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国際特許分類[C23C8/46]の内容

国際特許分類[C23C8/46]に分類される特許

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【課題】鋼部材の表面組織に対する炭素浸炭量を制御する方法を提供をする。
【解決手段】鋼製ワーク10を浸炭用溶液中Sに浸漬し、当該鋼製ワークを高周波誘導加熱し4、当該鋼製ワークの表面の結晶組織に浸炭処理を行う浸炭処理方法であって、高周波誘導加熱法4を用いて、当該鋼製ワークの浸炭対象表面を浸炭用溶液の沸点以上の温度に急速加熱し、浸炭用溶液が熱分解して活性炭素を含む状態でガス化した浸炭用ガスが、薄い浸炭用ガス層となり当該鋼製ワークの表面を覆う状態とし、不活性ガスバブリング20を用いて、当該浸炭用ガス層を破壊して、その浸炭用ガス層内の活性炭素濃度を変化させ、当該鋼製ワークの表面に形成する浸炭層の炭素侵入量の制御を行う鋼製ワークの浸炭処理方法。 (もっと読む)


【課題】液中浸炭法と同等程度の浸炭速度が得られ、エネルギーコストが低く、炭素供給源として液状物質を効率的に利用することができる浸炭処理方法を提供すること。
【解決手段】炭素含有化合物が含浸されている耐熱性部材21をワークWの被処理面Sに接触させた状態で、被処理面Sを加熱する工程を含む。より具体的には、シート状の耐熱性部材21によってワークWの被処理面Sを被覆する工程と、ワークWの被処理面Sを被覆した耐熱性部材21に、液状の炭素含有化合物をノズル31から供給して含浸させるとともに、コイル31を用いて被処理面Sを誘電加熱する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】スパイダ等、捩り強度や曲げ強度等の疲労強度、さらには靭性が希求される部材の素材として好適な浸炭材を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.1〜0.3%、Si:0.5%以下、Mn:1.5%以下、Cr:0.35〜0.8%、Mo:0.15〜0.7%、Nb:0.005〜0.2%、Ti:0.01〜0.1%、B:0.001〜0.003%、N:0.01%以下、s−Al:0.06%以下、P:0.03%以下、S:0.03%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物である鋼材に対して浸炭処理を施し、有効硬化層の厚みが0.4〜1.1mmである浸炭材とする。スパイダ18の形状とする場合には、例えば、前記鋼材に対して熱簡鍛造加工を行って成形品を得た後、浸炭焼入れ処理、焼戻し処理を施せばよい。 (もっと読む)


【課題】ニッケル又は鉄を基礎にしたクロム含有合金、例えばステンレス鋼の製品を肌焼きするための方法を提供すること
【解決手段】本発明は例えば管接合フェルールのような、ステンレス鋼及びその他の合金の製品の加工法に関する。より具体的には、本発明は、実質的にカーバイドの形成を伴わずにこれらの製品を肌焼きする工程に関する。ニッケル又は鉄を基礎にしたクロム含有合金、例えばステンレス鋼の製品を肌焼きするための方法で、製品の表面を活性化すること、及びカーバイドの形成を促進するであろう温度より低い温度で、活性化された表面を浸炭すること、の段階を含む方法が提供される。一態様においては、表面は製品の表面上に鉄の層をメッキすることにより活性化される。 (もっと読む)


【課題】ステンレス鋼製の加工品の硬化を可能にし、それと同時に該加工品の高い耐蝕性が得られる方法を提供する。
【解決手段】ステンレス鋼製の加工品の表面硬化のための方法において、該加工品を溶融塩中に浸し、そして該塩に24時間〜240時間にわたって晒すにあたって、前記溶融塩の温度が400℃未満であり、かつ前記溶融塩が以下の組成:60〜100質量%の酢酸カリウム、0〜100質量%の酢酸ナトリウム、0〜2質量%の金属塩を有することで解決される。 (もっと読む)


【課題】スパイダ等、捩り強度や靭性が希求される部材の原材料として好適な鋼材を提供する。
【解決手段】スパイダ18は、浸炭処理が施されることで設けられた有効硬化層を表層部として有する鋼材からなる。有効硬化層の下層である母材は、質量%で、C:0.1〜0.2%、Si:0.03〜0.15%、Mn:0.2〜0.6%、Cr:0.7〜1.5%、Ti:0.1〜0.18%、B:0.0005〜0.003%、N:0.01%以下、Ni:0.3〜1%を含有する。該スパイダ18は、この成分・組成比の鋼材に対して熱簡鍛造加工、浸炭焼入れ処理、焼戻し処理が施されることで作製され、前記有効硬化層の厚みは0.4〜1.1mmに設定される。 (もっと読む)


【課題】スケールの発生を抑制して、寸法精度の向上を図ることができ、内側継手部材とのマッチングの組合せを減少させて製造工程の簡略化を図ることが可能トリポード型等速自在継手を提供する。
【解決手段】円周方向に向き合って配置された円筒状のローラ案内面7を有する三つのトラック溝6が形成された外側継手部材1と、半径方向に突出した三つの脚軸9を備えたトリポード部材2と、前記トラック溝6に挿入されたローラ3とを備え、前記ローラ3が前記ローラ案内面7に沿って外側継手部材1の軸方向に移動可能なトリポード型等速自在継手である。少なくとも外側継手部材1のローラ摺接面7を、高周波焼入れ後の仕上げ加工を行わない油中での高周波焼入れにより浸炭焼入れ層を形成した硬化層とする。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入れ後のスケール除去加工が不要でインライン化対応が可能となり、コストの低減を達成でき、しかも、高周波焼入れ後の変形を減少させることができ、高温雰囲気中での耐久寿命を延ばすことができる機械部品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】転動体6が転動する転動溝4を有し、少なくとも転動溝4の溝表層を高周波焼入れにより硬化層とした機械部品である。転動溝4の硬化層に母材の炭素濃度よりも増加させて浸炭層を形成した。 (もっと読む)


本発明は、付着防止コーティングで被覆された金属支持体を含む調理器具に関し、前記コーティングは、調理器具の少なくとも内側表面を形成するように設計され、かつ少なくとも1つの層を含み、前記層は、フッ素樹脂を単独で、または少なくとも200℃の温度に耐える第2の耐熱性樹脂と混合された状態で含む。前記少なくとも1つの層は、1つまたは複数の前記樹脂の焼結温度よりも高い温度に耐え、かつ抗菌性を有する無機化合物を含む。 (もっと読む)


【課題】 700°C以上の高温・排ガス雰囲気下における組織脆化を抑制した新規なVGSタイプターボチャージャの排気ガイドアッセンブリを提供する。
【解決手段】 本発明は、可変翼1、タービンフレーム2、可変機構3等の排気ガイドアッセンブリAの構成部材を、耐熱金属を主要母材としCを0.05%以下、Mnを1%以上、Niを15%以上、Crを30%以下、Tiを0.1%以上、Alを0.1%以上、CeもしくはLaを0.05%以上(各元素とも全て重量%表示)、含有した耐熱素材で構成し、部材の表面にクロム炭化物の被膜を形成して、高温耐久性を向上させるようにしたことを特徴とする。 (もっと読む)


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