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国際特許分類[D21F1/10]の内容

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機械に直交する方向(CD)の横糸の上層と底層とを有する、抄紙機の形成部で使用可能な、抄紙機の布に関する。上部(形成)層及び底部(摩耗側)層は、多層布を形成するため一緒に織られている。CDパッキング糸は、隣接する摩耗側横糸の間に挿入される。パッキング糸は、通気性を大きく損なったり又は布の厚さを増大させたりすることなく、織物の摩耗側の隙間容積を減少させる。パッキング糸を設けることにより、布のCD安定性と継目強度とを増し、且つ摩耗側横糸の横の動きを減少させる。
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【課題】 表面性、耐摩耗性、剛性、走行安定性に優れた工業用二層織物を提供する。
【解決手段】 本発明は、上面側緯糸と織り合わされる上面側経糸と、下面側緯糸と織り合わされる下面側経糸とが上下に配置して経糸の組を形成し、そのうちの少なくとも1組以上が、上面側緯糸と下面側緯糸の両方と織り合わされ上面側表面組織と下面側表面組織の一部を形成する経地糸接結糸から構成された接結経糸の組である二層織物において、経地糸接結糸と下面側経糸とが下面側緯糸と織り合わせて形成する下面側表面の経組織が3種類の異なる経組織からなり、緯組織は下面側緯糸が隣接する2本の経糸の上側を通り、次いで複数本の経糸の下側を通って下面側表面にロングクリンプを形成する組織であることを特徴とする工業用二層織物である。 (もっと読む)


【課題】 崇高な不織布やマークを賦した紙等の製造に適した凹凸表面を有する工業用単層織物を提供する。
【解決手段】 経糸、緯糸、そして緯糸よりも線径の細い補助緯糸から構成された工業用単層織物であって、上面側表面が、2ないし4種類のナックルによって構成されており、且つ上面側表面が合計数の異なる緯糸及び補助緯糸の上を通って形成されたナックルからなる1または複数種類の経糸の完全組織により織物の完全組織が構成されたものであって、下面側表面が、経糸が1本の緯糸、又は連続する1本の緯糸と1ないし4本の補助緯糸の下側を通る1ないし複数種類の下面側ナックルによって構成されており、且つ全ての緯糸が1本の経糸の上側、下側を交互に通って上面側表面、下面側表面に平織組織を形成していることを特徴とする凹凸表面を形成する工業用単層織物である。 (もっと読む)


【課題】 走行安定性、表面性、耐摩耗性に優れた工業用織物を提供する。
【解決手段】 8本の上層面側経糸と8本の下層面側経糸を上下に配置し、そのうちの少なくとも1本を経地糸接結糸とした、工業用二層織物であって、上層面側層は、経糸が1本の上層面側緯糸の上側を通り、次に連続する4本の上層面側緯糸の下側を通り、次に1本の上層面側緯糸の上側を通った後、2本の上層面側緯糸の下側を通る組織の繰り返しであり、さらに上層面側緯糸が3本の上層面側経糸の上側を通り、次に1本の上層面側経糸の下側を通って上層面側に経糸3本分の緯糸ロングクリンプを形成する組織であることを特徴とする工業用二層織物である。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性、表面性、剛性、走行安定性に優れた経地糸接結糸を用いた工業用二層織物を提供する。
【解決手段】 上面側緯糸と織り合わされる上面側経糸と、下面側緯糸と織り合わされる下面側経糸とが上下に配置して経糸の組を形成し、そのうちの少なくとも1組以上が、上面側緯糸と下面側緯糸の両方と織り合わされ上面側表面組織と下面側表面組織の一部を形成する経地糸接結糸から構成された接結経糸の組である二層織物において、経地糸接結糸と下面側経糸とがそれぞれ下面側緯糸と織り合わせて形成する下面側表面の経組織が2種類の異なる経組織であり、緯組織は下面側緯糸が隣接する2本の経糸の上側を通り、次いで複数本の経糸の下側を通って下面側表面にロングクリンプを形成する組織であることを特徴とする工業用二層織物である。 (もっと読む)


抄紙機の布は、縦糸の結合ヤーンで共に結合された織り交ぜられた機械方向(MD)のヤーン及び機械を横切る方向(CD)のヤーンの上部層及び下部層を有する。少なくともいくつかのCDヤーンは、熱処理(MDの張力下での焼きなまし)した後に室温に戻した際に強力な収縮力を生じる材料からなる。これらのCDヤーンは、布が荷重下におかれ且つ端部の巻き上がりを典型的に生じる上記の強力な収縮力が発生する張力を埋め合わせるように、配置される。これらのCDの例示的な材料は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)である。
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【課題】布の表面における均一性、シート繊維の支持、及び布の安定性に斯かる問題に対する解決法を提供する。
【解決手段】
本発明による抄紙機用布は、機械を横切る方向(CD)のヤーンの第1及び第2系と交互に織り交ぜられた機械方向(MD)のヤーンの第1及び第2層を有する。第1系は、第1CDヤーン及び第2CDヤーンからなる一方、第2系は、第3CDヤーン、第4CDヤーン及び第5CDヤーンからなる。第1CDヤーン及び第2CDヤーンは、第1層の各MDヤーンを織成し第1層と第2層との間を横切るように組み合わせるヤーンの接結ペアを形成する。第4CDヤーンは、第1層の各MDヤーンを織成する。第5CDヤーンは、第2層のMDヤーンの少なくとも1つと織成する。第3CDヤーンは、第4CDヤーンと第5CDヤーンとの間に配置される。第3CDヤーン、第4CDヤーン及び第5CDヤーンは、縦に積層される。 (もっと読む)


【課題】線径の均一性および耐加水分解性が良好で、各種工業用織物の構成素材として好適なポリエステル繊維、特にポリエステルモノフィラメントを提供する。
【解決手段】有機チタン化合物の加水分解物であるチタン化合物(二酸化チタン粒子を除く)を主たる重縮合反応触媒とし、かつ二酸化チタン粒子を含有するポリエステル繊維であって、チタン化合物由来のチタン残渣をチタン原子換算で1.0〜100ppm、リン残渣をリン原子換算で0.1〜200ppmそれぞれ含有し、モル比率Ti/Pが0.1〜20であると共に、さらにチタンおよびリン以外の金属原子(M)を金属原子換算で0.1〜300ppm含有し、モル比率M/Pが0.05〜2.0であるポリエステル繊維。 (もっと読む)


製紙業者用の経縫合式多層織物は、1組のボトム側経糸と、1組のボトム側緯糸と、1組のトップ側緯糸と、1組の縫合経糸とを有している。ボトム側経糸は、ボトム側緯糸と織り合わされている。縫合経糸は、ボトム側緯糸及びトップ側緯糸の双方と織り合わされていると共に、対になっている縫合経糸のうちの第1経糸がトップ側織物層で織り合わされる個所で、対の縫合経糸のうちの第2経糸がトップ側織物層の下方に下がって1本以上のボトム側緯糸と織り合わされ、前記トップ側織物層及び前記ボトム側織物層を互いに結合するように、織り合わされている。縫合経糸対の第1縫合経糸は、前記ボトム側経糸のうちの1本の第1側で織り合わされるのに対し、該縫合経糸対の第2縫合経糸は前記ボトム側経糸のうちの前記1本の第2側で織り合わされていてもよい。各縫合経糸対は、ボトム側経糸の上に実質的に積み重ねられていてもよい。織物は更に、トップ側織物層においてトップ側緯糸と織り合わされる1組のトップ側経糸を含んでいる。前記1組のトップ側経糸は第1整経ビームから離れて織り合わされ、前記1組のボトム側経糸は第2整経ビームから離れて織り合わされ、前記1組の縫合経糸は第3整経ビームから離れて織り合わされている。
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抄紙機の形成部に使用し得る抄紙機用布であって、この布は、機械方向(MD)のヤーンのセットと織り交ぜられた機械を横切る方向(CD)のヤーンの第1層及び第2層を有する。各セットは、MDヤーンの4つのペアを有し、各ペアは、第1のMDヤーン及び第2のMDヤーンを有する。第1及び第2のMDヤーンのそれぞれは、それらの間を横切り、且つCDヤーンの第1及び第2層の両方と織成する。MDにおいて、各ペアは、第1層において4つのシェド輪郭(shed contour)を、第2層において、2つのシェド輪郭をそれぞれ効果的に生じさせる。各ペアは、MDヤーンの4つのペアが組み合わさって第1層のCDに4つのシェド輪郭を効果的に生じさせるように、CDに移動される。
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