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国際特許分類[C25D11/30]の内容

国際特許分類[C25D11/30]に分類される特許

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【課題】マグネシウム材の耐食性を向上させるマグネシウム材に対する陽極酸化皮膜の形成方法、及びその形成方法により形成された陽極酸化皮膜を有するマグネシウム材を提供する。
【解決手段】マグネシウム材に対する陽極酸化皮膜の形成方法は、マグネシウム材の表面に陽極酸化皮膜を形成する方法であり、次の第一電解工程と第二電解工程とを備える。第一電解工程は、マグネシウム材の表面に多孔質なポーラス型の陽極酸化皮膜を生成する電解条件で電解を行う。第二電解工程は、第一電解工程の後、ポーラス型の陽極酸化皮膜よりも緻密なバリヤー型の陽極酸化皮膜を生成する電解条件で電解を行う。 (もっと読む)


【課題】 自動車部品のような使用環境が苛酷な用途においても優れた耐食性を発揮する、MgまたはMg合金からなる基材に対する表面処理方法を提供すること。
【解決手段】 以下の工程を少なくとも含んでなることを特徴とする。
工程1:MgまたはMg合金からなる基材の表面に陽極酸化被膜を形成する工程
工程2:工程1において形成した陽極酸化被膜を250℃以上で加熱処理する工程
工程3:工程2において加熱処理した陽極酸化被膜の表面に膜厚が20μm以上のAl蒸着被膜を0.1μm/分〜0.5μm/分の成膜速度で形成する工程
工程4:工程3において形成したAl蒸着被膜の表面に陽極酸化被膜を形成してからその表面を熱水処理する工程 (もっと読む)


【課題】水よる表面白化を抑えるのに有効な陽極酸化皮膜の封孔処理方法及びそれにより得られる耐水性に優れた陽極酸化処理部材の提供を目的とする。
【解決手段】封孔金属の含有量が1.5mmol/g以上である高濃度層の厚みが表面から0.15μm以上深く存在する陽極酸化皮膜が形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】金属酸化物層被覆樹脂製品の製造方法及びその製品を提供する。
【解決手段】金属基板を陽極酸化することにより形成した垂直配向した金属酸化物の細孔内に、液状樹脂、あるいはガラス転位温度以上の加熱により軟化した樹脂を、注入・固化させ、当該樹脂表面に、金属酸化物層を形成することにより、上記樹脂表面へ金属酸化物層がコーティングされた金属酸化物層被覆樹脂製品を製造する樹脂製品の製造方法、上記陽極酸化に用いる基板が、アルミニウム、チタン、ニオブ、亜鉛、マグネシウム、又はタンタルの金属基板であり、表面の算術平均面粗さが5nm以下であり、陽極酸化により形成した金属酸化物層の膜厚が、100nm〜10μmで、細孔内径が、5〜500nmである、上記樹脂製品の製造方法、及びその樹脂製品。
【効果】透明樹脂本来の光学特性を損なうことなく、金属酸化物層を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】防食層を具え、プレス加工が施されたマグネシウム合金部材を生産性よく製造可能なマグネシウム合金部材の製造方法を提供する。
【解決手段】マグネシウム合金からなる長尺な圧延板が巻き取られた圧延コイル材を巻き戻して、素材板100を前処理機構20に導入し、得られた前処理板(表面調整板103)を化成処理機構30に導入し、前処理に引き続いて前処理板に防食処理を施す。得られた防食処理板(化成処理板104)を巻き取ることなくプレス機構40に導入し、防食処理に引き続いて化成処理板104に順送プレス加工を施し、マグネシウム合金部材10を製造する。板材に防食処理を施すことで、防食処理が容易に行える上に、防食処理に連続して順送プレス加工を行うことで、プレス材を防食処理用治具に配置する工程などが不要であり、防食層を具え、かつプレス加工が施されたマグネシウム合金部材10を生産性よく製造できる。 (もっと読む)


【課題】 耐食性及び塗装密着性に優れた表面を有するマグネシウム合金を得るためのマグネシウム合金の表面処理方法を提供すること。
【解決手段】 マグネシウム合金の表面を、リン酸イオン3〜15g/L、アルミン酸イオン1〜6g/L、フッ化物イオン1〜10g/L、水酸化アルカリ金属1〜8g/L(水酸化ナトリウム換算で)を含む電解液中に浸漬し、陽極酸化処理し、次いでピロリン酸イオン1〜100g/L、リン酸イオン1〜60g/L、フッ化物イオン0.1〜10g/L、スズ酸イオン0.1〜10g/L、メタバナジン酸イオン0.1〜10g/Lを含む化成処理液で化成処理することからなるマグネシウム合金の表面処理方法。 (もっと読む)


【課題】環境に優しい電解液を用いながらも、金属質感を実現する良質の透明陽極酸化膜をマグネシウム系金属の表面に形成することができる、マグネシウム系金属の表面処理方法を提供する。
【解決手段】硝酸ナトリウムとクエン酸ナトリウムを含む化学研磨液を用いてマグネシウム系金属の表面を化学研磨する光沢研磨ステップと、光沢研磨ステップを経たマグネシウム系金属をpH10以上の強塩基性電解液内に浸漬させるステップと、強塩基性電解液内でマグネシウム系金属に電流密度0.01〜1A/dmの電流を印加することによって、マグネシウム系金属の表面に透明な陽極酸化膜を形成する陽極酸化処理ステップと、を含む。 (もっと読む)


【課題】軽量で、かつ高い強度を有するマグネシウム合金製の保持器を備えた転がり軸受を提供する。
【解決手段】複列円筒ころ軸受の保持器14は、AZ91Dなどのマグネシウム合金からなり、射出成形により成形されている。この保持器14においては、射出成形においてマグネシウム合金が合流することにより形成されたボイドを含む領域である合流領域が保持器14の外部に流出している。そして、保持器14の断面を観察した場合、保持器14を構成するマグネシウム合金における粒径20μm以上のα相の割合は15%未満である。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム合金の耐食性を向上させることができる防食皮膜及びその形成方法を提供する。
【解決手段】本発明の防食皮膜は、マグネシウム合金の表面に形成され、ストロンチウムを5at%以上含み、塩素量が0〜12at%であることを特徴とする。本発明の防食皮膜形成方法は、メッキ液を用いる電気メッキ法によりマグネシウム合金の表面に防食皮膜を形成する防食皮膜形成方法であって、メッキ液は、アルコール、ストロンチウムイオン、亜鉛イオン、及び、メッキ液をアルカリ性に保つpH調整剤を含み、メッキ液中のストロンチウムイオンの濃度が0.5mol/l以上であり、メッキ液が塩素イオンを含む場合、メッキ液中の塩素イオンの濃度が4.4mol/l以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】硬質で、優れた耐食性を備える陽極酸化皮膜、及びその皮膜を短時間で得るための陽極酸化処理方法を提供する。
【解決手段】処理浴2中に浸漬した、マグネシウム又はマグネシウム合金部材からなる処理部品1に電圧を印加することによるマグネシウム又はマグネシウム合金部材の陽極酸化処理方法であって、前記処理部品に、プラス電圧を印加する工程と、電荷を除去する工程とを繰り返し、前記プラス電圧を印加する工程における電圧を、70V以上の値で調整し、前記電荷を除去する工程における電圧を、0V以下の値で調整する陽極酸化処理方法。 (もっと読む)


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