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国際特許分類[D01F6/18]の内容

国際特許分類[D01F6/18]に分類される特許

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【課題】
高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
以下の工程を含むことを特徴とする、炭素繊維の前駆体繊維の製造方法:(1)水溶性キシランの水溶液を調製する工程;(2)この水溶性キシランの水溶液にカーボンナノチューブを添加し、超音波を照射してカーボンナノチューブを分散させ、カーボンナノチューブ分散液を調製する工程;(3)このカーボンナノチューブ分散液とポリアクリロニトリル系ポリマーとロダン塩とを含む紡糸原液を調製する工程;(4)この紡糸原液から湿式又は乾湿式紡糸法によって凝固糸を得る工程;そして(5)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程。 (もっと読む)


【課題】複数の小トウを容易に1本に集束可能で焼成時に自然に元の小トウに分割可能な分割能を備え、生産性や品質に優れる炭素繊維を得るに好適な炭素繊維前駆体繊維束、優れた炭素繊維とその製造方法を提供する。
【解決手段】特定の製造方法で得られる、単繊維繊度0.7〜1.3dtex、小トウ単繊維数5〜15万、集合トウ総単繊維数10〜60万の炭素繊維前駆体繊維束であり、複数の小トウ間の交絡度が1m-1以下で、捲縮が付与されない実質的にストレートな繊維からなり、容器への収納時及び容器から引き出し焼成工程に導入する際に1本の集合トウの形態を保持し焼成工程にて同工程で発生する張力により複数の小トウに分割可能な幅方向の分割能を有す。この繊維束を耐炎化工程で発生する張力により小トウに分割しつつ焼成する炭素繊維の製法。この方法で製造されストランド強度4100Mpa以上の炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】
高引張強度かつ高引張弾性率の炭素繊維を製造することができる前駆体繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
以下の工程を含むことを特徴とする、炭素繊維の前駆体繊維の製造方法:
(1)ジメチルスルホキシドにカーボンナノチューブを添加し、超音波を照射してカーボンナノチューブを分散させ、カーボンナノチューブ分散液を調製する工程;
(2)このカーボンナノチューブ分散液とポリアクリロニトリル系ポリマーのジメチルスルホキシド溶液とを合わせて、紡糸原液を調製する工程;
(3)この紡糸原液を、紡糸口金を経て凝固浴中に吐出して、凝固糸を得る工程;そして
(4)この凝固糸を延伸して炭素繊維の前駆体繊維を得る工程。 (もっと読む)


【課題】
耐炎化工程中においても蓄熱による糸切れを防止しできる糸繋ぎ接合部および糸繋ぎ接合部を有する炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】
焼成工程通過中の前駆体繊維束の終端部と、次に焼成工程を通過させようとするボビンに巻き取られた前駆体繊維束の始端部ないしは接続媒体となる繊維束とを長手方向に相互に重ね合わせ接合されてなる糸繋ぎ接合部において、糸繋ぎ接合部は2つの繊維束が開繊されてなる放熱部と、放熱部の両端に繊維束の幅方向に複数の部分絡合をもつ絡合部を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来法と比べて高配向で、強度の優れたアクリル繊維を提供する。
【解決手段】重量平均分子量が30万〜400万のポリアクリロニトリル系ポリマーを島成分、エステル系ポリマーまたはビニルアルコール系ポリマーを海成分とし、島成分の直径が2μm〜300μmの範囲内であり、島成分が実質連続である海島複合繊維。島成分と海成分とが、重量比10/90〜80/20であることが好ましい。および、該繊維から、アルカリ溶液によってエステル系ポリマーまたはビニルアルコール系ポリマーからなる海成分を分解溶出し、得られる繊維を2倍以上延伸するポリアクリロニトリル系ポリマーからなる繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来法と比べて高配向で、強度の優れたアクリル繊維を提供する。
【解決手段】重量平均分子量が30万〜400万のポリアクリロニトリル系ポリマーを芯成分、易溶解性ポリマーを鞘成分とし、芯成分の直径が2μm〜300μmの範囲内である芯鞘複合繊維。易溶解性ポリマーがエステル系ポリマーであることが好ましい。また芯成分と鞘成分とが、重量比30/70〜95/5であることが好ましい。および、該繊維をアルカリ溶液によって処理して易溶解性ポリマーを分解溶出し、得られる繊維を2倍以上延伸するポリアクリロニトリル系ポリマーからなる繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
PAN系の炭素繊維前駆体繊維を乾湿式紡糸するに際し、生産性およびプロセス性を高めつつ、その製造エネルギーを減じ、高品質で高品位な、かつ、炭素繊維の製造工程においても通過安定性に優れた炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%以下の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、該紡糸溶液を凝固価が17〜40gである凝固浴条件の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、炭素ナノ繊維に係り、より具体的には、ピッチとポリアクリロニトリル(PAN)とを含むスキン−コア(skin−core)構造を有する炭素ナノ繊維、その製造方法、および炭素ナノ繊維を含む製品に関する。
【解決手段】本発明の炭素ナノ繊維は、1μm以下の直径および互いに異なる特性を有するPANとピッチがスキン層および/またはコア層を成して構成されているため、その成分構成が変わることにより炭素ナノ繊維の機能も多様になるという優れた効果がある。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維を製造する際のプロセス性を損なうことなく、生産性の向上に寄与する炭素繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】極限粘度が6以上であるポリアクリロニトリル系重合体からなる紡糸原液を口金から吐出し、凝固浴にて凝固し、全延伸倍率が20〜120の範囲で延伸を行ったポリアクリロニトリル系繊維を空気中で200〜300℃の温度範囲で耐炎化した後、300〜800℃の温度の不活性雰囲気中において予備炭化処理し、引き続き不活性雰囲気中で800〜2000℃の範囲の温度で炭化処理することを特徴とする炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】工程安定性、耐久性、洗浄効果が高い炭素繊維製造用前駆体繊維の水洗装置を提供する。
【解決手段】水槽と、前記水槽内に配設されたバスケットローター6と、前記バスケットローター6内にその軸芯8を一致させて挿入されたランナー10とからなる炭素繊維製造用前駆体繊維の水洗装置であって、前記バスケットローター6の肉厚Tが6.5〜15mmで、多数の水透過用孔を有し、前記ランナー10は外周面形状が山谷形状をなし、山の数が9〜10個であり、ランナー外径Gに対する山頂部近傍における円弧の曲率半径Rの比(R/G)が14.0〜20.0%であり、前記ランナー外径Gに対するローター・ランナー間クリアランスCの比(C/G)が1.0〜3.0%である炭素繊維製造用前駆体繊維の水洗装置。 (もっと読む)


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