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国際特許分類[C25C7/02]の内容

国際特許分類[C25C7/02]に分類される特許

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【課題】 マルチポーラ型電解槽で問題となる溶融塩の電極乗り越え流に起因するカレントリークを、電流量の変化に影響されることなく少なくして、電流効率の安定的な向上を可能とする。
【解決手段】 陽極6と陰極7との間に2枚以上の複極8を有し、電解操業中にこれらの複極を乗り越えて陽極側から陰極側へ溶融塩が流動するマルチポーラ型の溶融塩電解槽において、陰極7に隣接する最外側の複極8の厚さ(陰極側複極厚Tc)を、陽極6に隣接する最内側の複極8の厚さ(陽極側複極厚Ta)より大とする。好ましくは、陰極側複極厚Tc/陽極側複極厚Ta=複極厚係数Kとして、1.05≦K≦4を満足させる。 (もっと読む)


【課題】従来の電解用陽極よりも、低い塩素過電圧を示すことができ、電力消費量を大幅に削減することのできる金属電解採取方法を提供すること。
【解決手段】電解用陽極を使用し、塩化浴を使用した金属電解採取方法において、電解用陽極として、チタン又はチタン合金よりなる基体と該基体の表面に積層された複数の単位層からなる被覆層よりなり、該単位層が、酸化イリジウムと酸化ルテニウムと酸化チタンの混合物よりなる第1被覆層と、白金と酸化イリジウムの混合物よりなる第2被覆層とよりなり、前記基体表面上に形成された単位層中の内側の第1被覆層を前記基体表面と接触させ、かつ前記被覆層の最外層に形成された単位層中の外側の被覆層を第2被覆層とし、前記基体の表面に熱分解焼成法により前記複数の被覆層を設けた後、前記熱分解焼成法による焼成温度より高い温度でポストベークした電解用陽極を使用して、金属の電解採取を行うことを特徴とする金属電解採取方法。 (もっと読む)


【課題】陽極と、少なくとも部分的に酸化チタンで構成される陰極と、陰極の酸化チタンを化学的に還元可能な金属陽イオンを含有する溶融電解質と、を有する電解セル内において、固体状態で存在する酸化チタンを還元する方法。
【解決手段】陰極の酸化チタンを化学的に還元可能な金属陽イオンが陰極上に金属として沈着する電位よりは高い電位で電解セルを運転する工程を包含し、これにより同金属は陰極の酸化チタンを化学的に還元し;更に高純度のチタン(αTi)を得るために、同セル内での反応およびセル内酸化チタン中の酸素濃度の点から適宜にセル運転の後半の段階で電解質を再生すること、および/あるいはセル電位を変更することを特徴とする酸化チタンを還元する方法。 (もっと読む)


【課題】カソード吊手の金具形状に不具合があっても、金属粒の発生を抑制しアノードボックスを損傷することがない電解採取設備を提供する。
【解決手段】カソード2と、カソード2に対置して用いるアノード1とからなる組を電解槽内に設置して電解採取する電解採取設備であって、カソード2が、カソードビーム22からカソード吊手23を介して吊り下げられたカソード板21からなり、アノード1が、アノードビーム12からアノード吊手13を介して吊り下げられたアノード板11と、アノード板11を囲む箱状のアノードボックス14とからなり、アノードボックス14における、カソード吊手23に対向する部位に電気的遮蔽物としての濾布19が貼付されている。濾布19によりカソード吊手23とアノードボックス14の間の通電が遮蔽されるので、金属粒子が生成しにくくなり、引き上げ時のアノードボックス14の損傷も生じない。 (もっと読む)


【課題】アノードを加工することなく、アノードを適切な状態で支持することが可能なインシュレータを提供する。
【解決手段】アノード20の一方の耳部26aの支持面126aに対してZ軸方向(鉛直方向)下側から接触してアノードの自重を支持するアノード接触支持部52が、アノード20の自重を支持した状態で、支持面126aのXY面(水平面)に対する角度を、支持面126aのX’Y’面に対する傾斜角と同一の角度に維持する。これにより、アノード接触支持部52は、アノードの自重を支持した状態で、アノードを鉛直方向に平行な状態で維持することができる。 (もっと読む)


【課題】アノードの垂直性の矯正の自動化を図り、垂直性の矯正に要する時間を短縮できるようにしたアノードの垂直性矯正方法及び装置を提供する。
【解決手段】金属(銅)の電解精製に用いられるアノードの垂直性を矯正するアノードの垂直性矯正装置1は、アノードの垂直性に関するデータを測定する垂直性測定装置30、及びアノードの耳部2eが載置された耳受け部15をプレスすることにより電解槽に懸垂支持される耳部2eの裏面の角度を矯正する耳垂直プレス機10を備える。制御部40は、垂直性測定装置30による測定データに基づいて耳受け部15の角度を駆動機構20のパルスモータ21を駆動し、レバーアーム16を介して耳受け部15を回動させることにより、耳部2eは垂直性が矯正される角度になるように調整される。 (もっと読む)


【課題】低コストで製造でき、長期間使用することが可能であり、また、容易に修復が可能であり、更に、使用により減肉、腐食したカソード板をも用いることが可能なカソード板及び該カソード板の製造方法、並びに該カソード板を用いた金属電解精錬方法の提供。
【解決手段】金属電解精錬に用いられるカソード板31であって、前記カソード板31の電解液に浸漬しない非浸漬部の表面の少なくとも一部が粗面化されており、前記粗面化された表面に、複数の樹脂層を有してなるカソード板31である。 (もっと読む)


【課題】低コスト、かつ容易に、使用により減肉、腐食した不良カソード板からのカソード板を製造する方法、及び該カソード板を製造する方法により得られたカソード板、並びに該カソード板を用いた金属電解精錬方法の提供。
【解決手段】金属電解精錬に用いられるカソード板31であって、使用により、前記カソード板31の電解液に浸漬しない非浸漬部の少なくとも一部の厚みが、電解液に浸漬する浸漬部の厚みより薄くなっており、前記非浸漬部の横方向の少なくとも一端が、前記カソード板31の材料で補修されているカソード板である。 (もっと読む)


【課題】鉛の品位が極めて低い亜鉛や銅などの非鉄金属を安価に電解採取することができるとともに、鉛の品位が極めて低い亜鉛や銅などの非鉄金属をより長期間にわたって安定して電解採取することができる、非鉄金属の電解採取方法を提供する。
【解決手段】鉛を含むアノードを使用して硫酸亜鉛や硫酸銅などの非鉄金属の硫酸塩を含む電解液から亜鉛や銅などの非鉄金属を電解採取する方法において、電解液にストロンチウムイオンを含む水溶液を添加した後に、電解液に浸漬される表面がブラスト処理されたアノードを使用して、非鉄金属の電解採取を行う。 (もっと読む)


【課題】制御された表面構造を有する金属基板と電気触媒被膜を含み、中間層のないガス発生用の電極の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明は電解及び電気冶金の工業的分野におけるガス発生用の電極に関する。この電極はマクロ‐粗さ及びミクロ‐粗さの組合せにより特徴づけられる表面構造を有する金属基板から形成され、これにより表面の触媒層の粘着性が向上し、臨界運転状態下においても前記触媒層の分離と基板の不動態化が防止される。 (もっと読む)


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