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国際特許分類[D01F6/18]の内容

国際特許分類[D01F6/18]に分類される特許

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【課題】乾湿式紡糸法にて紡糸するに際して、複雑な構造の紡糸装置を用いることなく、紡糸口金の吐出面と凝固浴の液面の間の気体層の雰囲気を均一に保ち、紡糸環境が変動しても表面が緻密で均質性の高いアクリロニトリル系前駆体繊維を製造できる方法の提供。
【解決手段】アクリロニトリルを90質量%以上含有するアクリロニトリル系重合体を溶剤に溶解し、重合体濃度を17〜25質量%とした紡糸原液を50〜80℃に保持する原液調製工程と、孔径0.02〜0.5mm、孔間ピッチ0.5〜3.5mmで配置された50〜500個の吐出孔を備えた紡糸口金から、吐出孔1個あたり0.2〜20g/時間で紡糸原液を吐出し、紡糸口金の吐出面から凝固浴の液面の距離が2〜25mmである気体層中を走行させた後、直ちに凝固浴温度0〜30℃、有機溶剤濃度70〜90質量%の凝固浴に導入する紡糸工程を有する、アクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の低コスト化のために、特定の分子量分布を有することで紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができる炭素繊維前駆体繊維製造用PAN系重合体を用い、かつ、紡糸口金からの吐出量を多くしても、分子量低下を抑制し、かつ、安定吐出でき、安定して炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】
Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比であるMz/Mwが2以上であるポリアクリロニトリル系重合体が溶媒に溶解されてなる紡糸溶液を、口金単孔当たりの重合体吐出量を0.65〜3mg/秒として口金孔から吐出して炭素繊維前駆体繊維を得るに際し、口金孔からの吐出時に紡糸溶液に印加する最大剪断速度を2000〜17000s−1とする炭素繊維前駆体繊維の製造方法、およびその方法で得られた炭素繊維前駆体繊維を用いた炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 糸切れの発生、紡出糸の品質斑を低減できる矩形紡糸パックおよび合成繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 多数のノズル孔を有する紡糸口金であって、ノズル孔が配置された長方形の領域に孔密度が前記長方形の領域の長手方向の中央部に対して長手方向の端部が低く配置されてなることを特徴とする矩形紡糸口金。 (もっと読む)


【課題】
高い張力あるいは延伸倍率の焼成条件下においても毛羽立ちや糸切れを抑制し、生産性を損なうことなく高品位・高品質な炭素繊維を製造することができる炭素繊維前駆体繊維を提供する。
【解決手段】
92〜95%の配向度を有する炭素繊維前駆体繊維であって、130℃において1.25g/dtexの荷重を加えたときの単繊維のクリープ速度が0.01〜0.1%/分である炭素繊維前駆体繊維と、その炭素繊維前駆体繊維を用いる炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】室温付近においても安定性に優れるアクリロニトリル系共重合体溶液、及び炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法を実現する。
【解決手段】共重合体単位質量当たりA当量のカルボキシル基を有するアクリロニトリル系共重合体、アミド系溶剤、および酢酸を含むアクリロニトリル系共重合体溶液であって、前記酢酸の量が0.3A〜3.0Amol/gである、アクリロニトリル系共重合体溶液。 (もっと読む)


【課題】
紡糸速度を高め、かつ、紡糸ドラフト率を高めることができるポリアクリロニトリル(PAN)系重合体を提供する。また、そのPAN系重合体を用いることにより、生産性を損なうことなく毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維前駆体繊維を製造する方法を提供するとともに、上記の高品位な炭素繊維前駆体繊維を用いた高品位な炭素繊維を焼成工程でも安定して製造することができる方法を提供する。
【解決手段】
Z+1平均分子量Mz+1と重量平均分子量Mwとの比であるMz+1/Mwが6以上であるポリアクリロニトリル系重合体が、濃度5〜30重量%で溶媒に溶解されてなるとともに、測定温度35℃、測定角速度0.05rad/sでの複素粘性率ηが30〜150Pa・sであり、測定温度35℃、測定角速度0.05rad/sでの貯蔵弾性率G’が0.1〜2Paである紡糸溶液を口金から吐出して炭素繊維前駆体繊維を得る炭素繊維前駆体繊維の製造方法、およびその方法で得られる前駆体繊維を焼成する炭素繊維束の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の低コスト化のために、特定の分子量分布を有することで紡糸速度を高めることができる炭素繊維前駆体繊維製造用PAN系重合体を用い、残存アクリロニトリル量の少なく、かつ、ゲルの生成を抑制した異物の少ない、安定して炭素繊維前駆体繊維を製造できる方法を提案する。
【解決手段】
アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からなる群より選ばれる少なくとも一種の酸単量体を共重合した重量平均分子量MwとZ平均分子量Mzとの比であるMz/Mwが2以上であるポリアクリロニトリル系重合体が溶媒に溶解してなるとともに、アクリロニトリルの含有比率が0.001〜0.1重量%であって、かつ、次の[a]〜[c]から選ばれる少なくとも一種の要件を満たす紡糸溶液を紡糸して凝固糸を得て後、水洗して炭素繊維前駆体繊維となす炭素繊維前駆体繊維の製造方法。
[a]ポリアクリロニトリル系重合体において、酸単量体に由来したカルボン酸基の水素イオンが、アンモニウムイオンおよびナトリウムイオンからなる群より選ばれる少なくとも1種のイオンにより含有カルボキシル基の0〜0.3等量置換される。
[b]紡糸溶液に、アルキル化剤を紡糸溶液の重量当たり0.01〜3重量%含む。
[c]紡糸溶液に、沸点が200℃以上である有機カルボン酸を紡糸溶液の重量当たり0.01〜3重量%含む。 (もっと読む)


【課題】引張強度が高い炭素繊維を得ることができる耐炎化繊維製造用プリカーサの製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリル系ポリマーの塩化亜鉛水溶液を紡糸原液として用いて湿式又は乾湿式紡糸し、次いで2〜4倍に延伸して得られるアクリロニトリル系粗プリカーサを、温度100〜150℃、テンション3〜7MPaで、3〜5倍にスチーム延伸することを特徴とする、水銀圧入法で測定される0.2〜1.6μmの積算細孔容積が0.03cm3/g以下である炭素繊維製造用プリカーサ2の製造方法。 (もっと読む)


【課題】紡糸口金の目詰まりを防止することにより断糸及び繊度斑を抑制し、高強度で高品位の炭素繊維が得られる炭素繊維前駆体の製造方法を提供する。
【解決手段】紡糸口金に形成された多数の吐出孔から凝固液中に紡糸原液を吐出させることにより、紡糸液に溶解しているポリマーを糸状に凝固させる炭素繊維前駆体の製造方法であって、吐出開始時に紡糸原液より塩濃度又は単量体濃度が低い希薄原液を紡糸口金から吐出させた後、前記希薄原液に連続して紡糸原液を吐出させる炭素繊維前駆体の製造方法。吐出開始時の希薄原液のポリマー濃度は、紡糸原液の1/10以下とすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】緻密性が高く、強度欠陥の少ないアクリル系プリカーサー及びその製造方法を提供する。
【解決手段】アクリル系繊維からなり、油剤を付与してなるプリカーサーであって、該プリカーサー中の総油剤付着量が0.3〜1.1質量%であり、ベンゼン−エタノールを用いたソックスレー抽出後のプリカーサー中の油剤付着量が0.1質量%以下であることを特徴とするアクリル系プリカーサー。 (もっと読む)


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