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国際特許分類[C25C7/02]の内容

国際特許分類[C25C7/02]に分類される特許

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【課題】 不良の陰極板を機械的に排除し、不良の陰極板が原因となるトラバースコンベアでの搬送トラブルや剥取装置におけるトラブルを未然に防止して精製金属の回収システム全体の生産効率のアップを図ることが可能な不良陰極板の排除装置及び不良陰極板の排除方法を提供する。
【解決手段】 不良陰極板の排除装置は、陰極板1の表面に電着した精製金属を剥ぎ取る剥取機107の手前側に配置され、電解精製が終了し電解槽から引き上げられた多数の陰極板1のうち不良とされる陰極板1のクロスバー4の上部に予め配置された検出ドグ40の突出部41と接触することによりその陰極板1が不良であることを検出する検出バー30と、検出された不良の陰極板1はリジェクトコンベア26に移載して排除すると共に、それ以外の陰極板1はトラバースコンベア105に移載する移載装置20とを備えて構成されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 非鉄金属の電解精製または電解採取工程での繰り返し使用により発生したパーマネントカソードの歪を、カソード面の平滑性を損なうことなく充分に修正することが可能な歪修正装置を提供する。
【解決手段】 パーマネントカソード1の歪を修正する歪修正装置は、パーマネントカソード1を懸垂するホイストクレーン2などの懸垂手段と、懸垂した状態のパーマネントカソード1のカソード面に対して略垂直に押し込むように歪の凸部側から静荷重を加える油圧シリンダ3などの押込手段と、静荷重が加えられるカソード面の裏側から少なくとも2箇所でパーマネントカソード1を受け止める棒状部材4などの受止手段とを備えている。パーマネントカソード1および押込手段の少なくとも一方は、カソード面に対して縦方向および横方向に移動可能である。 (もっと読む)


本発明は、銀からなり高導電性接触面を有する電流取得部(6a,6b)を、電解法に用いられるアルミニウム支持バー(1)に提供する方法に関する。支持バー(1)とその中の電流取得部(6a,6b)が簡単かつ迅速に廉価に製造されるようにすべく、本方法は、a)アルミニウム表面を有する支持バー(1)の第1の端部(2)を加熱し、その頂部に対し、アルミニウム表面の温度が、酸素に対する親和性の高い物質を含む半田の融点を超える温度となった後に、その半田を供給し、半田を表面頂部に融解状態にて拡げる工程と、b)アルミニウムと融解された半田との間のアルミニウム酸化物層を機械的処置により破壊させ、アルミニウム酸化物層から酸素を放出させ、この酸素を酸素に対し高い親和性を有する半田物質と反応させ、この物質と併せ融解された半田の表面に酸化物層を形成する工程と、c)半田頂部に電流取得部(6a,6b)を配設し、半田を固化させ、固化された半田に電流取得部を取り付ける工程とを含む。本発明はさらに、支持バー(1)に関する。
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【課題】+2価のコバルトイオンを含む水溶液から電解によって陰極上へコバルトを析出させるコバルトの電解採取に用いられる陽極であって、電解によるオキシ水酸化コバルトの陽極上への析出を抑制することが可能なコバルトの電解採取用陽極の提供を目的とし、また電解採取時にオキシ水酸化コバルトが陽極に析出することを抑制することが可能なコバルトの電解採取法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明のコバルトの電解採取用陽極は、非晶質の酸化イリジウムまたは非晶質の酸化ルテニウムを含む触媒層が導電性基体上に形成されたコバルトの電解採取用陽極である。また、本発明のコバルトの電解採取法は、非晶質の酸化イリジウムまたは非晶質の酸化ルテニウムを含む触媒層を導電性基体上に形成した電解採取用陽極を用いるコバルトの電解採取法である。 (もっと読む)


【課題】 +2価の亜鉛イオンを含む水溶液から電解によって陰極上へ亜鉛を析出させる電解採取に用いられる陽極であって、酸素発生電位が低くかつ電解によるマンガン化合物の陽極上への析出を抑制することが可能な電解採取用陽極の提供を目的とし、また本発明は亜鉛の電解採取法であって、電解採取時にマンガン化合物が陽極に析出することを抑制することが可能な電解採取法の提供を目的とする。
【解決手段】 本発明の電解採取用陽極は、非晶質の酸化イリジウムを含む触媒層が導電性基体上に形成された亜鉛の電解採取用陽極である。また、本発明の電解採取法は、非晶質の酸化イリジウムを含む触媒層を導電性基体上に形成した電解採取用陽極を用いる亜鉛の電解採取法である。 (もっと読む)


【課題】簡単な少ない工程数の処理により、少ないエネルギー消費で、希土類磁石のような大量に排出される廃棄物から効率よく不純分の含有量の少ない希土類金属を分離回収する方法を提供する。
【解決手段】溶融塩電解に際し、陽極5と陰極6との間を、希土類金属合金からなるバイポーラー電極型隔膜1で分画して陽極室3及び陰極室4を形成し、陽極室3側に希土類金属イオンREn+を供給しながら、陽極5と陰極6との間に電圧を印加して電解を行わせて、希土類金属REをバイポーラー電極型隔膜1中で拡散透過させ、陰極6表面に希土類金属又はその合金を析出させることにより希土類金属を回収する。 (もっと読む)


【課題】 カソード母板の両側縁部に挿着されているエッジストリップを、簡単に且つ再利用可能な状態で取り外すことができる装置を提供する。
【解決手段】
エッジストリップの取り外し装置は、母板本体10を載置してビーム部11と直角方向に移動可能に設けた母板受け台30と、母板本体10の開口部12に挿入される母板受け台30の母板固定爪31と、カソード母板10の両側縁部に挿着されたエッジストリップ20を載置するエッジストリップ受け具33と、上下動可能又は回動可能に設けられ、エッジストリップ20を上から押さえるためのエッジストリップ押さえ具32と、ビーム部11と並行方向に移動可能に設けられ、母板本体10を跨いでビーム部11とエッジストリップ20の間に挿入されるエッジストリップズレ止め具34とを備えている。 (もっと読む)


【課題】長期間の使用が可能で金属製造コストを抑制可能な電極板及び製造効率に優れた金属製造方法を提供する。
【解決手段】金属イオンが溶解した硫酸酸性溶液Lにアルミニウムからなる基材10の一部が浸漬されて陰極を構成し、同じく硫酸酸性溶液Lに浸漬された陽極との間に電圧が印加されて基材10上に金属Zを析出させる電極板1において、少なくとも基材10の上端部であって硫酸酸性溶液Lの液面から上方に露出させて非浸漬部12とされる部分に、微細孔を備える陽極酸化被膜層と、前記微細孔に含浸したフッ素樹脂層とからなる耐食部15が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


鉄リッチ金属硫酸塩廃棄物から金属鉄または鉄リッチ合金、酸素、および硫酸を回収するための電気化学プロセスが説明される。概して、電気化学プロセスは、鉄リッチ金属硫酸塩溶液を供給する段階と、電解槽内で鉄リッチ金属硫酸塩溶液を電解する段階であって、この電解槽は、鉄の過電位以上の水素過電位を有する陰極を備え約6.0未満のpHを有する陰極液を入れた陰極室と、陽極を備え陽極液を入れた陽極室と、アニオンが通過できるセパレータとを含む、段階と、電解析出された鉄または鉄リッチ合金、硫酸、および酸素ガスを回収する段階とを含む。鉄リッチ金属硫酸塩溶液を電解すると、鉄または鉄リッチ合金が陰極のところに電解析出され、発生期酸素ガスが陽極のところに発生し、硫酸が陽極室内に蓄積し、鉄欠乏溶液が生成される。
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【課題】電極板の振れや姿勢変化を抑制することが可能な電極板搬送装置を提供する。
【解決手段】鉛直方向(Z軸方向)上方から吊り下げ支持された固定フレーム10と、電極板を吊り下げ保持するハンガー26を有し、固定フレームに対してZ軸回りに回転可能に保持された旋回部12と、固定フレームと旋回部との間に設けられ、XY面内の一軸方向(Y軸方向)に沿った駆動力を旋回部に付与して、旋回部12を回転させる回転駆動機構40A,40Bと、を備えているので、固定フレームに振動が生じた場合であっても、その振動を抑制するように旋回部を微小回転させることにより、旋回部が吊り下げ保持する電極板の振動を抑制することが可能である。また、固定フレームがXY面内で回転した場合であっても、旋回部を微小回転させることにより、電極板の位置、姿勢を修正することが可能である。 (もっと読む)


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