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国際特許分類[C23F14/02]の内容

国際特許分類[C23F14/02]に分類される特許

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【課題】ボイラ水の電気伝導率及びPアルカリ度の過剰な上昇を抑制して、アルカリ腐食の発生を防止することができるボイラ水系の水処理方法を提供する。
【解決手段】軟水を給水とするボイラ水系の水処理する際に、先ず、ボイラ水におけるPアルカリ度の上限値を設定する(ステップS1)。次に、給水のMアルカリ度に基づいて、ボイラ水におけるPアルカリ度の上限値を算出する(ステップS2)。その後、算出されたPアルカリ度の上限値とボイラのブロー率とから、ボイラ水のPアルカリ度を算出する(ステップS3)。そして、算出したPアルカリ度と設定したPアルカリ度の上限値との差(算出値−上限値)を求め、その値に応じて添加量を調節しながら、水系に、有機酸及びその塩並びに糖類及びその誘導体からなる群から選択された少なくとも1種の化合物を添加する(ステップS4)。 (もっと読む)


【課題】 揮発性物質によりボイラ水のpHを調整する場合に、ボイラ水中に微量の硬度成分が持ち込まれても、蒸発管への腐食を抑制しつつ、蒸発管へのスケールの付着を直ちに抑制できるドラムボイラの腐食及びスケール抑制方法を提供する。
【解決手段】 揮発性物質を主体としたボイラ薬剤の添加により、ボイラ水のpHを調整して、ドラムボイラに対する腐食の抑制とスケール付着の抑制を図るドラムボイラの腐食及びスケール付着の抑制方法であって、ボイラ水中のリン酸イオン濃度を、このボイラ水1リッターに対して、0.1mg未満の値に維持するように、リン酸塩をボイラ薬剤として添加する。添加されたリン酸塩により、硬度成分によるスケールの付着を抑制できるとともに、このリン酸塩がハイドアウトに伴う腐食を生じさせるのも抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】軟水及び復水を混合して給水とする蒸気発生プラントにおいて、腐食抑制効果に優れ、かつ薬品使用量の削減及び高濃縮運転によるブロー量の低減を可能とする水処理方法を提供する。
【解決手段】軟水及び復水を混合して給水とする蒸気発生プラントにおいて、給水配管内を通流する給水の量に応じて添加量を調節しながら、給水配管内に脱酸素剤を添加すると共に、給水中に含まれる軟水の量に応じて添加量を調節しながら、給水中にアルカリ剤を添加する。例えば、給水の流量に基づいて脱酸素剤を比例添加し、給水タンクに流入する軟水の流量に基づいて、アルカリ剤を給水タンク内に比例添加する。 (もっと読む)


【課題】スケール防止効果の高い新規なスケール防止剤を提供すること。
【解決手段】蒸気発生設備用のスケール防止剤であって、分子量20000以上70000以下のポリアクリル酸塩を少なくとも含有するスケール防止剤を提供する。本発明に係るスケール防止剤を用いておよびスケール防止方法は、従来のスケール防止技術に比べて著しくスケール防止効果が優れているため、ボイラ等の蒸気発生設備に好適に用いることができる。このスケール防止効果は、硬度成分やシリカ濃度が従来よりも高い場合においても発揮することができるため、従来に比べ、ブロー水を削減した高濃縮運転が可能となり、その結果、エネルギーコストを削減することができる。 (もっと読む)


高クロム含有量で付加的にケイ素を含む公知の保護層は、使用中、炭素の影響でより脆くなる脆性相を形成する。本発明による保護層は、24%から26%のコバルト(Co)、9%から12%のアルミニウム(Al)、0.1%から0.7%のイットリウム(Y)及び/又はスカンジウムと希土類元素とを含む群からの少なくとも1種の等価金属、16%から25%のクロム(Cr)、任意選択で1.0%から4.0%のレニウム、任意選択で0.1%から0.7%のリン、任意選択で0.2%から0.6%のケイ素、並びに残部を埋めるニッケルという組成を有する。
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【課題】水系水の酸化力を適正範囲に容易にかつ正確に維持することができ、水系内における金属に対する腐食を抑制した上で、充分なスライム抑制効果が得られるスライム抑制方法を提供する。
【解決手段】水系水にハロゲン系酸化物を含む薬剤を添加して水系のスライムを抑制するスライム抑制方法において、前記水系水の金属に対する腐食速度が一定範囲内になるように、前記薬剤の添加量を調整するスライム抑制方法。 (もっと読む)


【課題】調製時に必ずしも高温での加熱処理を行わなくとも、保管又は流通中の優れた安定性が発現し、且つボイラ水系における腐食防止作用に優れるボイラ水処理剤を提供すること。
【解決手段】ボイラ水処理剤は、(a)エリソルビン酸、アスコルビン酸、及びこれらの塩からなる群より選択される少なくとも1種の脱酸素剤、(b)塩基性カリウム化合物、及び(c)酸性基を有するポリマーを含み、(a)成分の含有量が5質量%以上であり、水の含有量が60質量%以上のものである。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、信頼性及び再現性が非常に高く、しかも既存の測定設備及び技術をそのまま用いることができる新規な水中の水処理剤の管理方法、ボイラ水中の水処理剤の濃度管理方法、及びこれら管理方法に用いられる水処理剤を提供することを目的とする。
【解決手段】
水中に添加された水処理剤の濃度変化を管理するための方法であって、該管理方法は、金属錯体を水中に添加し、水中に含まれる金属錯体の濃度を測定することにより、水処理剤の濃度変化を管理することを特徴とする水中の水処理剤の濃度管理方法、この濃度管理方法を用いて、ボイラ水中の水処理剤の濃度変化を管理することを特徴とするボイラ水中の水処理剤の濃度管理方法、及びこれら管理方法に用いられることを特徴とする水処理剤。 (もっと読む)


【課題】環境汚染を引き起こすことなく、優れた防食効果を発揮する金属の腐食抑制方法を提供する。
【解決手段】水系の金属腐食抑制方法であって、少なくともりん酸塩と、亜鉛塩と、Mアルカリ度成分と、が添加され、全りん濃度及び全亜鉛濃度がそれぞれ0を超え1mg/L以下、かつ、30℃におけるランゲリア指数を1.2以上とすることを特徴とする水系の金属腐食抑制方法。 (もっと読む)


水系の水に1つ以上の以下の式の水溶性ポリマーの有効阻害量を加えることを含む、水系におけるシリカ及びケイ酸塩化合物の生成及び堆積を阻害する方法:


(式中、Mが重合可能な炭素−炭素二重結合を含む1つ以上のモノマーの重合後に得られる反復単位であり;rが0〜約5モル%であり;sが100〜約95モル%であり;RがH又はC〜Cアルキル基であり;Rが−(CH−CHR−O)−の式の基であり;RがH又はCHであるか、若しくはそれらの混合物であり;nが2〜約25である)。 (もっと読む)


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