説明

国際特許分類[C22B23/00]の内容

国際特許分類[C22B23/00]の下位に属する分類

乾式法 (73)
精製 (25)

国際特許分類[C22B23/00]に分類される特許

141 - 150 / 236


【課題】コバルト及びアルカリ土類金属を含む塩化物水溶液から、コバルトを回収する方法において、設備コストの負荷が小さく、しかも薬剤コストが少ないコバルトの回収方法を提供する。
【解決手段】コバルト及びアルカリ土類金属を含む塩化物水溶液から、コバルトを回収する方法であって、下記の(1)及び(2)の工程を含むことを特徴とする。
(1)前記塩化物水溶液に、中和剤を添加してpHを7.5〜9.0に調整し、コバルトを含む沈殿物からなるスラリーを形成する。
(2)前記スラリーに、酸化剤を添加して酸化還元電位(Ag/AgCl電極基準)を450mV以上に調整しながら、中和剤を添加してpHを6.0〜7.0に調整し、水酸化コバルト(III)沈殿を回収する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は無電解ニッケルメッキ廃液から、ニッケルイオンを、リン含有量が100mg/Kg以下の資源化が可能なニッケル化合物として回収する方法を提供する。
【解決手段】 カラムに充填された選択性重金属キレート樹脂の再生工程(A)と、無電解ニッケルメッキ廃液の調整工程(B)と、前記工程(A)で再生したキレート樹脂に、前記工程(B)で調整したニッケルメッキ廃液を接触させニッケルイオンをキレート樹脂に吸着させた後、鉱酸でニッケルを溶出するニッケルの吸着溶出工程(C)と、前記工程(C)で溶出したニッケル塩水溶液に対して1当量以上の炭酸塩または水酸化アルカリまたは蓚酸を添加することにより不溶性ニッケル化合物を沈殿させるニッケル資源化工程(D)とからなる。 (もっと読む)


【課題】不純物元素としてコバルト及び鉄を含有する塩化ニッケル水溶液に、塩素を吹き込みつつ中和剤を添加して、鉄を沈澱除去する精製方法において、形成される反応終液スラリー中の水酸化鉄(III)沈殿のろ過性を向上させ、ニッケルとコバルトの沈殿へのロスを抑制することができる塩化ニッケル水溶液の精製方法を提供する。
【解決手段】上記塩化ニッケル水溶液に、塩素を吹き込みつつ中和剤を添加して、酸化中和反応に付し、水酸化鉄(III)沈殿を含む反応終液スラリーを形成することにより、鉄を沈澱除去する精製方法において、前記中和剤は、炭酸ニッケルスラリーと、前記反応終液スラリーから前記反応始液の全量に対し10〜80%に当たる割合で分割された繰り返し物とを混合した混合スラリーであり、かつ、前記酸化中和反応のpHを1.7〜2.5、酸化還元電位(Ag/AgCl電極基準)を950〜1100mVに調整することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高濃度の鉄と高濃度のヒ素を含む硫酸ニッケル溶液から鉄10mg/l以下、ヒ素1mg/l以下の高純度硫酸ニッケル溶液を得る方法の提供を課題とする。
【解決手段】 硫酸ニッケル溶液に空気を吹き込みつつ中和剤を加えて溶液中のヒ素を鉄で共沈させるに際して、pH変化を三段階で行うものであり、第一段階のpHを2.1〜2.5とし、第二段階のpHを4.5〜4.8し、第三段階のpHを5.0〜5.5としするものであり、第一段階終了後の終液中の鉄/ヒ素値を50以上とするものである。なお、中和剤としては生石灰、消石灰、炭酸カルシウムの内の少なくとも一つとする。 (もっと読む)


【課題】ニッケル及びコバルトの高浸出率と3価の鉄への高鉄酸化率を達成し、同時に、高温加圧酸浸出法において酸化剤として使用される高圧空気及び温度の維持のため使用される高圧水蒸気の使用量を抑えてエネルギーコストを削減することができる製錬方法を提供する。
【解決手段】ニッケル酸化鉱石をスラリー化する第1の工程と、前記鉱石スラリーに、硫酸を添加し、かつ高圧空気及び高圧水蒸気を吹込み浸出する第2の工程を含む製錬方法において、第1の工程で、鉱石スラリーを構成するニッケル酸化鉱石の配合割合により、鉱石スラリーの固形分中の炭素品位を0.1〜0.5質量%となるように調整し、かつ第2の工程で、高圧空気の吹込量を該鉱石スラリーの固形分中の炭素1トン当たり700〜800Nmに調整し、浸出液の酸化還元電位(Ag/AgCl規準)を400〜600mVに制御することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鉄鋼及び非鉄金属の鉱石等の焼成と部分還元処理を行なうロータリーキルンにおいて、該ロータリーキルンへの原料鉱石の搬送系統でのハンドリング性の悪化と、該ロータリーキルンの排ガス煙道でのトラブルを防止する一方、排ガス温度及び排ガス中の水分率を制御して、ロータリーキルンの排ガスファンの寿命延長、及び電気集塵機の集塵効率の向上を達成するとともに、ロータリーキルンでの原料鉱石の処理量を増加させることができるロータリーキルンの操業方法を提供する。
【解決手段】ロータリーキルンの原料鉱石供給側から、上記原料鉱石2の装入に加え、排ガス温度の上昇を抑制することによりファン寿命の延長をはかるとともに、排ガス中に存在するダストの電気集塵機10での集塵効率を向上させるのに十分な量の水9を、間欠的又は継続的に添加することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 リチウム電池滓から三元系Li金属塩からMn、Co、Ni及びLiといった有価金属を回収する。
【解決手段】 ほぼ等量のCo,Ni及びMnを含有するリチウム酸金属塩を含有するリチウム電池滓を、250g/l以上の濃度の塩酸溶液にて攪拌浸出、または、200g/l以上の濃度の硫酸溶液にて65〜80℃に加熱しながら攪拌浸出、または、200g/l以上の濃度の硫酸溶液と20g/l以上の過酸化水素溶液を混合した溶液にて攪拌浸出処理し、浸出液につきMn、Co及びNiの3種の金属の98%以上を酸性抽出剤で溶媒抽出し、それぞれの金属を含有する溶液を生成し、これらの溶液と抽出後のLiを含む残液からMn、Co、Ni及びLiといった有価金属を回収する。 (もっと読む)


【課題】採掘後のニッケル酸化鉱石の原鉱石から製錬工程への装入原料を調製する鉱石処理工程において、ドラムとトロンメルとが連結して構成されるドラムウオッシャーに、ニッケル酸化鉱石を装入して湿式法で解砕・分級する際に、該トロンメル内における鉱石のショートパスを防止する方法を提供する。
【解決手段】前記トロンメルの内面のトロンメル回転軸に対する垂直断面の同一円周上に、該円周上の断面形状が略長方形であり、かつ下記の(1)及び(2)の要件を満足する突起を、下記の(3)の要件を満足するように配置した突起列を形成することを特徴とする。
(1)前記突起の横幅は、前記トロンメルの目開きと同程度の長さである。
(2)前記突起の高さは、前記トロンメルの目開きの半分程度の長さである。
(3)前記突起列の突起のピッチは、前記トロンメルの目開きの4倍程度の長さである。 (もっと読む)


【課題】加圧された反応容器内に、ニッケル及びコバルトを含む硫酸水溶液を導入し、かつ気相中に硫化水素を含む硫化用ガスを供給することにより、反応容器内に供給する硫化ガス中の硫化水素ガス濃度が、操業の定常状態に用いられる95〜100容量%からそれ未満の濃度に低下した際に、ニッケル及びコバルトの高収率を維持する事ができる硫化物の製造方法を提供する。
【解決手段】下記(1)又は(2)の操作を採用する。(1)硫化水素ガス濃度が85〜90容量%の場合において、反応容器内に導入するニッケル及びコバルト投入量を、定常状態のときの投入量に対し質量割合で30〜35%に減少させる。(2)硫化水素ガス濃度が90容量%を超える場合において、反応容器内に導入するニッケル及びコバルト投入量を、定常状態のときの投入量に対し質量割合で55〜60%の割合に減少させる。 (もっと読む)


【課題】 アンモニアを含む無電解Niめっき廃液から、β‐ヒドロキシオキシム系抽出剤と酸性有機リン化合物系抽出剤を含有する有機溶媒を用いてNiを抽出するNiの回収方法に関する。Niと共抽出されるアンモニア量を少なくし、逆抽出後の中和工程で発生するアンモニア臭を抑える。
【解決手段】 有機溶媒全体に対してβ‐ヒドロキシオキシム系抽出剤の含有量が7.5〜25.0体積%であり、有機溶媒全体に対して酸性有機リン化合物系抽出剤の含有量が0.3〜1.0体積%であり、かつ、β‐ヒドロキシオキシム系抽出剤に対して酸性有機リン化合物系抽出剤の含有量が10体積%未満である有機溶媒と、無電解Niめっき廃液を接触させ、さらにNiを逆抽出し、逆抽出後中和することによりNi化合物を沈殿させる。 (もっと読む)


141 - 150 / 236