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国際特許分類[C22B23/00]の内容

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乾式法 (73)
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国際特許分類[C22B23/00]に分類される特許

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【課題】鉱石処理工程、浸出工程、固液分離工程、中和工程、亜鉛除去工程、硫化工程及び最終中和工程を含む高圧酸浸出法により、ニッケル酸化鉱石からニッケルを回収する湿式製錬方法において、鉱石スラリーによる設備の磨耗を抑制すること、また、最終中和残渣量を低減するとともに、資源化するため、不純物成分を分離回収する方法を提供する。
【解決手段】下記(A)〜(C)の工程から選ばれる少なくともひとつの工程を含むことを特徴とする。(A)前記鉱石処理工程から産出する鉱石スラリー中のシリカ鉱物、クロマイト又はケイ苦土鉱から選ばれる少なくとも1種を含む粒子を、物理分離法により分離回収する。(B)前記固液分離工程から産出する浸出残渣スラリー中のヘマタイト粒子を、物理分離法により分離回収する。(C)前記中和工程から産出する中和殿物スラリーは、前記固液分離工程から産出する浸出残渣スラリーとは別途に最終中和処理する。 (もっと読む)


【課題】腐食性、磨耗性を有するスラリー液の攪拌において長期間使用でき、攪拌翼の腐食および磨耗による運転停止時間を短縮し、補修コストを低減できる耐磨耗性パドルタイプの攪拌翼を提供する。
【解決手段】攪拌反応槽内で腐食作用および磨耗作用のあるスラリー液を攪拌するパドルタイプの攪拌翼1であって、攪拌翼がチタン製翼板3で構成され、該攪拌翼表面のうちで腐食性、磨耗性が強い表面の実質的全面に、断面L型セラミックス製部材7、断面コ型セラミックス製部材又は平板形状のセラミックス製部材から選ばれるいずれかの耐磨耗性部材が固定されており、攪拌翼の端部表面が、断面L型7又は断面コ型形状のセラミックス製部材で覆われている。 (もっと読む)


【課題】原料スラリーをオートクレーブで高温高圧下に浸出し、次いで浸出後のスラリーを常温常圧まで降温降圧するフラッシュベッセルを含む高圧酸浸出工程において、オートクレーブ内の温度変動に追随して、該オートクレーブ内の測定圧力と飽和蒸気圧との差圧を制御することができるオートクレーブの圧力調整方法を提供する。
【解決手段】前記オートクレーブに、スラリー温度を逐次的に測定する温度計、圧力を逐次的に測定する圧力計、温度を飽和蒸気圧変換し、前記オートクレーブ内の測定圧力と該飽和蒸気圧との差圧を求める計算装置、高圧コンプレッサー、及び圧力制御弁を設け、前記差圧が、前記基準値以上である場合には、前記圧力制御弁を開放させ、一方、前記基準値未満の場合には、前記高圧コンプレッサーを作動させることにより、オートクレーブ内の圧力を制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】粗塩化ニッケル水溶液に塩素を吹込みながら、pHを調整して不純物元素を沈殿として除去する際に得られる脱鉄殿物を、レパルプ後にろ過して該脱鉄殿物中に含まれるニッケルを液中に浸出する方法において、レパルプ後の脱鉄殿物スラリーのろ過性を向上させ、それにより脱鉄殿物に随伴するニッケル損失を低減させることができる脱鉄殿物からのニッケルの浸出方法を提供する。
【解決手段】上記脱鉄殿物から、該脱鉄殿物中に含まれるニッケルを浸出する方法であって、前記脱鉄殿物に、温水を加えてレパルプし、スラリー濃度が100〜300g/Lのスラリーを形成した後、該スラリーを、下記の(イ)及び(ロ)の要件を満足する条件下に撹拌することを特徴とする。
(イ)前記スラリーの温度は、60〜80℃である。
(ロ)前記スラリーのpHは、2.5〜3.0である。 (もっと読む)


【課題】浸出及び固液分離工程、中和工程、脱亜鉛工程、及びニッケル回収工程を含むニッケル酸化鉱石を高温高圧浸出法により湿式製錬する方法において、ニッケル及びコバルトとともに亜鉛を含む中和終液に、硫化剤を添加することにより亜鉛硫化物を形成し、亜鉛硫化物を分離し、ニッケル及びコバルトを含むニッケル回収用母液を得る脱亜鉛工程に際し、亜鉛硫化物のろ過性を改善することにより、ろ布の目詰まりを抑制し、ろ布の洗浄作業及び交換作業の頻度を低減するとともに、ニッケル回収率の低下を抑制することができる亜鉛硫化物の分離方法を提供する。
【解決手段】中和工程において、浸出液中に浸出残渣を添加し、かつ中和終液のpHが3.0〜3.5になるように調整するとともに、脱亜鉛工程に際して、該中和終液中に、その濁度が100〜400NTUになるように、中和澱物及び浸出残渣からなる懸濁物を残留させる。 (もっと読む)


【課題】コバルトを抽出したアミン系抽出剤からコバルトを塩酸酸性水溶液で逆抽出して得られる鉄及び亜鉛クロロ錯イオンを含むアミン系抽出剤(A)をスクラビングして再生する際に、そのまま溶媒抽出工程の抽出段で繰り返し再利用することができるように再生することができる逆抽出後のアミン系抽出剤のスクラビング方法を提供する。
【解決手段】下記の(1)〜(3)の手順を含むことを特徴とする。
(1)アミン系抽出剤(A)に、亜硫酸イオンを含有する水溶液を混合して攪拌し、鉄(III)クロロ錯イオンを2価に還元し、抽出剤(B)を得る。
(2)抽出剤(B)に、酸化剤を含有する水溶液を混合して攪拌し、亜硫酸イオンを硫酸イオンに酸化し、抽出剤(C)を得る。
(3)抽出剤(C)に、塩化物イオンを含有する水溶液を混合して攪拌し、硫酸イオンを塩化物イオンで置換し、鉄及び亜鉛を除去した抽出剤を得る。 (もっと読む)


【課題】ニッケル酸化鉱石を高温加圧酸浸出し粗硫酸水溶液を得る工程(1)、脱亜鉛終液を得る工程(2)、製錬廃液を得る工程(3)、及び排ガス中の硫化水素ガスを除害処理する工程(4)を含む湿式製錬方法で、高ニッケル回収率を維持しながら、硫化水素ガスの利用効率を向上させる湿式製錬方法を提供する。
【解決手段】下記の(a)〜(d)の少なくとも1種の操作を採用することを特徴とする。(a)工程(3)の硫化反応槽の全容量(m)を、導入するニッケルの投入質量(kg/h)に対し、0.2〜0.9の比率に調整する。(b)工程(3)のスラリーを負圧下に曝気し回収した硫化水素ガスを工程(3)に添加する。(c)工程(3)の硫化反応槽から排ガスを抜き出し、工程(2)に添加する。(d)工程(3)の製錬廃液と工程(4)の排ガスを、向流接触させた後、排ガスを再び除害塔へ導入し、除害塔廃液を工程(3)の硫化反応槽に装入する。 (もっと読む)


【課題】高圧酸浸出法を用いたニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法において、浸出工程以外の他工程のトラブルに際し、浸出工程が運転停止に追い込まれることを防止して、プロセス全体としての高い操業効率を維持することができるニッケル酸化鉱石の湿式製錬方法を提供する。
【解決手段】浸出工程以外の他工程のトラブルに際し、浸出工程において、鉱石スラリー7の受け入れと硫酸の添加とを停止するとともに、高圧酸浸出設備を構成する(c)の手段から排出された浸出スラリー8は、前記高圧酸浸出設備を構成する(a)の手段に移送することにより、該高圧酸浸出設備内で自己循環させることを特徴とする。(a)鉱石スラリー7を予備的に昇温昇圧する。(b)予備的に昇温昇圧された鉱石スラリーに硫酸を添加し、かつ高圧水蒸気と高圧空気とを吹込みながら浸出し、浸出スラリー8を形成する。(c)形成された浸出スラリーの加圧状態を解消する。 (もっと読む)


【課題】石油系の未利用資源に含まれるニッケル及びバナジウム等の有価金属を効果的に別個に回収できるようにする。
【解決手段】石油系未利用資源をガス化したガスからタールTを回収する工程と、タールTを第1酸液15で処理してニッケル及びバナジウムが溶解した第1酸液15'とタールTとに分離する第1分離工程と、分離したニッケル及びバナジウムが溶解した第1酸液15'を抽出剤17で抽出してバナジウムを含む抽出剤17'とニッケルを含む第1酸液15"とに分離する第2分離工程と、分離した第1酸液15"を濃縮してニッケルを得るニッケル分離工程と、分離した抽出剤17'を第2酸液22で再抽出してバナジウムを含む第2酸液22'と抽出剤17とに分離する第3分離工程と、分離した第2酸液22'を濃縮してバナジウムを得るバナジウム分離工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】寸法の大きい金属の単結晶を製造する方法を提供する。
【解決手段】エポキシ樹脂硬化層の上に配置されたタンニン層の表面に、前記金属を含む塩の溶液を接触させ、前記タンニン層の表面に前記金属の単結晶を析出させる工程を含む、金属の単結晶を製造する方法。前記金属としては、Au、Ag、Pt、Pd、Co、NiおよびCuからなる群から選択される1以上が好ましい。また、前記エポキシ樹脂硬化層が、エポキシ樹脂と硬化剤とを混合し、加熱して得られた層であるのが好ましい。 (もっと読む)


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