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国際特許分類[C25F1/06]の内容

国際特許分類[C25F1/06]に分類される特許

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【課題】有害な刺激臭や毒性ガスの発生がなく、金属製品の酸化被膜除去を簡単に行なう。
【解決手段】硫酸イオンを含む酸性水中に、酸化被膜が発生したステンレス製品を漬け、一方のステンレス製品を(+)電極に接続し、他方のステンレス製品を(−)電極に接続して、直流電流を印加し、酸化被膜除去処理を実施するようにした。また、この酸化被膜除去処理を実施することにより酸性水に6価クロム化合物を溶出させて、この6価クロム化合物が溶出した酸性水の中に、(+)の金属イオンを有する金属からなる(+)(−)の両電極棒を漬け、直流電流を印加して廃液処理作業を開始し、処理作業の開始から所定時間が経過した後、酸性水中の6価クロム化合物を3価クロムに変化させ不溶性の水酸化クロムにして沈殿させるようにした。 (もっと読む)


【課題】本発明は、メタノール改質型燃料電池などの集電体やセパレータを構成する金属材料として、電池環境において耐食性を有し、かつ金属イオンの溶出により電池性能を低下させることがない安価なステンレス鋼およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明はその目的を達成するために、質量%において、Cr:16.0〜32.0%、Mo:0.5〜2.0%、C:0.015%以下、Si:0.5%以下、Mn:2.0%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなるステンレス鋼において、その表層に4nm以下の不動態皮膜を有し、その不動態皮膜において原子%でCr/(Cr+Fe)>0.2であり、かつCrOOH>Crである不動態皮膜を有することを特徴とする電池構成部材用ステンレス鋼、および前記ステンレス鋼を得るための、有機酸、硝酸を含む溶液への浸漬処理、あるいは硫酸を含む溶液で700〜900mV,SCEの電位を印加した電解処理を用いた製造方法。 (もっと読む)


【課題】Si含有量が比較的多い場合でも優れた化成処理性及び電着塗装後の耐食性を有する高強度冷延鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】Si:0.8〜2.0mass%、Mn:1.0〜3.0mass%を含有する冷延鋼板に対して、まず、N2-H2炉内雰囲気、PH2O/PH2:1.0×10-3以下で焼鈍を行う。次いで、焼き入れ、焼き戻しを行い、その後、電流密度が1A/dm2以上の交番電解で酸洗処理する。このような一連の工程を経ることにより、TS≧590Mpaの強度を有する、化成処理性および電着塗装後耐食性に優れた高強度冷延鋼板が得られる。 (もっと読む)


【課題】初期だけでなく、燃料電池の作動環境で長時間使用しても、耐食性及び電気伝導性に優れた燃料電池用ステンレス分離板及びその製造方法が提供される。
【解決手段】本発明の一実施例に係る燃料電池用ステンレス分離板の製造方法は、ステンレス鋼板母材を用意する段階と、ステンレス鋼板母材の表面層の鉄(Fe)成分を低減させて、ステンレス鋼板の表面に、クロム(Cr)成分の相対的な量が増加されたCr−rich不動態被膜を形成する表面改質段階と、表面改質されたステンレス鋼板母材の表面に、金属窒化物層(MNx)、金属/金属窒化物層(M/MNx)、金属炭化物層(MCy)、金属ホウ素化物層(MBz)のうちから選択されるコーティング層を形成する段階とを備える。 (もっと読む)


【課題】 冷間圧延後の焼鈍でステンレス冷間圧延鋼帯に生成される酸化スケールの除去能率を向上する。
【解決手段】 酸化スケール除去装置1は、ステンレス冷間圧延鋼帯23の通板方向22の上流側から下流側に向かって、中性塩電解槽24、硫酸電解槽25、硝酸電解槽26、研削ブラシ2および混酸浸漬槽27がこの順序で配置される。酸化スケール除去装置1を用いて鋼帯23の酸化スケール除去を行う。まず中性塩電解槽24での中性塩電解処理と、硫酸電解槽25での硫酸電解とによって酸洗前処理を行う。次いで硝酸電解槽26で硝酸電解した後、砥粒を含む毛材を備える研削ブラシ2で鋼帯23を研削する。研削後、混酸浸漬槽27で仕上げ酸洗する。 (もっと読む)


【課題】 ステンレス冷間圧延鋼帯の仕上げ酸洗後の表面肌を銀白色にし、かつ高能率で酸洗することを可能にする。
【解決手段】 ステンレス冷間圧延鋼帯23の酸洗に用いる酸洗装置1は、該鋼帯の通板方向22の上流側から下流側に向かって、中性塩電解槽24、硫酸電解槽25、混酸浸漬槽2、硝酸電解槽26がこの順序で配置される。酸洗装置1を用いてステンレス冷間圧延鋼帯23の酸洗を行う。まず中性塩電解槽24において中性塩水溶液中で中性塩電解処理し、次いで硫酸電解槽25で硫酸電解酸洗した後、混酸浸漬槽2において硝酸とフッ酸とを含む混酸に浸漬して混酸酸洗し、最後に硝酸電解槽26において硝酸水溶液中で硝酸電解にて仕上げ酸洗する。 (もっと読む)


【課題】優れたバネ特性及び接触電気抵抗を維持し、かつ耐疲労特性に優れた金属めっきステンレス鋼板材。
【解決手段】ステンレス鋼板材に対し、電解酸洗槽内で酸洗用酸成分と下地めっき用銅イオンを同時に存在させて行う電解酸化・下地めっき工程と、該下地めっきが形成されたステンレス鋼板材表面に金属めっき皮膜を形成する金属めっき工程とを、この順に行う、金属めっきステンレス鋼板材の製造方法により、得られたステンレス鋼板材は膜厚0.005〜0.5μmの銅下地めっき皮膜、更にその上に金属めっき皮膜が形成され、導電性及び耐疲労特性に優れたものである。金属めっき皮膜は好ましくはNi皮膜であり、ステンレス鋼は好ましくは準安定オーステナイト系であり、スイッチ用メタルドーム部品材料に適している。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れるとともに、研磨性にも優れる水周り部材に用いて好適なフェライト系ステンレス鋼板を提供することと、その鋼板を製造する有利な方法を提案する。
【解決手段】mass%で、C:0.020%以下、Si:0.30〜1.00%、Mn:0.50%以下、P:0.040%以下、S:0.010%以下、Cr:20.0〜28.0%、Ni:0.60%以下、Al:0.03〜0.15%以下、N:0.020%以下、O:0.0020〜0.0150%、Mo:0.30〜1.5%、Nb:0.10〜0.50%、Ti:0.10%以下を含有し、かつCrとMoが下記式;
24mass%≦Cr+3.3Mo≦32mass%
を満たし、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、鋼板表層に平均厚さ10〜100nmの酸化皮膜を有する水周り部材用フェライト系ステンレス鋼板。 (もっと読む)


環境への影響が少なく、高い生産比率をもって、高品質な表面が得られる、ステンレス鋼の鋼帯のような平らな冷間圧延製品の連続焼鈍及び酸洗い方法である。以下の手順からなる。酸素含有量が0.5乃至12%の雰囲気中で、650乃至1050℃の範囲からなる温度まで引き上げる加熱と、酸化剤及び/又は不活性剤の存在下で、650乃至1200℃の範囲からなる温度まで10乃至200秒継続される加熱と、酸化剤及び/又は不活性剤の存在下で、650℃から外界温度の範囲からなる温度まで低下させる冷却と、熱化学又は電解によるスケール除去と、最後に、鉱酸からなる酸洗い浴を使用した手段によって実施可能な酸洗い及び/又は不動態化。
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部材から金属被覆を電気化学的に取り除くための方法。本発明は、部材(4、120、130)から金属被覆を電気化学的に取り除くための方法であって、部材(4、120、130)が電解質溶液(2)に浸漬され、電解質(2)に接触した補助電極(3)と部材(4、120、130)とに電流が通されるものに関する。>10〜<90%のデューティサイクルと5mA/cm2〜1000mA/cm2の2つの電流密度と5Hz〜1000Hzの周波数とを有するルーチンで電流はパルス化されている。 (もっと読む)


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