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国際特許分類[D01F9/16]の内容

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【課題】セルロース、ヘミセルロース、リグニン、リグノセルロースなどを含む固形木質系原料を加熱溶解して紡糸する方法であっても、その可溶性(溶解性)を高め、且つ低沸点成分を除去後の木質系ピッチの熱安定性を高め、炭素繊維を製造する際の紡糸工程を安定して実施する。
【解決手段】セルロース、ヘミセルロース、リグニン、及びリグノセルロースから選択される少なくとも一種を含む固形木質系原料を、フェノール類と熱分解系重質油の存在下で加圧加熱して可溶化し、この可溶化物から低沸点成分を除去して得られる木質系ピッチを紡糸、不融化、及び炭化することで炭素繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】セルロース、ヘミセルロース、リグニン、リグノセルロースなどを含む固形木質系原料を加熱溶解して紡糸する方法であっても、その可溶性(溶解性)および木質系ピッチの熱安定性を高め、炭素繊維を製造する際の紡糸工程を安定して実施する。
【解決手段】セルロース、ヘミセルロース、リグニン、及びリグノセルロースから選択される少なくとも一種を含む固形木質系原料を、フェノール類及び水素供与性溶剤の存在下で加圧加熱して可溶化し、この可溶化物から低沸点成分を除去して得られる木質系ピッチを溶融紡糸、不融化、及び炭化することで炭素繊維を製造する。前記水素供与性溶剤は、例えば、テトラリンなどが望ましい。 (もっと読む)


【課題】植物系天然素材を炭化して優れた防火耐火断熱性能を持つ材料を提供する。
【解決手段】処理溶液として、株式会社JERICOの防火薬剤ARTEX(アルテックス)MFの水溶液(濃度12重量%)を用意した。また、植物系天然素材として、綿、木、もみがら、稲わら、麻、パームヤシ、かやを用意した。各素材につき、各処理溶液に十分含浸させたあと、24時間自然乾燥するか70℃で3時間の強制乾燥を行い、サンプルを作製した。各サンプルを窒素ガス(5リットル/分、封入)雰囲気下、電気炉中、270℃で10分加熱することにより炭化を行った。こうして得られた材料は、優れた防火耐火性能を有していた。 (もっと読む)


【課題】安定化工程の効果を一層高めることができるライオセル系炭素繊維および炭素織物の製造方法を提供する。
【解決手段】ライオセル繊維またはライオセル織物をシリコーン系高分子を含む溶液、および難燃性塩を含む水溶液に浸漬処理する前処理工程、安定化工程、炭化工程および黒鉛化工程を含んでなる炭素繊維および炭素織物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】環境親和的、かつ低コストの天然高分子である澱粉を利用して多孔性炭素繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】多孔性炭素繊維の製造方法は、澱粉を加工してゲル化された澱粉溶液を製造する段階と、前記澱粉溶液に有機酸を添加して有機酸添加の澱粉溶液を製造する段階と、炭素ナノチューブを溶媒にて溶解させた後、繊維成形性高分子を添加して炭素ナノチューブ・繊維成形性高分子含有溶液を製造する段階と、前記澱粉溶液と、前記炭素ナノチューブ・繊維成形性高分子含有溶液をさらに混合して、炭素ナノチューブ・澱粉・繊維成形性高分子含有溶液を製造する段階と、前記炭素ナノチューブ・澱粉・繊維成形性高分子含有溶液を電気紡糸法又は湿式紡糸法によって澱粉複合繊維を製造する段階、及び前記澱粉複合繊維を酸化熱処理した後、炭化処理と、真空熱処理する段階によって多孔性炭素繊維を製造する。 (もっと読む)


【課題】 高品質な炭化綿を量産することができる炭化綿製造装置を提供する。
【解決手段】 炭化炉2と、炭化炉2内に長尺布巾状の木綿3を搬送する搬送部4と、炭化炉2内に搬送された木綿3に、加熱水蒸気を透過させる水蒸気供給部5と、加熱水蒸気を排気する水蒸気排気部6と、木綿に水を供給し冷却する冷却部7と、各部を制御する制御部9とを備え、搬送部4は、木綿3を炭化炉2の全長に亘って搬送する第1の搬送部21と、第1の搬送部21の搬送方向と反対の搬送方向に折返し搬送する第2の搬送部22とを有し、第1及び第2の搬送部21、22は、加熱水蒸気を透過するとともに、木綿3を水蒸気供給部5からの加熱水蒸気が供給される方向に対し、所定の角度傾斜する方向に搬送する。 (もっと読む)


【課題】臭気吸着性、絶縁性、耐熱性等に優れ、また機械的強度に優れた炭素化布帛を比較的容易にかつ経済的に製造することのできる炭素化布帛の製造方法を提供する。
【解決手段】セルロース系繊維を主成分とする原料布帛を、非酸化雰囲気下で加熱して炭化する工程を含む炭素化布帛の製造方法において、前記炭化工程の前工程として、前記原料布帛に一定の割合で多糖類、デンプン等からなる繊維素を均一に付加する炭素化布帛の製造方法。この方法では、単位面積当たりの炭素量が多い炭素化布帛を容易に製造することができる。また、この方法で製造した炭素化布帛は、十分な引張強度や曲げ強度を有することに加え、電磁波防止、脱臭性能などの機能を有する。 (もっと読む)


【課題】
単繊維の直径が極めて小さいのみでなく、単繊維繊度の均一性にもきわめて優れた極細炭素繊維マルチフィラメントおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】
セルロースを主体とするフィラメントを炭化処理して得られる連続マルチフィラメントであって、前記連続マルチフィラメントの単繊維直径の平均値が100〜4000nmであり、単繊維直径の繊度CV%が0.1〜10%であることを特徴とする極細炭素繊維フィラメント。 (もっと読む)


(i)少なくとも1種のセルロースエステルを溶媒に溶解させて溶液をつくる工程、(ii)該溶液を乾式/湿式紡糸して中空繊維をつくる工程、(iii)該中空繊維をアルコールの存在下、塩基または酸で脱エステル化する工程、(iv)必要に応じて、該繊維を乾燥させる工程、(v)該繊維を炭化する工程、(vi)炭化繊維を集めて炭素中空糸膜をつくる工程を含む、炭素中空糸膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】産業上の大きな需要が見込まれる中空炭素繊維を安価に提供する。
【解決手段】中空炭素繊維は、外周にハロゲンが豊富に含まれる有機繊維を酸素遮断雰囲気中で焼成して得られる。有機繊維として、ポリビニルアルコール繊維、アクリル繊維、セルロース繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリオレフィン繊維、エチレン−ビニルアルコール共重合体繊維、およびポリビニルアルコールと前記各繊維のポリマーとからなるブレンドポリマーから選ばれるポリマー繊維が利用できる。 (もっと読む)


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