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国際特許分類[C23C2/28]の内容

国際特許分類[C23C2/28]に分類される特許

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【課題】TS≧980MPaの高い引張強度を有し、しかも曲げ性および溶接性に優れる高強度溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05%以上0.12%未満、P:0.001〜0.040%およびS:0.0050%以下を含有する鋼板において、該鋼板の表面から10μmの深さまでの鋼板表層部を体積分率で70%超のフェライト相を含有する組織とし、かつ該表面より10μmの深さより内部までの鋼板内層部は、少なくとも体積分率が20〜70%で、かつ平均結晶粒径が5μm以下のフェライト相を含有する組織とし、さらに引張強度を980MPa以上とし、その後、溶融亜鉛めっき層を被覆する。 (もっと読む)


【課題】合金化特性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板両面の表面において、板面に平行な方向の{100}面X線強度がランダム強度比で2.5以上であり、表面での{100}面X線回折ピークの半価幅が0.15゜以上である。このように規定することにより、鋼板表面には未再結晶粒の{100}面が多く存在することになり、鋼中あるいは表面に導入されためっき中の金属原子の拡散速度が大きくなり、溶融亜鉛めっき後の鉄・亜鉛合金化反応が促進される。また、粒界での反応速度の差を小さくできるため、アウトバーストが生じにくい。このような集合組織分布とするには、固溶Tiが関与しており、Ti:0.01〜0.1%、かつ、Ti*=(Ti%)−3.4×(N%)−1.5×(S%)−4×(C%)とする時に、Ti*>0.007を満たす範囲で含有する。 (もっと読む)


【課題】薄肉の加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】mass%で、C:0.08〜0.15%、Si:0.5〜1.5%、Mn:0.5〜1.5%、Al:0.01〜0.1%、N:0.005%以下を含む組成を有する鋼素材に、熱間圧延を行い熱延板とする熱延工程と、前記熱延板に酸洗を施したのち、該熱延板に、冷間圧延を省略して、連続溶融亜鉛めっきラインで、Ac1変態点〜Ac3変態点の第一の温度域で5〜400s間保持する焼鈍処理と、第一の温度域〜700℃までを、5℃/s以上の平均冷却速度で冷却し、さらに700℃〜溶融亜鉛めっき浴に侵入するまでの第二の温度域での滞留時間を15〜400sとする冷却処理を行ったのち、溶融亜鉛めっき処理を行う。これにより、組織全体に対する面積率で、75〜90%のフェライト相と、10〜25%のパーライトを含む第二相とからなる組織を得ることができ、TS:540MPa以上の高強度と、優れた伸びフランジ性とを兼備する、加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板となる。なお、パーライトは、第二相全体に対する面積率で70%以上を占め、パーライトの平均粒径は5μm以下となる。 (もっと読む)


【課題】合金化溶融亜鉛めっき時に鋼板と亜鉛との反応を阻害するSi酸化物を無害化し、表面性状に優れたSi含有高強度溶融亜鉛めっき鋼板を製造する。
【解決手段】少なくともSi:0.2〜2.0、Mn:0.2〜3.0%、Al:0.001〜1.5%を含有するとともに、Si、MnおよびAlの比率がそれぞれ式(1)〜(3)を満足する鋼板を、還元炉を有する溶融亜鉛めっきラインで連続的に溶融亜鉛めっき処理をし、かつ加熱炉または保熱炉中の雰囲気ガスの水素分圧および水蒸気分圧の対数比が下記式(4)を満足するようにする。
28≦(Si/(Si+Mn+Al))×100≦54 ・・・・・(1)
30≦(Mn/(Si+Mn+Al))×100≦70 ・・・・・(2)
0≦(Al/(Si+Mn+Al))×100≦30 ・・・・・(3)
−1.39≦log(PH2O/PH2)≦−0.695 ・・・・・(4) (もっと読む)


【課題】優れためっき性と優れた加工性とを兼備する高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.15%、Si:0.01〜0.10%、Mn:1.5〜2.3%、Al:0.07%以下を含み、さらにTiおよび/またはNbを合計で0.01〜0.10%含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼素材に、熱間圧延を施し熱延板とし、該熱延板に冷間圧下率: 65%以上の冷間圧延を施し、冷延板とし、該冷延板に、ラジアントチューブ型の焼鈍炉を有する連続溶融亜鉛めっきラインを利用して、焼鈍温度:750〜800℃の焼鈍処理と、連続してさらに溶融亜鉛めっき処理を施し溶融亜鉛めっき鋼板とする。これにより、不めっきの発生を防止でき、めっき性に優れ、引張強さ:590MPa以上の高強度と、伸び:20%以上の優れた加工性と、を兼備する高張力溶融亜鉛めっき鋼板となる。 (もっと読む)


【課題】易酸化性元素を多量に含有する冷延鋼板を基材としながら、良好な表面性状を有する均一な合金化溶融亜鉛めっき層を有する合金化溶融亜鉛めっき冷延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】冷延鋼板は、質量%で、C:0.02%以上0.25%以下、Si:0.01%以上2.5%以下、Mn:0.5%以上3.5%以下、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:1.0%以下およびN:0.01%以下を含有する化学組成を有し、合金化溶融めっき層は、目付量が10g/m以上80g/m以下、合金化度が7質量%以上16質量%以下であり、さらに、めっき厚の分布がdmax/d≦2.5(dmaxは最大めっき厚、dは平均めっき厚)を満足する。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工において介在物を起点とした曲げ割れ率を十分に小さくすることのできる、曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】鋼板の成分が、C:0.12〜0.3%、Si:0.5%以下(0%を含む)、Mn:1.5%未満(0%を含まない)、Al:0.15%以下(0%を含まない)、N:0.01%以下(0%を含まない)、P:0.02%以下(0%を含まない)、およびS:0.01%以下(0%を含まない)を満たし、残部が鉄および不可避不純物からなり、鋼組織が、マルテンサイト単一組織であり、かつ、鋼板の表面から(板厚×0.1)深さまでの表層域において、規定のn回目の判定で定まるn次介在物群であって、この介在物群の2つの最外粒子の鋼板圧延方向における最外表面間距離が100μm以上であるものが、圧延面100cm当たり120個以下であることを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板。 (もっと読む)


【課題】高い降伏比と良好な伸びフランジ性および延性とを有する引張強度500MPa以上の溶融めっき熱延鋼板と、それを複雑な工程を経ることなく製造しうる製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で,C:0.03〜0.12%,Si:0.01〜0.5%,Mn:1.4〜5.0%,P:0.05%以下,S:0.010%以下,sol.Al:0.001〜0.5%及びN:0.020%以下を含有する化学組成を有し、体積率で,フェライトを30〜94%,ベイナイトを5〜69%並びに残留オーステナイト及びマルテンサイトを合計で1.0〜10%を含有するとともに,残留オーステナイトおよびマルテンサイトは長径が7μm以下であり,残留オーステナイトおよびマルテンサイトの合計数密度が20個/100μm2以下である鋼組織を有し、引張強度が500MPa以上、降伏比が70%以上、引張強度と全伸びとの積であるTS×El値が12000MPa・%以上、引張強度と穴拡げ率との積であるTS×λ値が50000MPa・%以上である機械特性を有する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が590MPa以上の穴拡げ性に優れる溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を備える溶融亜鉛めっき鋼板において、前記鋼板は、質量%で、C:0.02〜0.075%、Si:0.001〜0.2%、Mn:2.0〜4.5%、P:0.1%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.001〜0.2%、N:0.01%以下、O:0.01%以下を含有し、さらに、TiおよびNbの1種または2種を下記不等式を満たす範囲で含有する化学組成を有することを特徴とする溶融亜鉛めっき鋼板。
0.14≦Ti+Nb/2≦0.3 (もっと読む)


【課題】経済的なめっき手法であり、耐食性と加工性・塗装性・耐疵付き性・抵抗溶接性に優れる鉄鋼材料を提供すること。
【解決手段】本発明に係る亜鉛系2層めっき鋼材は、2層からなるめっきを有し、下層側めっき層を、めっき成分として、質量%で、Al:5〜25%を含み、残部が亜鉛である亜鉛−アルミニウム合金めっきとし、上層側めっき層を、めっき層成分として、質量%で、Fe:2%以上30%以下、Al:0.1%以上10%以下を含み、残部が亜鉛および不可避的不純物である亜鉛−鉄−アルミニウム合金めっきとした。 (もっと読む)


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