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国際特許分類[D01F6/18]の内容

国際特許分類[D01F6/18]に分類される特許

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【課題】延伸性を良好にしつつ単糸接着トラブルを低減でき比較的低コストで実施できるアクリル系炭素繊維前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも3つの洗浄槽を備える多段洗浄槽を用い、未洗浄の凝固糸条を少なくとも3つの洗浄槽に順次導いて洗浄すると共に、多段洗浄槽の1段目の洗浄槽の入り側と最終段の洗浄槽の出側とにそれぞれ設けられた駆動ローラーを用いて多段洗浄槽中で凝固糸条を1.2倍以上に延伸する工程を有し、多段洗浄槽の1段目の洗浄槽における洗浄水温度を50℃以上65℃以下とし、多段洗浄槽の中間段の洗浄槽における洗浄水温度を68℃以上90℃以下とし、多段洗浄槽の最終段の洗浄槽における洗浄水温度を95℃以上99℃以下とし、最終段の洗浄槽に導く前に凝固糸条中の溶剤濃度を0.5質量%以下とするアクリル系炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 繊維製品とした場合でも十分な強度と中空率を有し、かつ取り扱い性に優れる軽量アクリル繊維、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 アクリロニトリル系ポリマー(A)からなる層(I)と、平均直径(Dv)が0.1μm以上1μm以下の空孔を有するアクリロニトリル系ポリマー(A)からなる層(II)からなり、繊維横断面において層(I)と層(II)の合計の平均層数(N)が3層を超えるように縞状に積層された多層複合構造を有することを特徴とする軽量アクリル繊維。 (もっと読む)


【課題】
本発明の課題は、耐炎繊維束の優れた工程通過性を達成し、同時に毛羽が少ない高品位の耐炎繊維束を得ることである。また、この高品位な耐炎繊維束を前駆体に用い、工程通過性が良好で製品の品位・品質が良好な炭素繊維の製造方法を提供することである。また、紡績・不織布工程の通過性が良好な耐炎繊維束を提供することである。
【解決手段】
本発明のアミン変性耐炎繊維束は、アミン系化合物で変性されてなり、広角X線測定による分子配向度が65%以上であり、毛羽数が1×10−3個/m/フィラメント以下であるアミン変性耐炎繊維束である。また、本発明のアミン変性耐炎繊維束の製造方法は、アミン系化合物で変性された耐炎ポリマーを含有する溶液を、湿式紡糸または乾湿式紡糸して得られた繊維束に収束剤を付与した後、50℃以上150℃以下の温度の加熱体に接触するものである。 (もっと読む)


【課題】高倍率の延伸を行う場合、細繊度の繊維を得る場合、トータル繊度の大きい繊維束を得る場合などにおいても、毛羽の発生を抑制でき、高品質の繊維、特に炭素繊維用アクリル系前駆体繊維束を実生産するに好適な繊維の延伸方法及び加圧スチーム延伸装置を提供する。
【解決手段】加圧スチーム延伸装置の延伸槽内に供給された加圧スチームを、延伸槽内に導入された繊維束の表面にて凝縮させ、繊維束の表面に生成した凝縮水の可塑化効果により延伸するように、延伸槽内に導入される繊維束の温度、並びに加圧スチームの水分量、圧力及び温度を制御する方法及びその制御が可能な加圧スチーム延伸装置による。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体アクリル繊維束の段階で単糸間融着がなく、毛羽が実質的に存在せず、耐炎化工程での毛羽、糸切れ及び単糸間融着を効果的に抑え、且つ耐炎化工程においてシリコーン系化合物由来の微粉体の生成量を抑えることにより耐炎化工程での工程通過性が著しく改善された、炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤を提供する。
【解決手段】(A)式(I)の芳香族エステル化合物、(B)式(II−1)の低粘度、高アミノ当量を有するアミノ変性シリコーン、(C)式(II−2)の高粘度、低アミノ当量を有するアミノ変性シリコーン、(D)式(III)のシリコーン結合を有する化合物を特定比率で含む油剤組成物を用いる。
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【課題】優れた風合いと抗ピル性を有し、良好な品質および性能の繊維製品が得られる抗ピル性アクリル系繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも92%以上のアクリロニトリルと、該アクリロニトリルと共重合性を有するビニル系モノマーを3質量%以上、6質量%未満、およびスルホン酸基含有ビニルモノマーを0.2質量%以上、2質量%未満からなるアクリロニトリル系ポリマーによる繊維で、単繊維繊度が0.7〜3.3dtexで、引っ張り強度が1.8cN/dtex以上、結節強度が1.8cN/dtex以下、結節伸度が20%以下、結節強度と結節伸度の積が30以下である抗ピル性アクリル系繊維及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】
口金からの吐出時における耐炎ポリマーの賦形安定性および洗浄工程における賦形物の物理的な安定性を向上させることができる耐炎ポリマーを含有する分散体を提供する。
【解決手段】
耐炎ポリマーが有機溶剤中に分散している分散体であって、その単位断面積あたりの水中引っ張り強度が5gf/mm以上450gf/mm以下であることを特徴とする耐炎ポリマーを含有する分散体であり、耐炎ポリマーは、好ましくは、有機溶媒中、酸、酸無水物または酸塩化物の少なくとも1種類の存在下にアクリロニトリル系ポリマーを加熱処理することによって得ることができるものであり、そして好適な有機溶剤は極性有機溶剤である。
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【課題】紡糸を継続することにより汚れたノズルパックを洗浄した後の、ノズルパックの清澄度を保ったまま紡糸を開始するアクリル繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】以下の工程を順に行いスタートアップする、アクリル繊維の製造方法。(1)ノズルパックの部品に圧縮気体を吹き付ける。(2)ノズルパックの部品を空気清浄度クラス100〜1000の環境に移し、ノズルパックの部品を組み立てノズルパックとした後、ノズルパックの口金表面にキャップを取り付け、さらに紡糸原液導入配管との接続口にフィルムをかける。(3)ノズルパックをノズルパックの取り付け位置に移し、前記フィルムを取り紡糸原液導入配管に接続する。(4)前記キャップを口金表面から外す。 (もっと読む)


【課題】従来品と比べてより細い繊維からなり、強度に優れ、繊維の脱落が少なく、多岐の用途に供することが可能な極細アクリル繊維シート状物とその製造方法を提供する。
【解決手段】鋭角断面比率Kが0.5以下であり平均直径0.5μmより小さいアクリル繊維の集合体からなり、該繊維が分散して存在している分散部分と、該繊維が幅の広い筋状となって存在している筋状部分とでシート表面が構成されていることを特徴とする極細アクリル繊維シート状物、および、アクリロニトリル系ポリマー(A)とエステル系ポリマー(B)で構成される繊維であって繊維中のアクリロニトリル系ポリマーの比率が5〜60重量%である繊維から、アルカリによりエステル系ポリマー(B)を溶出した後にシート化することを特徴とする極細アクリル繊維シート状物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体アクリル繊維束の製造において擦過による繊維表面の損傷を防止または軽減可能な油剤組成物を提供する。
【解決手段】アクリル繊維を複数有するアクリル繊維束に、下記式(1)で示される化合物を40質量%以上90質量%以下含有する油剤組成物を付着させる。


(式(1)において、R1及びR2はそれぞれ独立して炭素数11〜17のアルキル基であり、A1及びA2はそれぞれ独立してエチレン基またはプロピレン基であり、m及びnはそれぞれ独立して1〜2である。) (もっと読む)


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