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国際特許分類[C22C23/02]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | マグネシウム基合金 (705) | 次に多い成分としてアルミニウムを含むもの (239)

国際特許分類[C22C23/02]に分類される特許

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【課題】温間塑性加工性に優れるマグネシウム合金板材及びその製造方法、この板材に温間塑性加工を施してなる成形体を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金板材は、再結晶化を目的とする熱処理を行っていない圧延材RSに所定の歪みを付与し、歪み付与後にも上記熱処理を行わないことで製造される。歪みの付与は、圧延材RSを加熱炉10で加熱し、加熱した圧延材RSを加熱したローラ21間に通過させて圧延材RSに曲げを付与し、付与後の板材の単色光X線回折における(0004)回折ピークの半価幅が0.20deg以上0.59deg以下となるように行う。この合金板材は、残存する歪みを利用して、温間塑性加工中に連続的な再結晶を生じ、高い塑性変形能を発現する。 (もっと読む)


【課題】高強度なマグネシウム合金板材の生産性の向上に寄与することができるコイル材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】金属からなる板状材を円筒状に巻き取ってコイル材とするコイル材の製造方法である。板状材は、連続鋳造機から排出されたマグネシウム合金の鋳造材で、その厚さt(mm)が7mm以下である。板状材1の巻き取り直前の温度T(℃)を、その板状材1の厚さtと曲げ半径R(mm)とで表される表面歪み((t/R)×100)が、室温における当該板状材1の伸び以下となる温度に制御して巻取機により巻き取る。 (もっと読む)


【課題】高強度なマグネシウム合金部材の素材に適したマグネシウム合金板、マグネシウム合金コイル材、及びマグネシウム合金コイル材の製造方法を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金コイル材は、長尺なマグネシウム合金材が巻き取られたものであり、Mgに対して固溶現象及び析出現象が生じる固溶・析出元素を添加元素に含有するマグネシウム合金から構成されている。このマグネシウム合金からなるマトリクスの結晶粒内に、当該マトリクスよりも固溶・析出元素の濃度が質量割合で10%以上20%以下高い濃化部を有する。濃化部の面積率は0.5%以上25%以下である。上記コイル材は、保持時間を比較的短めにしたり、加熱温度を比較的低めにした熱処理を施すことで製造される。上記濃化部や未固溶β相を存在させることで、高強度なマグネシウム合金板や、このマグネシウム合金板にプレス加工を施したマグネシウム合金部材が得られる。 (もっと読む)


【課題】切断面におけるせん断面が大きく、かつ、むしれ量が少ないマグネシウム合金板材およびその製造方法、並びに金型を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金板材11は、切断加工されたマグネシウム合金の板材であり、切断面11cにおいて、表面側から厚さ方向の途中まで形成されたせん断面11sと、板材11がむしり取られ、厚さ方向の途中から裏面側に向かって傾斜するように形成された破断面11bとを有する。そして、板材11の厚さ方向におけるせん断面11sの長さが0.3mm以上であり、かつ、せん断面11sを板材11の裏面側に延長した仮想面から、破断面11bと板材11の裏面とがなす境界までの距離が0.1mm以下である。 (もっと読む)


【課題】コイル材の全長に亘って実質的に均質な金属組織を有するマグネシウム合金コイル材を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金からなる長尺材が巻き取られてなるマグネシウム合金コイル材2に係る。そして、長尺材の全長に亘って、マグネシウム合金の連続する100個以上の結晶粒の平均粒径が20〜80μmである。このマグネシウム合金コイル材2は、マグネシウム合金からなる長尺材が巻き取られてなる少なくとも一つのコイル素材を熱処理炉内で加熱する加熱工程と、加熱工程を経たコイル素材を冷媒槽内に貯留された冷媒中に浸漬させて冷却する冷却工程とを備える製造方法によって製造される。加熱工程は、熱処理炉内の雰囲気を対流する対流手段を有する均熱手段によって、雰囲気を攪拌し、熱処理炉内の全てのコイル素材を実質的に均一に加熱する。 (もっと読む)


【課題】長尺の鋳造板の全長にわたって、表面割れを抑制できるマグネシウム合金鋳造材とその製造方法を提供する。
【解決手段】ノズル50から連続鋳造機の鋳型にマグネシウム合金の溶湯100を供給して長尺の鋳造板200を作製するマグネシウム合金鋳造材の製造方法であって、次の工程を備える。
溶湯供給工程:ノズル50の先端側に前記溶湯100を送る。
巻取工程:長尺の鋳造板200をコイル状に巻き取る。
溶湯供給工程は、溶湯100がノズル先端に至るまでの過程のうち、溶湯100の温度を制御可能な温度制御可能域の先端位置における溶湯温度を、当該マグネシウム合金の液相線温度+50℃以上液相線温度+65℃以下として行う。 (もっと読む)


【課題】熱処理による粗大析出物の発生を抑制することができるマグネシウム合金コイル材の製造方法、及びこの製造方法により得られたマグネシウム合金コイル材、このコイル材から得られたマグネシウム合金圧延コイル材を提供する。
【解決手段】マグネシウム(Mg)合金からなる長尺な板材2を巻き取ったコイル素材3を用意し、コイル素材3を雰囲気加熱炉20に装入して熱処理温度に加熱する。加熱されたコイル素材3を巻き戻して加熱炉20から引き出し、加熱された板材2を強制冷却手段30で冷却する。冷却された板材2を巻き取りリール11で巻き取る。巻き取った状態で加熱し、巻き戻した状態で冷却することで、添加元素が高濃度なMg合金からなるコイル材や広幅なコイル材、長尺なコイル材を製造する場合にも、均一的に加熱及び急冷できることで、析出物の発生・成長を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム合金からなる長尺な板材を巻き取ったコイル材であって、その全長に亘って厚さのばらつきが小さいマグネシウム合金コイル材、マグネシウム合金コイル材の研削方法、マグネシウム合金用研削装置、及びマグネシウム合金板を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金コイル材から繰り出されて走行する板材(素材板100)を研削ベルト13により研削するにあたり、素材板100の幅方向の複数箇所の厚さを厚さ測定器(フォワードセンサ31)により測定し、コンタクトロール11とビリーロール12との間のギャップの幅方向の大きさが不均一になるように調整してから研削する。上記研削工程により、研削後の研削板1の全長に亘って、当該研削板1の幅方向における厚さのばらつきを40μm以内とすることができる。 (もっと読む)


【課題】コイル材の全長に亘って、実質的に表面が平滑で表面性状に優れるMg合金コイル材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Mg合金からなる長尺な圧延材が巻き取られてなるMg合金コイル材に係る。そして、圧延材の全長に亘って、圧延材の長手方向と幅方向における各表面粗さRzの差が5μm以下である。このMg合金コイル材は、Mg合金以外からなる長尺な金属材で、Mg合金からなる長尺な素材をその両面から挟む挟み付け工程と、金属材で挟んだ素材を金属材ごと圧延する圧延工程と、圧延後、金属材を圧延された素材から剥離する剥離工程とを備える製造方法によって製造される。このMg合金コイル材の製造方法によれば、研磨加工を省略することができるので、研磨加工に起因する研磨痕の発生を防止することができ、コイル材の全長に亘って、実質的に表面が平滑で表面性状に優れるMg合金コイル材を効率よく得ることができる。 (もっと読む)


【課題】ノズルと可動鋳型との間にできる隙間に溶湯が流れ込み難く、表面品質に優れる鋳造材を長期的に連続鋳造できる連続鋳造用部品を形成するのに適した複合材料を提供する。
【解決手段】多数の空孔を有する多孔質体2と、その多孔質体2の表面部のうち、純マグネシウム又はマグネシウム合金の溶湯に接触する箇所の少なくとも一部に内在される充填材と、を備える複合材料(ノズル1)である。多孔質体2に内在される充填材は、窒化物、炭化物、および炭素から選択される少なくとも1種である。 (もっと読む)


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