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国際特許分類[D01F6/18]の内容

国際特許分類[D01F6/18]に分類される特許

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【課題】生産性や、組成設計の自由度が高く、高性能の炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維を製造するのに好適な炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法の提供。
【解決手段】カルボキシ基を含まないアクリロニトリル系重合体(A)と、カルボキシ基を含む重合体(B)とを、ブレンドして紡糸することを特徴とする炭素繊維前駆体アクリロニトリル系繊維の製造方法。前記重合体(B)は、カルボキシ基を含むモノマー単位を0.014質量%以上100質量%以下の割合で含有することが好ましい。前記重合体(B)と前記アクリロニトリル系重合体(A)との質量比((B)/(A))は0.0001以上2.3以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】優れた風合いと抗ピル性を有し、良好な品質および性能の繊維製品が得られる抗ピル性アクリル系繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリル単位94.0質量%以上と、ビニル系モノマー単位4.0〜5.8質量%、およびスルホン酸基含有ビニルモノマー単位0.2〜2.0質量%からなり、以下の5つの要件を満たすアクリル繊維。・単繊維繊度:0.3〜1.0dtex・引っ張り強度:1.8cN/dtex以上・結節強度:2.5cN/dtex以下・結節伸度:20%以下・繊維断面:(繊維断面周囲長)2 /(繊維断面積)=15〜30 (もっと読む)


【課題】欠点の少ない高品位な炭素繊維前駆体繊維束を、湿式紡糸法を用いて高生産性で製造することができる方法を提供する。
【解決手段】以下の(1)〜(3)の条件を満足する紡糸工程を有する炭素繊維前駆体繊維束の製造方法で製造する。(1)紡糸原液は、アクリロニトリル系重合体を濃度19〜25質量%の範囲でジメチルアセトアミドに溶解した溶液であり、前記アクリロニトリル系重合体は、95質量%以上のアクリロニトリル単位を含有し、極限粘度〔η〕が1.5〜2.5の範囲にある。(2)紡糸口金を介して、紡糸原液は濃度55〜69質量%、温度35〜43℃の範囲にあるジメチルアセトアミド水溶液中に吐出され、凝固糸となる。(3)得られる凝固糸の引き取り張力を60〜150mg/フィラメントの範囲内に制御する。 (もっと読む)


【課題】それ自体抗菌能を有し、抗菌剤を添加しなくても抗菌性を発現し得る抗菌性ナノファイバーを提供すること。
【解決手段】電子求引性基および/または電子求引性原子団を有するポリマーからなり、ポリマーの最小単位の25℃における結合エネルギーに対するポリマーの最小単位に含まれる電子求引性基および/または電子求引性原子団の25℃における結合エネルギーの比が0.13以上であり、平均繊維径が1nm以上1000nm未満である抗菌性ナノファイバー。 (もっと読む)


【課題】生産性に優れ、高品質の炭素繊維を安定して製造するために、トウ幅を狭めることに伴うトウ幅方向の厚み斑、トウ長手方向のトウ幅の斑を低減させた高品質な炭素繊維前駆体トウの製造方法を提供する。
【解決手段】炭素繊維前駆体トウの原料を紡糸・乾燥緻密化して得られたトウに対して、ガイドおよび溝付きロールによりトウ幅を狭める第1のトウ幅狭幅化工程、並びにエア流体を噴出する扁平矩形断面形状の交絡器によりトウに交絡を付与する第1の交絡付与工程を行い、更に第2のトウ幅狭幅化工程および第2の交絡付与工程を行う。その際に、それぞれの溝付きロールの溝形状および交絡器の扁平矩形断面形状は、所定の条件を満たしている。 (もっと読む)


【課題】自然な斑感とソフトでドライな風合いを有するアクリルフィラメント太細糸を提供する。
【解決手段】アクリル系ポリマーよりなるアクリルフィラメント糸であって、以下の(1)〜(3)の要件を備えたアクリルフィラメント太細糸。
(1)太繊度部と細繊度部が糸条長手方向に沿って交互に存在し、
(2)太繊度部と細繊度部の繊度比が1.5以上2.5以下で、
(3)太繊度部の平均長さ/細繊度部の平均長さで表される平均長さの比が3.0以上 (もっと読む)


【課題】
紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができるポリアクリロニトリル(PAN)系重合体を提供する。また、そのPAN系重合体を用いることにより、生産性を損なうことなく毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維前駆体繊維を製造する方法を提供するとともに、上記の高品位な炭素繊維前駆体繊維を用いた高品位な炭素繊維を焼成工程でも安定して製造することができる方法を提供する。
【解決手段】
アクリロニトリルを主成分とする重合体を含み、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)法で測定されるZ平均分子量(Mz)が80万〜600万で、多分散度(Mz/Mw)が3.0〜10.0である炭素繊維前駆体繊維製造用に好適なポリアクリロニトリル系重合体、並びに、それを用いた炭素繊維前駆体繊維の製造方法および炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができる炭素繊維前駆体繊維製造用に好適なポリアクリロニトリル系重合体組成物とその製造方法を提供する。
【解決手段】
2種以上のポリアクリロニトリル系重合体を含み、極限粘度が6〜20であるポリアクリロニトリル系重合体が全重合体に対して0.3〜30重量%混合されており、かつ、全重合体の極限粘度が1.0〜2.3であるポリアクリロニトリル系重合体組成物であって、そのポリアクリロニトリル系重合体組成物は、アクリロニトリルを主成分として含む単量体に重合開始剤を導入し重合させるに際し、重合開始剤が少なくとも2回に分割して計量導入され、重合開始剤の1回目の計量導入量とそれ以外の計量導入量の比(1回目の計量導入量/それ以外の計量導入量)を0.1以下とすることにより製造される。 (もっと読む)


【課題】アクリロニトリル系前駆体束の長手方向繊度変動率を抑制することで、炭素繊維の繊度バラツキを抑制する製造方法を提供する。
【解決手段】
アクリロニトリルを99モル%以上含む、フィラメント数4000〜12000、単繊維繊度3.0〜6.0デシテックスのアクリロニトリル系繊維束を0.10〜0.35MPaの加圧スチーム雰囲気下の予熱延伸工程に少なくとも1.0〜5.0秒間滞留させた後、実質的に連続する0.45〜0.70MPaの加圧スチーム雰囲気下の加熱延伸工程に少なくとも0.5〜2秒間滞留させることにより単繊維繊度0.5〜1.5デシテックスに延伸する実質的に無撚りの炭素繊維束製造用アクリロニトリル系前駆体繊維束の製造方法。 (もっと読む)


本発明の様々な実施形態は、改善された炭素繊維および炭素膜、ならびに炭素繊維および炭素膜を作製する方法を提供する。本明細書中に開示される炭素繊維および炭素膜は、通常、アクリロニトリル含有ポリマーから形成される。この炭素繊維および/または炭素膜は、アクリロニトリル含有ポリマー、ならびに炭素ナノチューブ、グラファイトシートまたはその両方を含む複合体からも形成することができる。本明細書中に記載される繊維および膜は、その繊維または膜に対する所望の用途に応じて、高強度、高弾性、高電気伝導率、高熱伝導度または光透過性のうちの1つ以上を示すように作られうる。
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