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国際特許分類[C22B19/38]の内容

国際特許分類[C22B19/38]に分類される特許

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【課題】高温での安定操業が求められるロータリーキルンにおいて、高温での操業を継続しながら、同時に焼成物由来の固形塊等の生成を抑制して、高品位の焼鉱を安定的に製造することができる高品位焼鉱の製造方法を提供する。
【解決手段】ロータリーキルン1を用いた焼成工程を備える高品位焼鉱の製造方法を、ロータリーキルン1内に、断熱性に優れる外壁側層122と焼成物が付着しにくい内壁側層121とからなる二重煉瓦構造領域120を設け、この二重煉瓦構造領域120が、操業時における高温領域と一致するようにロータリーキルンの構成や加熱条件を最適化して、焼鉱の製造を行う製造方法。 (もっと読む)


【課題】排ガス中の金属亜鉛を十分に酸化させることができ、排気ダクト内面への付着物を低減できる金属酸化物の還元処理方法を提供すること。
【解決手段】 金属酸化物と還元剤とを含む原料を還元炉1内で加熱して還元し、前記原料から揮発した金属亜鉛を含む排ガスGeを前記還元炉1外へと排出する金属酸化物の還元処理方法であって、前記還元炉1内で揮発する金属亜鉛を完全に酸化させるのに十分な余剰酸素Gaを前記還元炉1内へ供給するために、前記排ガスGe中の酸素のモル数が、前記揮発する金属亜鉛のモル数の2倍以上となるように、前記余剰酸素Gaの供給量を調節する。 (もっと読む)


【課題】転動法のために慣例上装備された回転式管形炉において、塩基性に調整されたスラグを使って、鉄、亜鉛、鉛、望ましくは製鋼ダストを含む二次的な原料を利用する方法を提供する。
【解決手段】原料は、直径6mm以下の反応性炭素担体微粒子と混合、凝集され、さらに、直径16mm以下の付加的な炭素担体粗粒子が、前記凝集物間に分散され、全炭素量が、1150℃未満の転動温度における供給物中の全炭素消費反応に必要な量の80%未満となっており、前記炉が安定作動状態に到達すると同時に、前記炉の出口付近において、全鉄成分のうち金属鉄の量を20%未満に減少させるような量の非加熱の空気を前記転動スラグに供給する。負荷物内部の炭素担体の比率を減らすことで、転動法のエネルギーバランスが改良される一方、使用される回転式管形炉の処理量が増大する。転動スラグの品質を改良することによって、転動スラグを利用する可能性に恵まれる。 (もっと読む)


【課題】リサイクル還元材を所定の位置に置き留めることができるリサイクル還元材の炉内投入方法を提供する。
【解決手段】本方法は、タイヤを転動させてロータリーキルン3内へ投入するものである。予め、外径Dまたは質量Mが様々なタイヤを、実際に一定の高さからキルン内へ投入し、到達位置Lを計測していくことによって、転がり抵抗係数μrについての、外径Dまたは質量Mの関数として、μr=f(D)又はf(M)・・・関数(1)を獲得しておく。投入するタイヤを用意し、その外径等を測定し、測定結果から、関数(1)に基づいて、転がり抵抗係数μrを獲得し、得られた係数μrと、所望の還元材到達位置Lとから、投入高さh=μr・L・・・数式(2)に基づいて、還元材の投入高さhを決定する。決定した投入高さhから、そのタイヤを落下させて投入する。 (もっと読む)


本発明は炉(2)を操作する方法に関し、少なくとも1種の金属元素を含む出発材料を溶融し、ある燃料体積流量の燃料およびある酸化剤体積流量の酸化剤で操作される少なくとも1つのバーナー(4)を使用して出発材料を加熱する。排気ガスライン(6)の二次燃焼領域下流の少なくとも1つの測定点(17)で炉(2)の排気ガス温度をモニタし、標準操作状態で目標燃料体積流量と目標酸化剤体積流量をバーナー(4)に送り、排気ガス温度の変化(26)を所定時間間隔で記録し所定限界値(25)と比較する。時間単位当たりの排気ガス温度の変化(26)が閾値(25)より大きい場合、バーナー(4)を所定減少期間、減少操作状態にし、燃料体積流量の酸化剤体積流量に対する比率を以下の動作:A)燃料体積流量の減少体積流量への急な減少およびB)酸化剤体積流量の増加体積流量への急な増加の少なくとも1つによって低下させ、低下期間が経過した後に前記比率を標準操作状態に戻す。 (もっと読む)


【課題】高亜鉛含有鉄鉱石の有効利用を可能とする、高亜鉛含有鉄鉱石を用いた粒鉄製造方法を提供すること。
【解決手段】亜鉛を0.01mass%以上、鉄を50mass%以上含有する高亜鉛含有鉄鉱石を含有する鉄鉱石と、炭素系固体還元材と、造滓材とを混合した混合原料4を移動型炉床3上に積層し、炉床3上部から熱供給して混合原料4を還元し、更に溶融させて、還元鉄を得ることを特徴とする高亜鉛含有鉄鉱石を用いた粒鉄製造方法を用いる。高亜鉛含有鉄鉱石の配合量が鉄鉱石の10mass%以上であること、炉床3上に炭材を積層した上に、混合原料4を積層すること、混合原料4を塊成化して、炉床3上に積層すること、混合原料4を1450℃以上で加熱することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高亜鉛含有鉄鉱石の有効利用を可能とする、高亜鉛含有鉄鉱石を用いた還元鉄製造方法を提供すること。
【解決手段】亜鉛を0.01mass%以上、鉄を50mass%以上含有する高亜鉛含有鉄鉱石を含有する鉄鉱石と、炭素系固体還元材とを混合した混合原料4を移動型炉床3上に積載し、炉床3上部から熱供給して混合原料4を還元し、混合原料4を溶融しないかまたは一部のみ溶融させて、還元鉄を得ることを特徴とする高亜鉛含有鉄鉱石を用いた還元鉄製造方法を用いる。高亜鉛含有鉄鉱石の配合量が鉄鉱石の10mass%以上であること、混合原料4を塊成化して、炉床3上に積載すること、炉床3上に炭材を積載した上に、混合原料4を積層すること、混合原料4を1250℃以上で加熱することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】移動型炉床炉を用いて鉄鉱石から還元鉄を製造する際に、鉄鉱石中の亜鉛分を亜鉛精錬原料として使用可能な濃度で含有するダストである、高亜鉛含有ダストとして回収可能な、還元鉄製造方法を提供すること。
【解決手段】鉄鉱石11と炭素系固体還元材12とを混合した混合原料を移動型炉床炉15の炉床上に積載し、炉床上部から熱供給して混合原料を還元し、混合原料を溶融しないかまたは一部のみ溶融させて還元鉄を製造する際に、移動型炉床炉15で発生するダストの一部を21aで混合原料に混合して循環使用し、ダストの残部を高亜鉛含有ダストとして21bで分離することを特徴とする還元鉄製造方法を用いる。混合原料中の亜鉛濃度に基づいて、高亜鉛含有ダストとして分離するダストの量を決定すること、または移動型炉床炉15で発生するダストの亜鉛濃度の分析濃度に基づいて高亜鉛含有ダストとして分離するダストの量を決定することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】移動型炉床炉を用いて鉄鉱石から還元鉄を製造する際に、鉄鉱石中の亜鉛分を、亜鉛精錬原料として使用可能な濃度で含有するダストである、高亜鉛含有ダストとして回収可能な、還元鉄製造方法を提供すること。
【解決手段】鉄鉱石11と炭素系固体還元材12と造滓材13とを混合した混合原料を移動型炉床炉15の炉床上に積載し、該炉床上部から熱供給して混合原料を還元し、更に溶融させて、還元鉄を製造する際に、前記移動型炉床炉15で発生するダストの一部を21aで混合原料に混合して循環使用し、ダストの残部を高亜鉛含有ダストとして21bで分離することを特徴とする還元鉄製造方法を用いる。混合原料中の亜鉛濃度に基づいて、高亜鉛含有ダストとして分離するダストの量を決定すること、または移動型炉床炉で発生するダストの亜鉛濃度を分析し、該分析濃度に基づいて高亜鉛含有ダストとして分離するダストの量を決定することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】亜鉛含有の灰から亜鉛を効率よく回収できる亜鉛回収装置を提供することを目的とする。
【解決手段】亜鉛含有の飛灰から亜鉛を回収する亜鉛回収装置5Aにおいて、飛灰を収容して加熱し、飛灰に含まれる金属のうち、少なくとも亜鉛を還元雰囲気の中で気化させる溶融還元槽19と、溶融還元槽19で気化された亜鉛を回収するスプラッシュコンデンサー23や亜鉛冷却ユニット25とを備える。この亜鉛回収装置5Aでは、飛灰に含まれる金属のうち、少なくとも亜鉛を気化させ、気化した亜鉛をスプラッシュコンデンサー23や亜鉛冷却ユニット25で回収するため、不純物の混入は少なく、亜鉛を再利用に適した状態で効率よく回収できる。 (もっと読む)


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