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国際特許分類[D21C11/00]の内容

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【課題】クラフトパルプ製造の苛性化工程において、石灰泥ケーキ含水率の大幅な低減が得られる石灰泥脱水促進剤を提供する。
【解決手段】炭素数3〜7のアルキル基またはアルケニル基、エチレンオキサイド付加モル数が0〜30、プロピレンオキサイド付加モル数が1〜50で表される特定のポリオキシアルキレンアルキル(またはアルケニル)エーテルを有効成分として含有することを特徴とする、石灰泥脱水促進剤。 (もっと読む)


【課題】製紙用の填料又は塗工用顔料として必要な特性を備えた再生粒子を、安定して得ることができる再生粒子の製造方法とする。
【解決手段】脱水後の被処理物10を乾燥する手段60と、この乾燥後に熱処理する第1の熱処理手段42と、この熱処理温度を超える温度で更に熱処理する第2の熱処理手段14と、この熱処理温度を超える温度で更に熱処理する第3の熱処理手段32とで被処理物10を熱処理し、第1の熱処理手段42及び第2の熱処理手段14を外熱式とし、第3の熱処理手段32を内熱式とする。 (もっと読む)


【課題】製紙・紙パルプ製造業から排出されるアルカリ性の黒液からリグニンやアルカリ成分を効率的に分取するとともに、分離後の水を浄化水となす方法を提供する。
【解決手段】黒液に酸を加えてpHを2.5〜3.5になるまで調整し、凝集剤を加え、黒液中に含まれるリグニンを沈降させて、リグニンと上水に分離するとともに、分離後の上水にオゾンガスを、好ましくはマイクロバブルとして接触反応させることにより、上水を浄化する。 (もっと読む)


【課題】 針状軽質炭酸カルシウムを製造するに当たり、複雑な合成条件や操作を必要とせず、容易でかつ相対的に幅広い合成条件のもとで、粉砕性に優れる塗工紙用顔料とし好適な針状軽質炭酸カルシウムの製造方法を提供する。
【解決手段】 石灰石を焼成することにより生石灰を得る工程(A)、該生石灰を湿式消化することにより消石灰スラリーを得る工程(B)、該消石灰スラリーに二酸化炭素含有ガスを吹き込み、炭酸化反応させる工程(C)とを含む塗工紙用の針状軽質炭酸カルシウムの製造方法であって、工程(A)で得た生石灰が焼け残り分としての二酸化炭素含有率が1.5%以下であり、(B)工程で得た消石灰スラリーの濃度が10〜20質量%であり、(C)工程で吹き込む二酸化炭素含有ガスがパルプ製造工程で発生するキルンの排ガスであり、かつ炭酸化反応の反応開始温度が20℃未満であることを特徴とする。 (もっと読む)


化学的パルプ処理施設の装置、容器および/または配管における金属表面および他の表面へのカルシウム塩スケールの生成、沈着、および付着を阻害する方法を開示する。前記方法は、スケール阻害に有効な量の組成物を、化学パルプ化法の蒸解釜内のアルカリ性水性混合物に加える段階を含む。前記組成物は、少なくとも1つのホスホネート成分(I)、および少なくとも1つのカルボキシル化フルクタン化合物からなる少なくとも1つの成分(II)からなる。 (もっと読む)


リグノセルロースから成形セルロース材料を製造するためのプロセスが開示されており、溶解グレードパルプが、繊維、薄膜及びセルロース誘導体を含む新たなセルロース構造の成形に適した溶液を形成するアルカリ水和物又は酸性溶媒系で製造且つ溶解される。使用済みのセルロース溶解又はセルロース成形化学物質の少なくとも一部が、パルプ製造機の化学物質回収サイクルの1又はそれ以上のユニット工程で回収される。 (もっと読む)


【課題】蒸解缶で繊維材料を処理するために使用される白液または白液と他の液体との混合物を加熱するために、黒液からの熱を利用するための改善された代替方法を提供することである。
【解決手段】 化学パルプ工場の蒸解缶システムで使用される白液または白液と他の液体の混合物を加熱するための方法において、
a)黒液を蒸解缶システムで生成させ、
b)黒液の水蒸気を蒸解缶から引き出し、
c)引き出された黒液をフラッシュして、フラッシュされた黒液とフラッシュ蒸気を発生させ、
d)フラッシュ蒸気を、少なくとも1つの熱交換器において白液とおよび/または白液と他の液体の混合物と間接的な熱交換接触をするように通過させて、蒸解缶システムで使用される白液および/または混合物を加熱し、そして
e)工程c)からのフラッシュされた黒液をさらなる熱回収または蒸発に導くようにしたことを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】化学パルプ工場の蒸解缶プラントの黒液からスチームを発生させるための方法を提供する。
【解決手段】a)黒液を蒸解缶システムで生成し、b)黒液の第一流を蒸解缶から抽出し4、これを、加熱媒体としての新鮮なスチームを使用して蒸発に付し6、蒸発に付された後の黒液の乾燥固体濃度を増加させ、c)蒸発で得られたスチーム11を蒸解缶での繊維材の加熱に使用し、d)蒸解缶から抽出された黒液の第二流をフラッシュして15、フラッシュされた黒液とフラッシュ蒸気とを生成させ、フラッシュ蒸気を少なくとも一種の熱交換器、好ましくは再沸器17に導入し、クリーンな蒸発可能の液と間接的に熱交換させ、クリーンなスチームを製造し、e)クリーンなスチームをチップのスチーム処理に使用し2、およびf)フラッシュされた黒液をさらに蒸発工程に導く18を含むことを特徴とするスチームの発生方法。 (もっと読む)


本発明は、黒液回収ボイラの停止中に、黒液回収ボイラの炉床を、緑液を取り除いて空にするための方法に関する。空にすることは、緑液が依然として緑液吐出口に流れている間に開始されてもよい。床は、緑液エダクタによって炉から緑液を吸引することによって空になる。また、本発明は、吸引によって、黒液回収ボイラの炉から緑液および洗浄水を除去するための装置にも関する。陰圧は、加圧ガスをエダクタの吸引管内に導くことによって生成され、予熱された加圧ガスが緑液および洗浄水の排出方向に排出されるようにする。 (もっと読む)


【課題】 パルプ漂白シーケンスの初段の酸素漂白段(酸素脱リグニン段)やアルカリ抽出段等におけるアルカリ源として幅広く使用することができ、かつ該漂白段からの洗浄濾液をクラフト法蒸解工程のパルプ洗浄機における洗浄液として循環利用し、該パルプ洗浄機からの黒液として再生処理して白液(白水)として回収することが可能である、高漂白性の酸化白液とその製造方法を提供する。
【解決手段】 クラフト蒸解に用いられる白液又は酸化白液を過酸化物を用いて酸化処理することにより、チオ硫酸イオンに由来する硫黄原子量が全硫黄原子量に対して25%以下(モル比)である酸化白液を調製すること特徴とする、パルプ漂白段におけるアルカリ源用の酸化白液の製造方法。前記過酸化物のうちの少なくとも一つは過酸化水素であり、前記白液又は酸化白液は、クラフト法蒸解工程における黒液から再生された白液又は該白液を酸素酸化して得られる酸化白液よりなることができる。 (もっと読む)


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