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国際特許分類[D01F6/18]の内容

国際特許分類[D01F6/18]に分類される特許

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【課題】
賦形性、特に糸形状への賦形性の高い耐炎ポリマーを含有する分散体を提供する。
【解決手段】
塩と耐炎ポリマーが分散媒中に分散されていることを特徴とする耐炎ポリマーを含有する分散体であって、耐炎ポリマーがアクリロニトリル系ポリマーを加熱処理することによって得られるものであり、分散媒が極性溶媒であり、そして、塩のカチオン種がアンモニウムイオンである。 (もっと読む)


【課題】高速度で引き取り、かつ紡糸直後に高延伸することにより、ポリアクリロニトリル系繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体を含む紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、その紡糸溶液の紡糸ドラフトを12〜100の範囲とするリアクリロニトリル系繊維の製造方法であり、ポリアクリロニトリル系重合体として、下記の式に代表される


化合物を共重合成分としてアクリロニトリルに共重合してなる共重合体が好ましく用いられる。 (もっと読む)


【課題】耐炎ポリマー含有分散体を経由した炭素繊維等の耐熱構造体を安定して製造する方法を提供する。すなわち、賦形部位に供給される耐炎ポリマー含有分散体の製造時間における物性が均質である耐炎ポリマー含有分散体の連続的製造方法を提供する。
【解決手段】耐炎前駆体ポリマー含有分散体中の耐炎前駆体ポリマーに酸化剤または酸化剤と還元剤を連続的に反応させ耐炎化処理を施すことを特徴とする耐炎ポリマー含有分散体の製造方法であり、耐炎化処理は静止型混合機を用いて連続的に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】
繊維を筒体に巻き上げ、長期保管しても巻締まりすることなく、かつ輸送時の振動においても破損しない筒体、細物繊維を大量に巻上げるのにも好適な筒体を提供する。また、巻き崩れ、巻き締まりが起こり難く、保存、輸送耐性に優れたアクリル系繊維パッケージを提供する。
【解決手段】
繊維巻取り用の筒体であって、4×10−5kg/dtexでアクリル系繊維をパッケージ状に巻きつけて、その状態で3日放置した場合の筒体中央部内径の最大変形率が0.1〜1%である筒体。 (もっと読む)


【課題】乾燥工程の収縮率を規制することで走行糸条の糸道安定化および単繊維間の接着を減少させ、単糸損傷の少ない炭素繊維製造用アクリル系繊維糸条を得る。
【解決手段】アクリル系重合体と溶媒とを含む紡糸原液を紡糸し、水洗によって脱溶媒して得た糸条を、糸条の水分率が100〜140重量%の範囲にある間に0〜3%の収縮を与え、ついで水分率が50〜100重量%の範囲にある間に0〜2%の収縮を与えることにより、水分率が50〜140重量%の範囲にある間での糸条の収縮率が0〜5%となるよう乾燥した後、更に水分率が実質的に0重量%となるまで乾燥する乾燥工程を経てアクリル系繊維糸条を得るに際し、乾燥工程における糸条1m当たりの乾燥工程張力の減衰率(%)が、糸条の水分率が80〜140重量%の範囲にある間は5〜8%、糸条の水分率が0〜80重量%の範囲にある間は0〜2%の範囲内になるよう収縮率を調整する。 (もっと読む)


【課題】乾湿式紡糸法での吐出糸条の単繊維切れ、絡まり等の発生を抑制することで、糸条走行速度の向上が可能となり、得られる繊維束を安定して高品位の製品を製造可能な、アクリル系繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】紡糸原液を、口金1から一旦空気中に押し出して凝固浴3中に下向きに進入せしめ、方向転換ガイド5で折り返して凝固浴外に引き出す乾湿式紡糸を行ってアクリル系繊維束を得るに際して、凝固浴中で下向きに走行し方向転換ガイドで折り返されて走行する間の糸条と凝固浴槽の槽壁との間に、前記糸条より20〜200mmの範囲で隔てて、仕切板を設置する、アクリル系繊維束の製造方法。又、吐出糸条より20〜200mmの範囲で隔てて、糸条を取り囲むように仕切板4を設置する、あるいは、糸条を挟むように仕切板を設置する、アクリル系繊維束の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体アクリル系糸条を製造する際に、隣接する糸条間同士の干渉、混繊を防止し工程通過性の優れた高品位で安価な炭素繊維を提供する。
【解決手段】アクリロニトリル系重合体を紡出し、膨潤状態にある膨潤糸条を乾燥緻密化する炭素繊維前駆体アクリル系糸条の製造方法において、水洗洗浄により脱溶剤された膨潤糸条が走行する経路の幅方向に設けられたスリット開口部より、流体を噴出させて糸条に集束性を付与し、膨潤糸条が走行する経路の両側に設けられた規制板によってその膨潤糸条の糸条幅を制御する糸条幅制御装置を設けることによって、均一なトウ形態を維持しながらトウの狭幅化が可能となる。規制板の間隔は導糸する糸条幅の30%〜60%の幅に設定することが望ましく、流体は水、油剤含有液状物、またはエアーであることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】20000フィラメント以上であっても、繊維束間での結晶構造の差が非常に小さいプレカーサーにより、安定した物性を発現する炭素繊維束を提供する。
【解決手段】フィラメント数が20000本以上のアクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維束であって、繊維長5cmに切断した後フィラメント数2000本程度毎に分割された繊維束のそれぞれについて行ったXRD測定において、2θが17°となる位置に検出されるポリアクリロニトリル(100)反射の半値幅の平均が0.65°以下であり、かつ該半値幅から算出される結晶サイズのバラつき具合を表すCV値が2.5以下である繊維束を用いる。このアクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維束は、アクリロニトリル系ポリマーを含む紡糸原液を、溶剤の濃度が60質量%を超えない紡浴中に吐出して、凝固糸とした後、沸水中で4.0倍を超えない倍率まで延伸することで製造できる。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維束の製造工程において、薬液を含浸させた前駆体繊維束から過剰の薬液を、薬液の飛散を伴うことなく、効果的に搾液し、単繊維間接着を低減することができるアクリロニトリル系前駆体繊維束の製造方法を提供する。
【解決手段】薬液槽に浸漬した薬液含浸繊維束をニップローラーに通した後、乾燥、および延伸してアクリロニトリル系繊維束を得るに際し、乾燥させる前の繊維束に、繊維束の走行方向に対する加圧流体の噴射角θを45°〜90°にして流体処理を施して繊維束を開繊させることを特徴とするアクリロニトリル系繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】4000ホールを越える孔密度が高い、さらには乾湿式紡糸における紡糸口金と凝固浴液との気相部が20mm未満の乾湿式紡糸において、紡糸口金に結露の発生をおさえ、後工程でのローラ巻き付き、延伸工程での毛羽、糸切れによる品質低下を改善して、全体として大幅に生産性を改善し品質に優れた炭素繊維前駆体繊維束を提供する。
【解決手段】
繊維形成性重合体が溶媒に溶解してなる紡糸原液を紡糸口金から吐出し、凝固浴に乾湿式紡糸して繊維を得るに際し、紡糸口金の吐出面と凝固浴との間に形成される気相部の気体を、吐出面を挟む2方向から交互に吸引することを特徴とする、繊維の製造方法。 (もっと読む)


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