵素と酵母や細菌を同時に反応させる並行複発酵を行う技術を用いたエタノール生産方法を開発することを目的とするものである。
【解決手段】上記木質系バイオマスを物理的方法で粒径100ミクロン以下の微粉体とし、セルラーゼやヘミセルラーゼを用いてグルコースなどの糖を生産させる。並行して生産された糖を酵母や細菌などによりすみやかに高効率でエタノールに変換する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】大気中の炭酸ガス濃度削減と石油資源の保護を目的として、外洋で海藻を養殖して光合成によって海藻の藻体内に炭酸ガスを固定化し、これからエタノールを製造する方法の提供。
【解決手段】成長期に気胞をつけて自己浮遊性となる海藻1を収穫し、粉砕する工程と、粉砕された植物を水に懸濁し、沸騰を回避しながら高温高圧下で加熱し、前記高温高圧の懸濁液を大気圧に放出してセルロースを主成分とする不溶部を得る工程と、前記工程の不溶部をオゾン処理してセルロース画分を採取する工程と、セルロース画分を加水分解しする工程と、グルコース溶液をエタノール醗酵する工程と、エタノール醗酵液から、60〜90%含水エタノールを採取する工程と、60〜90%含水エタノールから98〜99.8%エタノールを得る工程と、廃液処理工程と、を含むエタノール製造段階と、を含むことを特徴とするエタノール製造方法及びその装置。 (もっと読む)


本発明は、細胞壁分解系、特に、セルロース、ヘミセルロースおよび他の炭水化物に結合する、および/またはそれらを解重合する酵素を含有する系に関する。こうした系は多くの用途を有する。一実施形態では、本発明は、植物材料を分解する酵素混合物を作製する方法を提供する。好ましくは、この分解は植物材料の化学的前処理をせずに起こる。この方法は、所与の植物材料の存在下でSaccharophagus degradansを増殖させ、次いでSaccharophagus degradans中に発現する酵素の発現を測定することを含む。所与の植物材料の存在下で増加した発現を受ける酵素は、組み合わせることにより、所与の植物材料を分解する酵素混合物を形成する。
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本発明の一態様は、平均粒径を有する前処理リグノセルロース材料を得るための最初の蒸気前処理、次いで平均粒径を有する精砕リグノセルロース材料を得るための精砕を含む、リグノセルロース材料を処理する方法に関するものであり、この前処理リグノセルロース材料の平均粒径は、精砕リグノセルロース材料の平均粒径よりも大きい。一定の実施形態において、リグノセルロース材料は、草、スイッチ草、コード草、ライ麦草、クサヨシ、茅、糖処理残渣、サトウキビ搾り粕、農業廃棄物、稲わら、もみ殻、大麦わら、トウモロコシの穂軸、穀類わら、麦かん、アブラナわら、エンバクわら、エンバクもみ殻、トウモロコシ繊維、わら、大豆わら、トウモロコシわら、林業廃棄物、再生木材パルプ繊維、おがくず、堅木、および軟木からなる群から選択される。
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【課題】酵素による糖化と、酵母によるアルコール発酵とをひとつの反応槽で効率的に行うアルコール生産方法を提供すること。
【解決手段】 木質系バイオマス由来のセルロースを酵素反応によってグルコースに糖化し、前記グルコースをサッカロマイセス属セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)AM12菌株からなる酵母に供給してアルコール発酵を行いアルコールを生産する、アルコール生産方法において、酵素による前記セルロースを糖化する糖化反応と、前記AM12菌株からなる酵母によるアルコール発酵を、ひとつの反応槽内で同時に行う際に、該反応槽内の温度を40〜45℃に調整することを特徴とするアルコール生産方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、エネルギー効率に優れ、糖の収率が飛躍的に向上する糖の製造方法及びその糖を用いたエタノールの製造方法及び乳酸の製造方法を提供すること。
【解決手段】ヘミセルロース及びリグニンを含む木質バイオマスから糖を得る糖の製造方法であって、木質バイオマスに過酸化水素水を加え木質バイオマス混合液とし、該木質バイオマス混合液を加熱することにより、木質バイオマスが軟化された軟化木質バイオマスとする軟化工程S1と、軟化木質バイオマスと過酸化水素水とを分離する分離工程S2と、軟化木質バイオマスに水を加え軟化木質バイオマス混合液とし、該軟化木質バイオマス混合液を加熱することにより、ヘミセルロースを水に溶解させると共に糖化させ、木質バイオマス糖液とする溶解工程S3と、木質バイオマス糖液から固形残渣を除去することにより糖水溶液を得る除去工程S4と、を備える糖の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】効率よく安定して安価に得られるエタノール及び乳酸並びにこれらの製造方法を提供する。
【解決手段】伐採されたオイルパーム幹10から採取した組成物である樹液を微生物で発酵してエタノールを製造する。また、オイルパーム幹から採取した樹液と樹液を採取した後のオイルパーム幹の繊維を加水分解処理して得た単糖及びオリゴ糖の混合糖液とを混合し、微生物で発酵してもよい。一方、伐採されたオイルパーム幹から採取した組成物である樹液を微生物で発酵して乳酸を製造する。このとき、オイルパーム幹から採取した樹液と樹液を採取した後のオイルパーム幹の繊維を加水分解処理して得た単糖及びオリゴ糖の混合糖液とを混合し、微生物で発酵してもよい。 (もっと読む)


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