説明

国際特許分類[C12P7/10]の内容

国際特許分類[C12P7/10]に分類される特許

51 - 60 / 130


【課題】 リグノセルロース系バイオマス原料(易分解性糖質を含有するリグノセルロース系バイオマス原料を含む)を酵素糖化する前処理として、固液分離や洗浄工程による糖質(特に遊離糖質、でん粉、キシラン等)の流出を伴わず、且つ、効率よく糖化を行うための前処理技術の開発を課題とする。
【解決手段】リグノセルロース系バイオマス原料である植物体の地上部を粉砕した後、当該原料、水酸化カルシウムおよび水を含むスラリーを調製してアルカリ処理を行い、その後二酸化炭素を通気すること及び/又は加圧することによって、中和しpHを5〜7に低下させて調製することを特徴とする、酵素糖化反応の基質として用いるスラリーの製造方法、;前記スラリー製造方法により得られるスラリーを基質とする酵素糖化法、;前記酵素糖化法により得られる糖化物を基質とするエタノール発酵法、;を提供する。 (もっと読む)


【課題】酵素糖化を効率的に行うことができ、そのため、糖の生産効率、エタノールの生産効率、及び乳酸の生産効率を向上させることが可能な、糖の製造方法、エタノールの製造方法、及び乳酸の製造方法、並びに前記糖の製造方法、エタノールの製造方法、及び乳酸の製造方法に用いられるバイオマス原料の処理方法を提供すること。
【解決手段】(a)バイオマス原料を、アンモニアを含む処理剤で処理することにより、改質バイオマス原料を得る工程、(b)該改質バイオマス原料を、セロビオヒドロラーゼII(Cel6A)で酵素糖化する工程、を含むことを特徴とするバイオマス原料の処理方法である。 (もっと読む)


リグノセルロースの単糖への化学的加水分解のための高収率の方法。本発明のプロセスは、セルロース、キシラン及びガラクタン、マンナン、又はアラビナンなどの関連するバイオマス多糖にさらに適用することができる。本方法は、バイオマス多糖基質の加水分解のために用いられる。このプロセスは、セルロースが可溶性であるイオン液体中で、酸触媒の存在下において、加水分解を開始するために十分高い温度で行われる。加水分解の開始後、沈殿を回避してHMFなどの望まない糖脱水生成物をさらに回避するように調節された速度で水が反応混合物に添加される。加水分解生成物は、エタノール、ブタノール及び別の燃料のための発酵プロセスを含む発酵のための供給原料として有用である。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】本発明は、セルロース系材料からのアルコールの製造方法に関し、前記方法は:含水酸を用いて前記セルロース系材料を加水分解することにより加水分解物を生成すること;水混和性有機抽出溶媒を用いて前記加水分解物から酸と水とを抽出し、(a)前記抽出溶媒を含有する第1の酸性水溶液と(b)糖を含有する残渣とを得ること;前記残渣をオリゴ糖開裂反応させ発酵性糖の水溶液を得ること;前記発酵性糖を発酵させ、生じた発酵混合液からアルコールを蒸留すること;前記第1の酸性水溶液を水不混和性液体である親油性溶媒と接触させ、第2の酸性水溶液と、前記抽出溶媒および前記液体溶媒の溶媒混合液とを得ること;前記溶媒混合液を分離し、リサイクルのための抽出溶媒を得ること;および、リサイクルのため前記第2の酸性水溶液から含水酸を分離することを含む。 (もっと読む)


バイオマス原料(例えば、植物バイオマス、動物バイオマスおよび都市廃棄物バイオマス)を加工処理して、燃料などの有用な生成物を生成させる。例えば、原材料を糖溶液に変換することができ、次いでその糖溶液を発酵させてエタノールを生成させることができるシステムを記載する。ジェット混合器の運転によって容器中でバイオマス原料を糖化するが、この容器は、液状媒体および糖化剤も含有する。

(もっと読む)


本発明は、トランスヒドロゲナーゼ遺伝子の増大した発現を有する単離又は組換えエタノール生産性細菌及び調製の方法を提供する。本発明はまた、この細菌及び対応するキットを使用してエタノールを生産する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】資源の有効活用、糖液とエタノールの高濃度化、バイオマス前処理工程における使用水量の低減化を図れるバイオマスの加水分解法、および、エタノールの製造方法の提供。
【解決手段】バイオマス中の主にヘミセルロースを加水分解する第1工程S1と、この第1工程S1で得られた溶液中の主にセルロースを第1工程S1よりも高い温度で加水分解する第2工程S3を含み、第1工程S1で用いる液は、第2濾過工程S4で得られる濾液を含む。 (もっと読む)


【課題】ごみ焼却施設において生じる熱を有効活用しながらエタノールを製造することができる方法を提供する。
【解決手段】本発明のセルロース系エタノールの製造方法は、ごみ焼却施設に搬入されるごみの中からセルロース系廃棄物を分離・回収する選別工程と、該セルロース系廃棄物に水を加えてセルローススラリーにする離解工程と、該セルローススラリーに糖化処理を施して構成糖である単糖まで加水分解する糖化工程と、該糖化処理後の液中に含まれる単糖を微生物発酵させてエタノール含有溶液を得る発酵工程と、前記ごみ焼却施設に設けられた発電用蒸気タービンからの抽気蒸気の熱および/または焼却廃熱から得られたボイラ蒸気の熱および/または直に焼却廃熱を用いて前記エタノール含有溶液を蒸留してエタノールを得る蒸留工程とからなる。 (もっと読む)


本発明は、炭水化物分解産物の製造方法であって、リグノセルロースを酸化的に分解するため、また、リグノセルロース原料から分解産物を分離するために、リグノセルロース原料を、過酸化水素、アルコール、特にC1−4アルコールまたはフェノール、および塩基を含有する水溶液で処理する。本発明によれば、セルロースとヘミセルロースとが豊富な原料が得られて、炭水化物分解産物を形成するために、セルロースとヘミセルロースとが豊富な原料を、炭水化物分解酵素で処理する。 (もっと読む)


【課題】糖化と発酵を一つの反応槽内で行うことにより原料や酵素のそれぞれの欠点を改善し、セルロース系原料からエタノールを効率的に製造できる方法を提供する。
【解決手段】セルロース原料を酵素によって加水分解する糖化工程と、発酵菌によるエタノール発酵工程を一つの反応槽内で同時に行う同時糖化発酵方法において、同時糖化反応中に初期反応温度から段階的にまたは連続的に反応温度を低下させる。 (もっと読む)


51 - 60 / 130