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国際特許分類[D01D5/36]の内容

国際特許分類[D01D5/36]に分類される特許

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【課題】島成分ポリマーの吐出孔の孔充填密度を拡大しつつ、島成分ポリマー同士の合流を防止し、多様な繊維断面形態、特に異形断面を高精度に形成し、この断面形態の寸法安定性を高く維持できる海島型複合口金を提供する。
【解決手段】島成分ポリマーと海成分ポリマーによって構成される複合ポリマー流を吐出するための複合口金であって、各ポリマー成分を分配するための分配孔および分配溝が形成された1枚以上の分配板と、前記分配板のポリマーの紡出経路方向の下流側に位置し、複数の島成分吐出孔と複数の海成分吐出孔とが形成された最下層分配板とで構成され、前記島成分吐出孔を中心とした半径R1の仮想円周線C1上に配置された前記海成分吐出孔と、半径R2の仮想円周線C2上に配置された前記海成分吐出孔と、半径R4の仮想円周線C4上に配置された前記島成分吐出孔とからなる孔群が複数存在し、且つ所定の配置となることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】海島型複合繊維を製造するにおいて、多様な繊維断面形態を高精度に形成し、この断面形態の寸法安定性を高く維持できる複合口金を提供する。
【解決手段】海島によって構成される複合ポリマー流を吐出するための複合口金であって、各ポリマー成分を分配するための分配孔および/又は分配溝が形成された1枚以上の分配板と、前記分配板のポリマーの紡出経路方向の下流側に位置し、複数の島成分吐出部と複数の海成分吐出部とが形成された最下層分配板5とで構成され、前記各島成分吐出部は、島成分ポリマーを吐出するための1つ以上の島成分吐出孔1で構成されており、前記各海成分吐出部は、海成分ポリマーを吐出するための1つ以上の海成分吐出孔4で構成されており、最も短い中心間距離で隣接する2つの前記島成分吐出部と、該2つの島成分吐出部の2本の共通外接線とで囲まれる領域内に、前記海成分吐出部の少なくとも一部が存在することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】繊維断面の多様化が可能な分配方式口金において、従来の複合口金と比較して、多様な断面形態を高精度に形成し、かつこの形態の安定性が高く維持できる複合紡糸口金を提供する。
【解決手段】少なくとも2成分以上のポリマーによって構成される複合ポリマー流を吐出するための複合口金において、各ポリマー成分を計量する複数の計量孔を有する計量板、複数の計量孔からの吐出ポリマー流を合流する合流溝1に複数の分配孔1が穿設されている分配板1、前記分配孔からの複数の吐出ポリマー流を合流する合流溝2に複数の分配孔2が穿設されている分配板2、および吐出板とで構成することにより、複数回の合流と分配を繰り返す複合口金。 (もっと読む)


【課題】拭き取り性および捕塵性に極めて優れるワイピングクロスを提供することにある。
【解決手段】下記要件を満足する極細繊維を含むワイピングクロス。
a)主たる繰り返し単位がトリメチレンテレフタレートからなるポリエステル極細繊維であって、平均単糸繊維径が50〜2000nm、平均単糸繊維径のCV%が0〜25%、強度が1.5〜6.0cN/dtexであること。
b)ポリトリメチレンテレフタレートを島成分とし、熱水可溶性ポリエステルを海成分とする海島型複合繊維の海成分を溶出処理することによって得られる極細繊維であること。
c)熱水可溶性ポリエステルが、5−ナトリウムスルホイソフタル酸をポリエステル全酸成分に対して5モル%以上、ポリエチレングリコール化合物をポリエステル全重量に対して5%以上共重合されたポリエステルであること。 (もっと読む)


【課題】製糸性、溶出時の島成分形成性に優れた海島型複合繊維から形成される、強度や均一性を有する、従来技術の有する課題を克服した極細繊維を提供する。
【解決手段】下記を満足するポリトリメチレンテレフタレート極細繊維であって、
a)極細繊維が、平均単糸繊維径が50〜2000nm、平均単糸繊維径のCV%が0〜25%、強度が1.5〜6.0cN/dtexであること。
b)極細繊維がポリトリメチレンテレフタレートを島成分とする海島型複合繊維の海成分を溶出処理することによって得られる極細繊維であること。
c)海成分がポリエチレングリコール系化合物と5-ナトリウムスルホイソフタル酸との共重合ポリエステルで、ポリエチレングリコール系化合物がポリエステル全重量に対して5〜12重量%、5−ナトリウムスルホイソフタル酸がポリエステル全酸成分に対して5〜8モル%共重合されているポリエステルであること。 (もっと読む)


【課題】良好な立毛感と高い耐ピリング性を兼ね備える立毛調人工皮革およびそのような立毛調人工皮革を製造する方法を提供する。
【解決手段】極細長繊維の繊維束からなる不織布構造体、および、その不織布構造体内部に任意に含有された高分子弾性体からなり、少なくとも一方の表面に極細長繊維の立毛を有する立毛調人工皮革であって、極細長繊維の繊維束が水溶性樹脂を含む複合長繊維から水溶性樹脂を除去することにより形成され、立毛の根元およびその近傍には高分子弾性体の水分散液から得られた高分子弾性体が存在する立毛調人工皮革。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、海島型複合繊維の海成分を熱水により溶解除去して得られる、単糸繊維径が10〜1000nmで且つ繊維径が均一で融着の少ないポリ乳酸極細繊維の製造方法を提供することにある。
【解決手段】熱水可溶性ポリエステルを海成分とし、ポリ乳酸を島成分とする海島型複合繊維から、海成分を溶解除去することによって得られるポリ乳酸極細繊維の製造方法において、下記要件を満足することを特徴とするポリ乳酸極細繊維の製造方法。
a)該海島型複合繊維が、海成分用ポリマーの島成分用ポリマーに対する溶融粘度比を0.8〜2.5として得られた海島型複合繊維であること。
b)単糸繊維径が10〜1000nmであること。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高強度で繊維径が均質なポリ乳酸極細繊維を提供することにある。
【解決手段】海島型複合繊維の海成分を熱水溶解除去して島成分からなる極細繊維とする方法によって得られたポリ乳酸極細繊維であって、単糸径が10〜1000nmで引張強度が1.0〜6.0cN/dtexであり、伸度が10〜80%であるポリ乳酸極細繊維。 (もっと読む)


【課題】島成分ポリマー同士の結合や、海やせがなく、その結果として、紡糸安定性と繊維品質に優れた海島型複合繊維用の紡糸口金装置を提供する。
【解決手段】海島型複合マルチフィラメント糸を紡出する紡糸口金内にそれぞれ導入された島成分ポリマー流と海成分ポリマー流とを互いに合流させて貼り合せることによって、一本の海島型複合単繊維を紡出するための海島複合流を形成する海島構造形成ユニットを備え、前記紡糸口金の口金中心を共通中心点とする3重円周上又は4重円周上に前記海島構造形成ユニットがそれぞれ等配されると共に、前記各海島構造形成ユニットに対して海成分ポリマーを3方向以上から供給する構造を有する海島型複合繊維用紡糸口金とする。 (もっと読む)


【課題】これまで極細化が困難で、特に衣料用途において制約のあった高強度・高弾性率の溶融異方性芳香族ポリエステル繊維において単糸繊度を1.0dtex以下に極細化することにより風合いが良好な、防弾服、防刃、アイスピック服等の防護服用途に用いることが可能な溶融異方性芳香族ポリエステル繊維を提供する。
【解決手段】溶融異方性芳香族ポリエステルが島成分、水分散性ポリエステルが海成分であり、海成分と島成分との比率が海:島=10:90〜90:10である海島型複合繊維、ならびに該海島型複合繊維の海成分を水中溶解処理し、水中溶解処理後の単糸繊度を0.05〜1.0dtexとした溶融異方性芳香族ポリエステル繊維。 (もっと読む)


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