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国際特許分類[C22C38/16]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理 (53,456) | 合金 (38,126) | 鉄合金,例.合金鋼 (19,815) | 銅を含有するもの (256)

国際特許分類[C22C38/16]に分類される特許

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【課題】軟化焼鈍を施しつつソリッドワイヤ用鋼線材を製造するに際して、軟化焼鈍条件を適切に制御することによって、ソリッドワイヤ用鋼線材を酸洗性に優れたものとする方法、およびこうした方法によって得られる酸洗性に優れたソリッドワイヤ用鋼線材を提供する。
【解決手段】化学成分組成を適切に調整した鋼線材を軟化焼鈍する際に、軟化焼鈍炉内の温度を700〜850℃に設定すると共に、軟化焼鈍炉内の酸素濃度を10容量%以下、水蒸気濃度を20容量%以下とし、且つこれら酸素濃度と水蒸気濃度が下記(1)式および(2)式の関係を満足するように調整し、60分以上、15時間以下で軟化焼鈍する。
Y≧0.02X-7.5388 …(1)
Y≧0.02X-0.301 …(2)
但し、X:軟化焼鈍炉内の酸素濃度(容量%)、Y:軟化焼鈍炉内の水蒸気濃度(容量%)、を夫々示す。 (もっと読む)


【課題】特殊元素添加や熱延板焼鈍を行うことなく鉄損、磁束密度が極めて優れた無方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.0050%以下、Si:0.05〜3.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.0%以下、S:0.008%以下、P:0.15%以下、N:0.0050%以下、Cu:0.2%以下を含み、かつ、(Cu硫化物であるS)/(鋼中S)≦0.2または(Cu硫化物であるS)/(Mn硫化物であるS)≦0.2を満足する鋼であって、更に鋼板中の直径0.03〜0.20μmのCuを含有する硫化物の数密度が0.5個/μm以下であり、鋼板中の直径0.03μm以上1.0μm以下のCuを含有する硫化物について、平均直径が0.05μm以上、直径が0.05μm以下であるものの個数の割合が50%以下である無方向性電磁鋼板。 (もっと読む)


【課題】板厚が50mmを超える場合においても高強度(引張強度:510〜700MPa)を満足し、且つ−10℃におけるKca値で7000MPa・mm1/2を超える様な脆性亀裂伝播停止特性に優れた構造用厚鋼板を提供する。
【解決手段】本発明の構造用厚鋼板は、下記(1)式で規定されるX値が(X値>1)の関係を満足させつつ化学成分組成を適切に調整すると共に、ミクロ組織がベイナイトを主体とするものである。
0={0.08[Mn]+0.04([Cu]+[Ni])+2[Nb]}/5[C]
…(1)
但し、[Mn]、[Cu]、[Ni]、[Nb]および[C]は、夫々Mn、Cu、Ni、NbおよびCの含有量を示す。 (もっと読む)


1)精錬と連続鋳造で成分が質量百分比でC 0.035〜0.065%、Si 2.9〜4.0%、Mn 0.08〜0.18%、S 0.005〜0.012%、Als 0.015〜0.035%、N 0.0050〜0.0130%、Sn 0.001〜0.15%、P 0.010〜0.030%、Cu 0.05〜0.60%、Cr ≦ 0.2%、残部:Fe及び不可避な不純物である鋳造ビレットを得る製錬工程と、2)熱間圧延工程と、3)焼ならし焼鈍工程と、4)圧下率が75〜92%の一回冷間圧延工程と、5)脱炭焼鈍工程と、6)高温焼鈍工程と、7)熱平坦化焼鈍工程と、を含む一回冷間圧延法により方向性珪素鋼を製造する方法。この方法は熱間圧延板の焼ならし焼鈍プロセスを制御することにより、スラブが脱炭焼鈍と高温焼鈍の低温段階で窒素を吸収することを活用して、有益な介在物を形成させ、安定な二次再結晶組織を得るのに有利である。 (もっと読む)


【課題】引張強さが1500MPa以上の高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成として、Si+Mn:1.0%以上を含有する。主相組織は、フェライトと炭化物が層をなしており、さらに、炭化物のアスペクト比が10以上で、かつ、前記層の間隔が50nm以下である層状組織が組織全体に対する体積率で65%以上である。さらに、フェライトと層をなす炭化物のうちアスペクト比が10以上かつ圧延方向に対して25°以内の角度を有している炭化物の分率が面積率で75%以上とすることで、圧延方向の曲げ性および耐遅れ破壊特性が優れることになる。上記鋼板は、パーライト組織を主相とし、残部組織におけるフェライト相が組織全体に対する体積率で20%以下であり、パーライト組織のラメラ間隔が500nm以下である組織を有し、ビッカース硬さがHV200以上の鋼板に対して、圧延率:60%以上(好適には75%以上)で冷間圧延を施すことで得られる。 (もっと読む)


【課題】船舶のメンテナンス費用およびドック期間延長(タイムロス)などの経済的損失の低減と、更には船舶安全性向上に寄与する耐塗膜ふくれ性に優れたバラストタンク用塗装鋼材を提供する。
【解決手段】本発明のバラストタンク用塗装鋼材は、基材表面の少なくとも一部にエポキシ樹脂系塗料から形成された防食塗膜が積層されてなるバラストタンク用塗装鋼材であって、前記基材が、所定量のC、Si、Mn、Al、S、Cu、Niを夫々含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、かつ、少なくとも前記防食塗膜が積層される部分の表面粗さが10点平均粗さ(RzJIS)で15μm〜80μmであり、前記防食塗膜が、水分と接触すると塩基性を示す塩基性化合物を含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】HAZ靭性のバラツキを低減し、しかも母材自体の低温靭性も高められた鋼材と、その製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の鋼材は、(A)REMとZrを含有する介在物を含む他、(B)鋼材中の固溶REMと固溶Zrが、固溶REM:0.0010%以下(0%を含む)、固溶Zr:0.0010%以下(0%を含む)を満足し、(C)鋼材の金属組織を後方散乱電子回折像法(EBSP法)で観察したときに、下記(1)式と(2)式を満足するものである。下記(1)式中、Dは、EBSP法で隣接する2つの結晶の方位差を測定し、結晶方位差が15°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒の平均円相当径(μm)を意味する。下記(2)式中、Mは、結晶方位差が55°以上の大角粒界で囲まれた結晶粒が鋼材全体に占める割合(面積%)を意味する。
D≦30 ・・・(1)
50≦M ・・・(2) (もっと読む)


【課題】金属粉末を加圧成形した後に焼結して得られる焼結部品用の原料粉末として、NiやMoなどの高価な合金元素に代わる安価な合金元素を使用した原料粉末およびこの原料粉末を用いた焼結部品を提供する。
【解決手段】鉄基粉末に、粒径が45μm以下でMn量が60〜90質量%のFe−Mn粉末を添加量比率が0.5〜3質量%の範囲で、Cu粉末とグラファイト粉末を添加量比率が、それぞれ1〜3質量%と0.3〜1質量%の範囲で、金型成形用粉末潤滑剤を添加量比率が0.4〜1.2質量%の範囲で、かつCu粉末に対するFe−Mn粉末の添加量比率が0.1〜1の範囲で配合して、高強度組成鉄粉を製造する。この原料鉄粉を加圧成形し、Cuの融点以上の温度で焼結すれば、Ni、Moなどの高価な合金元素を使用せずに、引張り強度が580MPa以上の高強度の焼結部品を実現できる。 (もっと読む)


【課題】管厚20mm以上で、引張強度600MPaを超える高強度ラインパイプ用として好適な、低降伏比且つ耐脆性き裂発生特性に優れた鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Cu−Ni−Nb−Ti系を基本成分系とし、必要に応じて、Mo,Cr,V,B,Ca,REM,Zr,Mgの一種または二種を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、板厚中央部のビッカース硬さHvmが板厚方向のビッカース硬さの平均Hvaに対し、Hvm≦1.05Hvaを満足し、ミクロ組織がベイナイトを主体とし、第2相として島状マルテンサイトがベイナイト中に面積率5〜15%で分散している鋼。上記組成を有する鋼を、特定温度に再加熱後、1000℃以下950℃以上の温度域での累積圧下率≧30%を含む熱間圧延を行い、圧延終了後、加速冷却し、特定温度に再加熱、空冷する。 (もっと読む)


【課題】950〜1050℃で焼結して銅合金相および遊離黒鉛相を有する焼結バルブガイドの機械的強さを向上する製造方法を提供する。
【解決手段】鉄粉末を主とし、少なくとも銅合金粉末および黒鉛粉末を含有する原料粉末を、略円筒状に圧粉成形し、得られた圧粉体を950〜1050℃で焼結する焼結バルブガイドの製造方法において、鉄粉末に、240メッシュの篩を通過しない粉末が40質量%以上含まれ、240メッシュの篩を通過しない粉末のうち70質量%以上のものの円形度が0.5以下のものを用いる。 (もっと読む)


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