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国際特許分類[C23C2/28]の内容

国際特許分類[C23C2/28]に分類される特許

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【課題】工具等へのめっきの凝着を低減すると共に、外観性状が良好で、且つ、めっき密着性を向上させた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】素地鋼板を加熱炉で加熱して素地鋼板の表面に酸化層を形成する第一の工程(a)、前記酸化層を形成した素地鋼板を還元炉で加熱して前記酸化層を還元する第二の工程(b)、溶融亜鉛めっきを施した後、合金化する第三の工程(e)、をこの順で含み、前記第一の工程は、前記加熱炉内の酸素量を0.3体積%以下、水蒸気量を10〜30体積%に制御した雰囲気下にて、前記素地鋼板を45〜120秒で750〜850℃の温度まで加熱するものであり、且つ、前記第一の工程は、7.5〜28℃/秒の昇温速度(X)で450〜600℃の温度まで加熱する加熱前段工程と、0.30X〜0.80Xの昇温速度でさらに750〜850℃の温度まで加熱する加熱後段工程と、を含むめっき鋼板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】強度−延性バランスに優れた高強度鋼板を製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、所定の化学成分を有する鋼を、Ac3点以上の温度で10秒以上保持した後、10℃/秒以上の冷却速度でMs点以下まで冷却し、150℃以上250℃未満で30秒以上700秒以下保持した後、室温まで冷却する一次焼鈍工程と、次いで、Ac1点以上Ac3点以下で10秒以上200秒以下保持した後、10℃/秒以上の冷却速度で300℃以上500℃以下の温度まで冷却し、300℃以上500℃以下で10秒以上500秒以下保持した後、室温まで冷却する二次焼鈍工程とを含むことを特徴とする加工性に優れた高強度鋼板の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】生産性良く、Al合金と鋼材との界面において高い接合強度をもったAl合金鋳ぐるみ製品を提供する。
【解決手段】溶融Alめっき鋼板を用いて成型加工した部材を被鋳ぐるみ材として鋳型キャビティに配置し、Al合金溶湯を鋳込んで被鋳ぐるみ材と一体化させたAl合金鋳ぐるみ製品であって、溶融Alめっき層がSi:0〜12質量%、残部Alおよび不可避的不純物からなる組成をもち、Al合金とFeとの接合界面において両者が直接的に、あるいは不連続なAl−Fe系合金層を介して接している箇所が存在することを特徴とするAl合金鋳ぐるみ製品。基材鋼板と溶融Alめっき層の界面にN:3.0原子%以上のN濃縮層が形成されており、Al−Fe系合金層の生成を抑制することで接合強度が向上する。 (もっと読む)


【課題】残留オーステナイト鋼において、高強度を確保しつつ伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板およびその製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】特定の鋼組成をもち、金属組織はフェライトまたはベイナイトまたは焼戻しマルテンサイトを主体とし、残留オーステナイト相を3%以上、20%以下含む鋼板において、このオーステナイト粒がフェライト相、ベイナイト相、マルテンサイト相と接する相界面において、オーステナイト中の平均C濃度が0.6%以上,1.2%以下であり、オーステナイト粒の中心C濃度Cgcとオーステナイト粒の粒界の濃度Cgbが式(1)を満たす範囲にあるオーステナイト粒が50%以上あることを特徴とする伸びと穴拡げ性に優れた高強度薄鋼板。
Cgb/Cgc > 1.3 (1) (もっと読む)


【課題】Mgを高濃度に含むMg系合金めっきを施し、加工部の耐食性を向上させたMg系合金めっき鋼材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼材表面にZnを15〜50原子%、Caを0〜15%、残部がMgと不可避不純物から構成されるMg系合金めっき層を形成させ、めっき凝固後に90〜300℃未満で熱処理することにより、アモルファス相単相のMg系合金めっきより、Zn3Mg7相、Zn4Mg7相、MgZn相等をナノサイズに析出させる、加工部の耐食性問題を解決するMg合金系めっき鋼材の製造方法、および該鋼材。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系めっき鋼材にて、焼き入れ後の成形品の耐食性を冷間成型品と同等以上とした、耐食性と耐疲労性に優れた高強度焼き入れ成形体を提供する。
【解決手段】亜鉛めっき系鋼材をホットスタンプのため加熱し、成形して焼き入れした高強度焼き入れ成形体であって、焼き入れ後の成形体鋼材表面に、Znを主成分としてFeが下記測定方法で9質量%以上、30質量%以下の亜鉛めっき層が、30g/m以上形成されていることを特徴とする。なお亜鉛めっき層中のFe濃度測定方法は、NHCl:150g/lの水溶液中で4mA/cmで飽和カロメル電極を参照電極として定電流電解により−800mVvs.SCE以下に大きく変化する点でのГ層までを電解し電解液をICPによりFe、Znの量、組成比を測定する方法である。 (もっと読む)


【課題】合金化溶融亜鉛めっき鋼板の表面に樹脂を接触させた場合に、良好な密着性を付与することができる粗面化合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供すること。
【解決手段】Fe含有量が3〜20質量%の範囲内のめっき層を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を準備する。この合金化溶融亜鉛めっき鋼板を酸化性の酸性水溶液に浸漬して、めっき層の表面に平均深さが0.8μm以上で、かつ前記めっき層の膜厚に対する前記めっき層表面からの平均深さの割合が80%以下のピットを複数形成する。酸化性の酸性水溶液としては、塩化第二鉄水溶液が好ましい。 (もっと読む)


【課題】優れた加工性及び耐食性を有する高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.10〜0.50%、Si:0.005〜2.0%、Mn:1.0〜3.0%Al:0.005〜2.0%、を含有し、P:0.05%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下に制限し、ミクロ組織が、面積率で10〜75%のフェライト、2〜30%の残留オーステナイトを含有し、当該残留オーステナイト中のC量が0.8〜1.0%であることを特徴とする延性及び耐食性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】540MPa以上の引張強度TSを有し、かつ、材質安定性と加工性(高延性と高穴拡げ性)に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.04%以上0.13%以下、Si:0.7%以上2.3%以下、Mn:0.8%以上2.0%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、Al:0.1%以下、N:0.008%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、鋼組織は、面積率で、75%以上のフェライト相と、1.0%以上のベイニティックフェライト相と、1.0%以上10.0%以下のパーライト相を有し、さらに、マルテンサイト相の面積率が1.0%以上5.0%未満で、かつ、マルテンサイト面積率/(ベイニティックフェライト面積率+パーライト面積率)≦0.6を満たすことを特徴とする材質安定性と加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板。 (もっと読む)


【課題】自動車用外装パネル類の使用にも耐え得る優れた表面性状を有する合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造することが可能な、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.01%以下、S:0.02%以下、N:0.0050%以下、及び、Ti:0.01%以上0.10%以下を含有し、Ti*=Ti−48×(N/14+S/32+C/12)が0.00よりも大きい鋼板を、還元炉を備えた連続式溶融亜鉛設備を用いて合金化溶融亜鉛めっき鋼板を製造する方法において、鋼板の温度が少なくとも600℃以上再結晶温度以下であるときに還元性雰囲気の露点が−35℃以上−5℃以下である還元炉の領域で鋼板を3秒以上加熱する工程、を有することを特徴とする、合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法とする。 (もっと読む)


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