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国際特許分類[C25C7/02]の内容

国際特許分類[C25C7/02]に分類される特許

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【課題】種板のスプリングバック値を所望の一定値に維持することが可能な電解精製用種板の製造方法を提供する。
【解決手段】予め電解槽に給液する電解液の給液量と得られる種板のスプリングバック値との関係を求めておき、所望のスプリングバック値が得られるように電解液給液量を調節するものであり、前記関係が、銅濃度47±5g/l、硫酸濃度180±30g/l、膠120±60g/電着銅トン、アビトン30±15g/電着銅トン、チオ尿素60±30g/電着銅トンの電解液を用いた場合に、xを電解液級液量(l/min)と、yをスプリングバック値をYとしたときに、下記式により示されるものである。 y=1.24x +(21±5) (もっと読む)


【課題】電着錫中のFe品位を低下させることができるとともに、電解後の液を再使用することができる、錫の電解採取方法を提供する。
【解決手段】不純物を含む錫含有塩基性溶液を電解液として錫を電解採取する際に、少なくとも表面部分がニッケルまたはニッケル基合金からなるアノードを使用する。少なくとも表面部分がニッケルまたはニッケル基合金からなるアノードとしては、全体がニッケルまたはニッケル基合金からなるアノードを使用してもよいし、鋼板や銅板などの導電性素材をニッケル鍍金したアノードを使用してもよい。 (もっと読む)


【課題】錫含有塩基性溶液から安価且つ効率的に錫を電解採取することができる、錫の電解採取方法を提供する。
【解決手段】不純物を含む錫含有塩基性溶液を電解液として使用して錫を電解採取する方法において、少なくとも表面がチタンからなるカソードを使用して、電解によりカソード上に錫を厚さ0.3〜0.5mm程度に析出させた後、カソード上に析出したシート状の錫を剥ぎ取って錫板として回収し、この錫板をプレスして表面の膨れをつぶした後に種板として使用して、電解により種板上に錫を析出させる。 (もっと読む)


【課題】従来有効に利用されていない炭素を多く含む石油系未利用資源中の金属を容易且つ迅速にそして高純度で回収することができ、残った金属回収済未利用資源を熱源として利用可能になる石油系未利用資源からの金属回収方法及び金属回収装置を提供する。
【解決手段】ペトロコークやオイルサンドなどの炭素を多く含む石油系未利用資源から、ニッケルなどの金属を回収する石油系未利用資源からの金属回収装置1であって、シート状を成す陰極2と、バインダを混ぜてシート状に形成した石油系未利用資源を陽極3として陰極2に対峙させる導電性を持たないセパレータ4と、電解液Lを収容する液槽5と、液槽5内の電解液Lに陰極2及びシート状の陽極3を浸けた状態で、両電極2,3間に所定の電圧を印加する電圧印加部6を備えている。 (もっと読む)


一般に金属の電解精錬又は電解採取に使用される電解槽用の陰極アセンブリは、導電性懸吊棒と、その上端に沿って懸吊棒に取り付けられて接合部を画定する析出板とを有する。陰極アセンブリは更に保護被覆を含む。保護被覆は外側縁を有し、懸吊棒と析出板の上端の一部とを取り囲んで接合部を実質的に包み込み、かつ懸吊棒の端部を保護被覆の外側縁の外に露出させる。保護被覆の端の各々は、保護被覆と懸吊棒との間に実質的に連続的なシールを形成し、これにより少なくとも流体が保護被覆の内部に流入することを妨げるように配置された耐食性材料を含む。電解槽用陰極アセンブリの製造方法および使用方法も記述する。
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【課題】電極板の電解層への装入及び引き上げ並びに搬送時において吊り下げた電極板の揺れの発生を抑制し、吊り下げた電極板が容易に揺動することのない電極板搬送装置のフック構造を提供する。
【解決手段】電解精製に供される電極板に設けられた支持部Kaを支持することにより電極板を吊り下げ、それによって複数の電極板を搬送すると共に、電解槽への装入及び取り出しを行なう電極板搬送装置のフックF2構造において、フックF2は、電極板搬送装置に配置されたロッドRの先端に設けられ、支持部Kaを支持するフックF2表面に支持部Kaと2箇所で接触して支持する形状の凹部5を設けてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 電解精製における電着金属を回収する一連の流れの中でパーマネントカソードのエッジストリップの位置ずれを人手に寄らず自動的且つ迅速に修正することを可能とするパーマネントカソードのエッジストリップの位置ずれ修正装置及び修正方法を提供する。
【解決手段】 吊り下げ搬送されるパーマネントカソード1の両側端近傍にそれぞれ配置され、パーマネントカソード1の両側端に嵌め込まれたエッジストリップ5を両方同時に押し込んで適正な位置に修正する押し込み板21、23と、エッジストリップ5を押し込むために両側に配置された押し込み板21、23を同期して伸展後退させる駆動装置13、15とを備えて構成されてなる。 (もっと読む)


電気分解工程で使用するための不活性な陽極材料は、ルテニウム酸カルシウムを含む。[実際には、異なった化学量論が適用されてもよいが、この化合物の名目上の式はCaRuOであることに留意のこと]。 (もっと読む)


【課題】 パーマネントカソード方式の電解精製において、陰極板の両側縁に取り付けた絶縁材の内部で銅粒などの金属粒が陰極板に電着することを抑制でき、且つ絶縁材の取り外しが容易な方法を提供する。
【解決手段】 陰極板4の両側縁に絶縁材5を取り付ける際に、絶縁材5の下端が閉塞した陰極板装着溝6内に陰極板4を挿入保持した後、陰極板4の下端と絶縁材5の下端閉塞部との間隙からシリコーン系コーキング材7を注入する。その際、絶縁材5の陰極板装着溝6の陰極板4との隙間部のうち、下端部部分にのみシリコーン系コーキング材7を充填する。 (もっと読む)


【課題】電着応力が大きな金属を含む酸性水溶液から該金属をカソード上に電着させて電解採取する際に、電解時に電着金属が自然剥離することを防止しながら、かつカソード端部の電力集中により形成される異常電着物を製品から容易に分別することができる電解採取方法を提供する。
【解決手段】カソードと不溶性アノードを備えた電解槽を用いて、電着応力が大きな金属を含む酸性水溶液から該金属をカソード上に電着させて電解採取する際に、下記の(1)〜(3)の要件を満足するカソードを用いることを特徴とする。
(1)カソード材質は、酸性水溶液中で耐食性に優れている。
(2)カソードの表面粗さは、5点標準粗さ(Rz)で表した値で10〜20μmになるように粗さ調整する。
(3)カソードの表面上に、絶縁部分を設けることにより、カソード面を中央部(A)と、カソードの側辺及び底辺から5〜10mmの幅を有する周辺部(B)とに分割する。 (もっと読む)


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